本当の意味のスピリチュアルジャーニーって?
突然ですが、あなたはスピリチュアル好きですか?
きっとこの記事を開いたという事は、少なくともスピ好きな方なんじゃないかな〜と思います。
さて、今でこそスピリチュアルは流行にまでなり、瞑想やクリスタル、ヨガにワンネスやセージなどの言葉も世間でよく見かける様になりましたね。
昔はスピリチュアルって何だか怪しいものとして認識されていたし、むしろこんな記事を書いている自分こそがしていた(汗)そんな存在だったけど、アセンションの時期をかわきりに、一気にスピリチュアルという“世界”は世に広まっていった様な気がします。
◼️ Awakening 目覚めることとは何なのか
Awakening(アウェイクニング)とは、眠りから覚めることを意味しています。
スピリチュアルの世界では、基本用語のように繰り返される言葉ですが、日本では「目覚め」や「覚醒」の方が馴染みがあるかもしれませんね。
マトリックスの世界(眠り)から目を覚ますという意味で使われますが…
そう、私たちはどうやら、眠っている(いた)ようなのです。
ちなみに、その眠っている人々を「sheeple(シープル)」と呼びます。これは、
Sheep(羊)とPeaple(人々)を掛け合わせて作られた言葉。
え?なんで羊と人々なの?って思いますよね。笑
羊は集団(群れ)で先導者に従うという習性がありますが、その行動を多くの人たちがしているということで、作られた言葉です。
「頭がお花畑の人たち」と呼ばれる事もありますね。。
確かに、TVやメディアのニュースを鵜呑みにしたり、みんながやってるから…と自分の意見は後回しにしたりする人たち、特に日本人に多い気がします。
個性よりは協調性に美を感じる風習でもありますし、出る杭は打たれるなんて言葉もある様に、個性の強い人には住みにくい国に感じますよね。
国民性として、グループ活動が得意な人種ですから、わからなくもないですけどね。
それが、良いとか悪いとかは別として。
◼️ 次元上昇〜アセンション〜
スピリチュアルを学んでいたら、世界がいくつかの次元で成り立っているというのを勉強するようになるのですが、この地球は3次元とか、物質世界とか呼ばれる次元。
よくスピリチュアルで呼ばれる高次元とは、目に見えない世界のことを言いますね。
高次元からのメッセージとか、ハイヤーセルフ、アセンデッドマスターとか聞いたことありませんか?
アセンションを通して、地球の次元(3次元から5次元)上昇をすると言われてから、数年が経ちますが、さてさて私は次元上昇できたのでしょうか、そんなのは分かりません。笑
数年前は毎日パロサントやセージで浄化して、シンギングボールを鳴らして、沢山瞑想をしていました。(今でもしてますが、当時のような必死さはなくなりました)
少なくとも、ハイヤー(直感)に敏感には前よりはなったかなぁ、
自分のこと大切に1cmくらいは以前よりできる様になったかなぁ、という程度ですけど、これも次元上昇のサインかな?
あなたの世界はどうでしょう、次元は上昇しましたか?
◼️ サイファーの思い
マトリックスを見た方なら、なんとなく覚えているかな〜と思います。
サイファーと言う登場人物がいたことを。
※マトリックスを観ていない方で、これから観るかも〜って思ってたら、ここは飛ばしてくださいね!
大丈夫ですか?ここからはネタバレ入ってますからね〜
サイファーって、最初仲間だったのに途中から裏切るアイツです。
そのサイファーのセリフが印象的なので、引用します。
このセリフ、私が初めて映画を観た時には「なんなんだサイファーってヤツは!ネオ達を裏切って!(プンプン)」って感じで思って、気にも留めなかった気がするんですけど、
なんだか節々に蘇るんですよね、あの場面が私の脳内でリピート再生してくるんです。
・・・
月日が経ち、私の瞑想やスピリチュアルにのめり込むのも落ち着いてきた頃、
ふと腑に落ちたと言うか、
このサイファーの経験すらも、目覚めと同じくらい宇宙への多大なる貢献であったんだと。
日々私たちが感じる、憤りも、日々私たちが感じる、幸せも、
同じくらい尊くて美しくて、宇宙の歴史の中で唯一無二の経験であることには変わりないんだなぁって、自分や世界を観察しているうちに思うようになりました。
知らぬが仏の生き方もありなのかも…
そして以前、瞑想が大好きな知り合いから、こう質問されたことがあります。
「レッドピルとブルーピル、どっちを選んだ?」
正直ビックリしました、この質問をしてくる人にこのタイミングで出会おうとは。
数年前の私なら迷わずに、こう答えていたでしょう。
「もちろんレッドピル選んだよ!(鼻息荒め)」
実際は、「レッドピル選んだよ〜(控えめ)」と答えました。
何が違うの?って思うよね。笑
私の本当の答えたかった返事は
「レッドピルもブルーピルもどっちも選ばないし、takeしない、本当は どっちでもいい」
だった。
実際当時は、その知人の反応を気にしてしまって、本当の気持ちを言えなかったのだけど、
それでもいいと、今は思える。
何故なら本当にどっちでもいいから。笑
私たちが地球に生まれてくる時、ほとんどの人は以前の記憶を忘れてきます。
途中で思い出す人もいれば、思い出さずに一生を過ごす人もいます。
人それぞれです。それでいいんだと思います。
思い出す人には、思い出す人の
思い出さない人には、思い出さない人の
それぞれの道があって、人生があって、ありがとう〜って言う感じ。
夢を見ているのと同じ様な感覚だと思います。
実際夢の中では、怖い夢も楽しい夢も、大抵は“これが夢”だとは思わずに体験していますよね。起きて秒で忘れる夢もたくさんありますよね?
それとこの“現実”と呼ばれるものは何が違うんでしょう。
覚えてる印象的だった夢も、目が覚めれば「あの時こうだった」と客観的に俯瞰(ふかん)しながらそのシーンを振り返っているはずです。
◼️本当の意味のスピリチュアルジャーニー
ここでやっと本題です。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
結論から言うと本当の意味でのスピリチュアルジャーニーとは、
あなたがスピリチュアルジャーニーを経験しているのではなく、身体が経験しているのです。
つまり私たちは
私たちの体が経験することを目撃するしか出来ないと言うことなんです。
夢を見ている時も、ストーリーを俯瞰しながら話している時も、
あなたはただ起こっている事を観ているだけにしかすぎないのです。
マトリックスは外の世界に思うかもしれませんが、実はあなたの頭の中こそがマトリックスなのです。
マインドは「ああしたほうが良い」とか「これは悪い」とか言ってきます。
それに従うか否か、実はそのマインドすらも決定権はないのです。
冒頭でもお話しした、目覚めるとか眠りとか、それって本当にドングリの背比べでしかなくって、目覚めた(と主張する)側が自分たちを正当化して、自分たちとは違う考えの人たち(ここでは眠ってる人)のジャッジをしたがっている。ただそれだけなんです。
それはどのジャンルでも同じことです。
例えば、猫に興味のある人が、猫に興味のない人をジャッジしているのと変わらないです。
ブランド物のバッグを持っている人が、持っていない人を、
高級車を乗っている人が、乗ってない人を、
経験や知識を持っている(と思っている)人が、そうでない人をジャッジするのと、
何が違うのでしょう?
客観的に見て、宇宙の視点から見て、
それって本当に目覚めてるのかな?
例えば、私が他人を観て「あの人はバイブレーション(波動)が低い!」と感じたとします。
その時の波動の低さは、実は感じている私の中に存在しています。
わかりますか?バイブレーションが低いのは、“あの人”ではなく私だったのです。
私の中に存在した波動の低さが、他人を通して反射され、自分の目の前に映っているだけなのです。
私の自分の経験を通して、“悪い”や“良い”を、他人を通して自分に投げかけているのです。
もう一つ例をあげるとしたら、
AさんがBさんの言動を見て、
「Bさんは上から目線だ!」とCさんに話したとします。
Cさんの世界には、上下関係が存在していないので、「Bさんはフレンドリー」だと思っていました。
ここでBさんがどの様にAさんに接したかは、さほど重要ではありません。
どうAさんが捉えたか、ということだけなのです。
第三者から受け取った印象は、自分の経験を通して変換されます。
それは、あなたがどういう人間なのか、教えてくれる鏡なのです。
「私はなぜ今この気持ちになっているのだろう」と問いかけることで、
身体に染みついた固定概念を見つけることもできます。
その微妙な気持ちさえもキャッチして、自分のことを客観的に観れた時に、
世界(自分)に対して感謝が生まれます。
その、感謝をする瞬間瞬間こそが目覚めです。
1秒後に忘れ、眠りに入るかもしれません、でもまた1秒後に目覚めの可能性もあると言う事です。
太陽の様に分け隔てなく降り注ぐ光のように生きたいですね。
深呼吸をしましょう。
さて、あなたはどう思いますか?
良かったらコメントで意見を聞かせてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?