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ミニマリストが推しに会う服を買いに行く旅②

▼の後日です
https://note.com/shi00riiii/n/n05874dbbc0c5

あれから、推しに会う服選びの旅は迷走を極めた。
会う一週間前になり、これだ!と思った骨格に合ったものをひとつ買った。

普段の自分からすると大きな一歩のデザインだが、着てみると一歩どころか1ミリ進んだか進まないかの程度で、印象は普段と変わらなかった。
つまり、違いがわからないのだ。

100枚と101枚の紙の束を左右に置いて、どちらが多いかと問われるのと同じくらいわからない。

そんな違いじゃ納得できない。

何故こんなにも変化を求めるのかというと、私の推しは高校生設定であり、服装で歳を近づけたいのである。
コンテンツ上では私は彼らと同い年で同じ学校に通う設定。
でもリアルじゃ私はアラサー。
こんなアラサーが高校生に熱を上げるのはなんだか申し訳ない。

だがコンテンツ上では、確かに彼らと同じ学校に通い、同じ時間を生きた感覚があった。
当日もその世界観に浸りたい。

だから、当日だけはピチピチのJKになることを決意した。ピチピチのJKだ。誰がなんと言おうと俺は!ピチピチの!JKだ!!!!!

ということで、今まで落ち着きすぎて無縁だった若めのファッションで新たな自分を開拓してみたいのである。
もはや感覚はコスプレに近い。

ゆめかわ、地雷系、お姉系と未開拓のあらゆるジャンルを調べ上げた。
わからなすぎて、むしろ制服にしようかとも思った。JKだし。

誰もがアラサーの制服に引くと思うが大丈夫、私も引いてる。

ちなみに、推しに会う服のことを参戦服と呼ぶらしい。
参戦する服とはよく言ったものだ。

参戦と言えば、いつぞやのスマブラに参戦するしずえさんが衝撃的でよく覚えている。
私もしずえさんのごとく参戦する気持ちだ。
これで推しに会いに行く気持ちの準備は整った。

なお、参戦服は未だ見つかっていない。

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今回は作ったものを紹介するつもりが、推し服選びの旅がまさかの第二弾が書けるほど難航するとは思わなかった。
実はこの日のために樹脂粘土でスイーツのアクセサリーも作ったのだが、それに合わせられる服が限られるのもあり難航してるまである。

今回はミニマリスト要素が全然ないじゃないか!と脳内のミニマリスト過激派が怒鳴ってきたが、冒頭で買った服がまだきれいなのでリサイクルショップ行きにしたので許してほしい。


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