優しいお母さんを見るとモヤモヤしていた。
今、カフェの隣の席に、小さな我が子に優しく語りかけるお母さんがいる。
泣けてきた。
私は子どもに優しく語りかけることが出来なかったんだもの。
子どもが小さいころ、どうして自分の子にそんな優しい言葉をかけられるのか、私には分からない、私には出来ない、と周りの母を見て感じていた。
私はおかしい。私がおかしい。でも、そこを掘り下げることも、学びを掴みに行くこともしなかった。考えることから逃げた。
それどころではなかった。その頃の私。余裕が無さすぎた。自分が嫌いすぎた。何も