勉強好きとは、コーヒー好きみたいなものである。

勉強はよく目的のための手段として使われる。

受験だったり、仕事だったり。
何かやりたいことがあって、そのために勉強することも多いだろう。

でも私は、単純に勉強という行為自体が好きだ。

何かのために勉強しているというより、学ぶという行為自体が楽しいし、心がときめくのだ。

この感覚を説明しようと思った時、ふと「コーヒー好き」の感覚に近いなと思った。

コーヒーはカフェイン飲料の代表例みたいな存在で、眠気覚ましに飲む人も多い。

味がどうこうというより、栄養ドリンク的な位置付けでコーヒーを飲む人もいる。

けれど、それとは別にコーヒーの味自体が好きな人もいる。

眠気を覚ましたいという目的があるわけではなく、単にコーヒーが好きだから飲んでいる人だって沢山いるのだ。

勉強好きもこれと同じだと思う。

お金を稼ぎたいとか、将来のためとか、叶えたい夢があるとか、そういった何か目的があるから勉強しているわけではないのだ。

単に学ぶことが好き。
勉強が大好きなのだ。

こんな勉強好きの私も、目的のために何かを勉強することもある。

でも何かのための勉強も、単なる娯楽的な意味の勉強も、私にとってはとにかく楽しくて仕方ないのは同じなのだ。

「学校の図書館で勉強」というシチュエーションが大好きな学生だった自分をふと思い出したが、大人になった今でも「図書館で勉強」というフレーズを見るだけでなんだか心がときめく。

やっぱり自分は勉強が大好きなんだなぁ。そうしみじみと感じた今日この頃である。

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