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ライターとして生きる。私を変えてくれた出会いと選択【Sherpa特別イベントレポート】

皆さんは、「ライター」という職業にどんなイメージを持っているでしょうか。

もくもくと一人でPCに向かって作業する、とりあえず検索して上位にヒットするように依頼者側から言われたままに記事を作成する、などと想像された方もいるかもしれません。

Sherpaが目指すのは、これらのイメージとは異なる、企業とともに歩むライターです。

遅ればせながら、今回は2022年9月29日にオンラインで開催された、Shepra of Writers特別イベント「私を変えてくれた出会いと選択」の内容をレポートします。

登壇者は、「ことばの伴走者」として中小企業に寄り添うPRライター、ひのりほさん。そして、ひのりほさんの元でノウハウを学び、ライターとして活躍される橋本恵梨奈さん。

お二人がライターとしてどのタイミングで転機を迎え、どのようなマインドで日々仕事に取り組まれているのか?「ことばの伴走者」は単なるライターと何が違うのか?

イベントで語った内容を特別に公開します!ぜひ最後までお付き合いくださいね✨

ひのりほ
株式会社Sherpa代表取締役

2014年4月、教育/人材業界の営業職を務める。2020年3月、半年間SHElikesを受講し、パン屋のパートから2ヶ月でライターとして独立。2020年にSHE BEFORE AFTER Award2020を受賞。2023年3月、株式会社Shepraを設立。現在は「ことばの伴走者」として企業に寄り添いながら、中小企業のオウンドメディア運営、コンテンツの執筆や編集、メールマーケティングなど幅広く担当している。
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橋本恵梨奈
ライター
Sherpa of Writers卒業生。ECサイト運営会社を退職後、ライター業を中心に活動するフリーランスへ。主にインタビュー記事を執筆している。Sherpa of Writersではアシスタントをつとめる。
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わたしを変えてくれた「出会いと選択」

Sherpa of Writersの受講生である恵梨奈さんより、受講のロードマップや受講前後の変化について、お話しいただきました。

Sherpa of Writersとの出会い

恵梨奈:
Sherpa of Writersを受講する前は、SHElikesを受講しライターを目指すも、スキルに自信がなく、どんな案件に応募して良いのかわからなくて、足踏みしている状態でした。

そんな中、TwitterでSherpa of Writersの存在を知り、企画書から記事公開までの一連の流れを学んでいるモニター生の様子が目にとまります。

「この講座は絶対私に必要!」と勇気を出して、りほさんに直接DMを送り、Sherpa of Writersの受講生になりました。

ライターとして活躍するまでのロードマップ

恵梨奈:
入会後、私の人生は大きく変化しました。

受講から3ヶ月目には、初案件にチャレンジ。ライターとして生きていく覚悟ができ、退職も決意しました!

4ヶ月目からは順調に仕事を獲得し、6ヶ月目にはひのりほさんの同席のもとでインタビューに挑戦。そしてその1週間後には独り立ちしました。

Sherpa of writers受講によって起きた、恵梨奈さんの4つの変化

恵梨奈:
このように、入会してから9ヶ月でさまざまな変化がありました。私が実感している変化は、大きく4つあります。

①ライティングスキルが向上した
「情報を綺麗にまとめるだけ」ではなく、「読み手にいかに伝わるか」を意識できるようになりました。

たとえば、情報の取捨選択やより伝わりやすい表現への言い換え、話の順番を意識した構成を重視するようになりましたね。取材時に構成を意識することで、より良いインタビューになることも学びました。

②クライアントを意識できるようになった
自分に求められていることを自然に考え、クライアントに価値提供するようになりました。

原稿はもちろん、企画書やポートフォリオの見せ方においても「〜を目的として取材させていただきます」「〜の部分を意識して書きました」など、きちんと言語化して伝えていくようにしています。

③自走力がついた
課題をこなしていくうちに自然とスキルに自信がつき、自分から案件に応募するようになりました。また、Sherpaで取り組んだ課題をポートフォリオにまとめたところ、お仕事の依頼が。りほさんを経由しなくてもお仕事ができるようになったんです。

④環境が変わった
以前は新卒から同じ会社にいて、変わりたいけど変われない自分に日々悶々としていました。SHElikesを受講していても周りとコミュニケーションをとることもなく、SNSも見ているだけでした。

しかしSherpaの受講を機に、会社を退職を決意。フリーランスに転向してからは、人の繋がりを作ることの大切さを実感し、コミュニティやイベントにも参加し、SNSでも発信するように心がけました。関わる人が増えたり変わったりしたことで、結果的に仕事に繋がるようなご縁も生まれました。

Sherpaの良さとは?ひのりほ&恵梨奈さんのパネルディスカッション

ここからは、ひのりほさんと恵梨奈さんのパネルディスカッションを行いました。
テーマは、「Sherpa of Writersを受講して良かったこと」です。

恵梨奈:
安心して失敗できる環境の中で、成長していけることです
実はSherpaを通じて案件に取り組んだ際に、インタビューの場でうまく進められない場面がありました。でも、同席してくれたりほさんが、うまくフォローしてくれて。クオリティを保って納品することができたんです。

また、原稿だけでなく、インタビューを直接見ていただけるのも良いですね。フィードバックをしていただけるので、いい点も悪い点も、次回のインタビューに活かすことができます。

ひのりほ:
初心者の方は、「失敗してしまうかも」と不安になってしまうこともあると思います。しかしSherpaは、実戦経験を積みながらも失敗できる環境。かつ、建設的なフィードバックを受けることで判断力がつきますね。

その積み重ねが、ライターとして自走していくためには欠かせないと考えています。

恵梨奈:
りほさんがつくる温かい雰囲気の中で、安心しながらスキルアップできることはすごく魅力的ですね。どんな些細なことも褒めてくれますし、私の成長を自分のことのように喜んでくれることに感動しました。

ひのりほ:
生徒さんの成長は本当に嬉しいですよ。クライアントのメディア運営の打ち合わせに同行した際、恵梨奈さんがことばを扱うプロとして先方にご提案をしていて、まさに「ことばの伴走者」を体現されていたことに感動しましたね!

打ち合わせが終わった直後には、良かった点、気づいた点をフィードバックしました。鮮度の高いフィードバックができるのも、Sherpaならではの良さだと思います。


ライターとして生きていくには?Q&A

最後に、参加者の皆さんからの質問にお答えしました。

Q. ライターとして働く中で大切にしていることは?

恵梨奈:
クライアントと丁寧にやりとりをするようにしています。「クライアントがいるからお仕事がある」という意識のもと、謙虚にお礼をしっかり言う、返事はなるべく早くするなど、小さな心がけを大切にしています。

今後は、依頼が来た目的を明確に理解して仕事に取り組み、単なる作業にならないようにしていきたいです。

ひのりほ:
クライアントに安心して任せてもらえる存在でいられるように、不安な顔を見せたり、「できるかどうかわからない」とは言わないようにしたりしています。

そして、外部のライターである自分に依頼が来た目的を忘れず、解決したい課題を先方とすり合わせて、「一緒に考えていきます」という姿勢を見せることも大切ですね。

Q. ライターとして踏み出すための大切な一歩とは?

恵梨奈:私一人では一歩を踏み出せなかったのでSherpa of writersを受講しました!

ひのりほ:
履歴書や唯一の実績であるSHElikesで取り組んだ課題を持って、企業に直接訪問していました。くわえて、「Wantedly」を使ってたくさん応募していましたね。他には、ライターとして勉強していることを発信したり、今日やったことや学んだことを更新したりすることも大切です。

Q. スキルアップ・表現力アップのために実施していることは?

恵梨奈:
雑誌や記事を読むときに、見出しのつけ方や言い回しなどをを意識しています。

他には、toiro magazineも参考にさせていただいています。インタビューの音声も聞けるので、すごく勉強になるんですよ。インタビュー音声と実際の記事を比較して構成づくりの勉強をしたり、インタビューの深掘りの仕方などを研究しています。

ひのりほ:
「他己紹介」を意識して行っていた時期があります。他者のことを魅力的に伝える練習をしたことで、ボキャブラリーが増えました。

Q. 執筆以外のお仕事をどう広げていますか?

恵梨奈:
自分からやってみたいこと・できることを提案していくことが大切だと思います。

最近、サービスを立ち上げた知人から「ライターとして協力してもらいたい」という相談を受けたときにのこと。ただ相談を聞くだけでなく、「サービス立ち上げの想いを記事にできます」「こういったコンテンツを作るのはどうですか」などと提案させていただきました。今思うと、「ことばの伴走者」に近いことを無意識でしていたのかもしれません。

また、普段から人と繋がりを作ったり、ライターであることを発信したりしておくことで、何かあったときに相談してもらえるように認知されておくことも大切ですね。

ひのりほ:
やっぱりクライアント様にご提案することは大事ですね。まずは自分ができることを把握して、そこから派生して提案も広げられるといいと思います。


参加者から寄せられた感想

イベント終了後には、Twitterに参加者の感想がたくさん寄せられました!



ライターとしての人生を選択したい方へ

お二人が目の前の壁から目をそらさず、日々できることを探し、行動に移して努力されている姿に刺激を受けました。自分のスキルや仕事の進め方に不安やモヤモヤを感じたとき、すぐに相談できる場所があるのはなんとも心強いですね。

本イベントがこれからの人生の選択をするきっかけとなれば幸いです。

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Text:Hisayo
Design:Saki Matsumoto
Edit:Aya AjimiErina Hashimoto Haruka Hayashi


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