何故SNSに写真を載せるのか
毎日写真を撮って何になるの?SNSに写真投稿し続けて何になるの?
と結構プライベートで知り合いに聞かれる。
自分自身明確な回答は持ち合わせていないから毎回「意味なんて無い」と返しているが、
自分としては写真を撮るという行為自体は好きだし、写真をSNSに投稿することは写真を供養することだと思っていて、撮った写真の出来栄えが良いか悪いかは置いておいて誰かに見て貰えないと写真は生を宿さないという話を尊敬する写真撮りの方が発言されており、ルーティンとしてアップするようにしている。
ちなみに名前は出さないが自分が尊敬しているその写真撮りの方はおそらく毎日写真を撮っているしおそらく毎日なにかしらのSNSに写真を投稿している。上手い人がそれを徹底して行なっているのだから自分はその人との差は一生縮まらない。
もうひとつの理由としてはトレーニングに近いかなと思っている。筋トレガチ勢は毎日と言わないまでも週に数回はジムに行っているし、ギタリストだってほぼ毎日ギターを触っているわけだから写真を嗜む人間はカメラを毎日持って毎日写真を撮った方が良いしその写真を現像ソフトで毎日編集した方が上達に繋がると思う。
それがSNSに写真を投稿するきっかけに繋がるのかなと思っている。写真のストックが無ければ写真を必然的に撮りに行くしその後写真の現像もすることになるだろう。
なんせカメラはスキルが無くてもある程度カメラ任せで綺麗に撮れてしまう、いわゆる鍛錬の成果が見えづらい嗜みなのでむしろ毎日写真を撮って編集した方が何か気づきが生まれるのではと思っている。
とか偉そうな事を言いつつ自分の腕は1mmも上達していない…
話は変わるが他人にとっては意味の無い、意味の感じられない「無」の行為が、継続することによって意味のある「有」に成り得るケースも有る。
カメラを始めて、定期的に写真を投稿することによって、SNSで趣味や価値観が一致する人と沢山繋がる事が出来たし、沢山の方とリアルで逢うことが出来た。
現在は法人企業から撮影の仕事も頂けるようになったが最初の数年は細かなPR案件のような引き合いばかりだったしそもそも何事も継続しないと何も始まらないし外部に情報を発信し続けないと誰にも気づいて貰えないということを痛感した。
ここ数年はいいねの伸びやフォロワー数に一喜一憂されることなくSNSと付き合えている。
そもそも映える写真は載せないのでいわゆるバズりも起きないし淡々と写真の供養とトレーニングのために写真を投稿したいと思う。
(もちろん写真に対してコメントやフィードバックを貰えることはとっても嬉しい)
何故SNSに写真を載せるのか、それは人によって理由はそれぞれだと思う。どの理由が正しいか間違ってるかなんて誰にも決められないし決めなくて良い。
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