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不妊治療と仕事の両立をサポートする制度について。

不妊治療を支援する制度を導入している会社があります。

制度の内容を見てみると、不妊治療をしている人にとても寄り添った内容になっています。例えば、

不妊治療をしている社員全員が年次休暇とは別で月2回まで有休取得可能な制度や、不妊治療を目的とした休暇制度

不妊治療などを理由に退職した社員の再雇用(出戻り)制度勤務時間に専門家に妊活相談ができる制度(パートナーも同席OK)、また助成金制度など

不妊治療をしている人が希望することを体現している制度ばかり。

私の前職の会社は、社員の希望に応じて柔軟に対応してくれる会社でした。

例えば、私の場合は結婚後旦那側の社宅へ引っ越したため、通勤時間が1時間半になりました。(しかも地方勤務なので、電車も1時間に1本しかない笑)

当時、リモートワークは試験導入の段階だったため利用できる時間が決まっていましたが、不妊治療のことも含めて上司に相談すると、

・フルリモートOK

・自宅近くのレンタカー店と契約、社用車として利用OK

・担当顧客を自宅近くに変えてもらい、直行直帰しやすいよう調整

といった対応をすぐにしてもらいました。

とてもありがたかったし、結果を出して恩を返したいと仕事のモチベーションにもつながりました。

中小企業は制度として導入するには時間がかかると思いますし、経営者的にも「大手はできても、うちはそんな余裕ない」という企業も少なくありません。

ただ、制度として存在しなくても、社員一人ひとりの問題に対して一緒に解決しようとする姿勢が大切だと思います。

それが結果的に帰属意識を高め、会社の利益、成長につながると私は思います。

私も自分のためにそこまで考えて実行してくれる会社のこと、今でもめちゃくちゃ好きですもん!!!

BtoCの会社は、会社のイメージアップは売り上げUPに直結するといっても過言ではありません。

特に女性はおしゃべりなので自分の身に起こったことはいろんな人に話します。(先日カフェで5時間ぶっ通しでしゃべりました笑)

ネット社会の昨今、口コミで顧客が増えたという話しはよく聞きますし、会社のイメージが良くなることで、採用においても優秀な人材の獲得にもつながります。

不妊治療をしている社員を応援することによって、会社にとってプラスになることをもっと広めていきたいなと思います^^

不妊治療と仕事の両立をサポートするために大切なことが何かを考えた時に、私は制度の充実ではなく、一人ひとりに寄り添った柔軟な対応だと思っています。

もちろん、制度が充実していることに越したことはありませんが、現実的に考えると不妊治療に関する制度をすぐに導入できる企業はまだまだ少ないです。

すぐにできるという意味でも、相談にきた社員に寄り添ってくれる企業が増えてくれることを切に願っています。

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