見出し画像

インパクトどっか行った!

最近してますか?インパクト。

デザインの勉強をしてたらよくあるのがインパクトすごいなあ、とかインパクト重視でお願いしますみたいな会話。
インパクトは、モノに付属してるものだと思ってた。
とにかくエネルギーをもってる。
コンテンツがグワーッ!て飛んできて自分の価値観にドカーン!みたいな。
音楽にしても、美術にしても、デザインにしても映画にしても。
こんなん見たことねえ!どうやって作ったんだ!ってビックリ。

でもそういうの見すぎると手法も分かってくるし、だんだん飽きてくる。あぁ、そういう手法ね。知ってるよ、流行ってるよね。って感じ。だからインパクトを避けることができるようになるし、分かった気になっちゃいます。

でも、たぶんそれすごくもったいなかった。
遠くの情報が簡単に手に入る社会の中で、インパクトを感じなくなってしまってた。
最近刺激が足りないんだよね〜とか言って。
コンテンツだけビュンビュン通り過ぎていくけど何故か自分には当たらない。インパクトどっか行った。

そんなことを続けていたら自分からのインパクトの作り方がわかんなくなった。
作ったものにテンションが上がらないし、どっかで見たことある気がする。


最近、インパクトって一方通行ではないんじゃないか。って思います。
双方向から向かっていけばインパクトは最大。

パッと見普通なコンテンツでも自分から当たりに行く。ドーン。
より痛そうなとこを自分の弱点に刺しに行く。グサッ。
なんなら不意打ちも喰らいに行く。パチーン。
感情を昂ぶらせて、ボガーン。

インパクトは印象。結局自分の感情以外の何者でもない。
感情が生まれる理屈が分かると、人に伝える方法につながる。
インパクトは、喰らわないとつくれない。

当たり前っちゃあ当たり前ですが、覚えておこうと思います。

エディターの独り言vol:5
---------------------------------------
思春期に出会った西野カナも10年聞いてるなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?