時はすぎる。

私の小学生時代の唯一こころを通わせれた友人のはなし。彼女はとにかく体の大きい人で、小4からビールで髪を染め腰の辺りまである長さの髪の毛をツインテールにしたりポニーテールにしたりして、とてもおしゃれが大好きな人でした。

彼女はとても器用な人で絵もゲームもエレクトーンだって独学で両手弾き。運動神経なんてその辺のガリガリ女子より素早く動けていました。

私の憧れる女性の一番さいしょは彼女だったかもしれません。

少し一般の小学生とかけ離れている彼女はよく、いじめられていました。
女子全員から無視、机にイタズラ書き、デブ、ブタ、チャガメ、、、

それでも彼女はただただ淡々と過ごしていました。
私は気になって彼女に「辛くないの?」と聞きました。

『時はすぎる。』

もうこの歳から何かを悟っている!と、改めて彼女の虜になりました。


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