AIに悪意が無くても人類は破滅する説(パート2️⃣)

2つ目に話したいのはSNSやNetflixが示唆する可能性だ。

インスタグラムやX(旧Twitter)やTiktokなどのSNSはアプリ内でユーザが過ごす時間をどれだけ増やせるかに重きを置いている。これはユーザが長くアプリ内で過ごすほど、広告が沢山表示できるからだろう。

またNetflixはサブスクでお金を集めることにより、色んなジャンルの映画やドラマを莫大な制作費を使って作れるようになっている。

SNSとNetflixに共通することは、ユーザが楽しめるコンテンツを沢山作ることで利益を伸ばせる(または維持できる)ということだ。

生成系AIの進化により、とても素晴らしい画像やコンテンツが一瞬で作れるようになってきている。

しかしこのまま進化し続けたらどうなるのだろうか。
エンタメを提供するプラットフォームは、利益を伸ばすためにどんどんAIの作ったコンテンツやAIツールをクリエーターに提供してコンテンツを量産し続けるだろう。

このスパイラルが行き着く先はエンタメ中毒により多くの人が次の世代(子供)を生み出せない人類の誕生ではないだろうか?

特にAIに仕事が奪われる時代においてはベーシックインカム(もしくは生活保護)がある可能性が高く、仕事が無くてもNetflixなどにお金を払える為、今まで以上の人が暇つぶしの為にエンタメを見続けて中毒になるのではないだろうか。

私も毎週ワンピースや呪術廻戦の連載を楽しみにしているが、もしそのようなレベルのコンテンツが常に溢れている状態になった場合、果たしてどれほどの人が結婚して子育てをしようと思うか疑問である。

つまり、こうなると100年も経てば人類は破滅に向かうのかもしれない。

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