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質問13. 医療ひっ迫による超過死亡は何人ですか?

回答13. わかりませんが、
関連しているであろうデータ
いくつかご紹介しておきます。↓

「令和3年中の救急出動件数等(速報値)」の公表
https://fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/86950fa7e48dd9fae080df4e31415e80473ef326.pdf

総務省-東京消防庁 令和4年3月25日
救急出動件数の推移
搬送人員の推移

最新の値は、昨年の令和3年のものですが、
その一つ前の平成28年の値と比べても、
思っていたほど増えてはいないようです。

次に、死亡した場所の統計があるんですが、
これによると、やはりというか、
一昨年からは病院での死亡が減って
自宅での死亡が増えていたようなんですね。↓

死亡した場所の推移(Excel)
https://drive.google.com/drive/folders/1JDw8Mf3GdP8GMz8PYJCPCOUmEVEYKY4F?usp=share_link

厚生労働省の人口動態(確定値)


死亡した場所の推移(令和2年)
死亡した場所の推移(令和3年)


・2023年1月28日に追記。↓

昨日、自政権によって、
コロナの5類化が決定されました。

日経新聞は、以前から、この超過死亡に関しては、
医療逼迫によるものであるというふうに説明してきたんですが、

厚生労働省が公表している
入院を必要とする患者数(感染者数)」というのをみると、
この数字が減っている月でも
超過死亡が増えていた
ことがわかるんですね。↓

厚生労働省の人口動態・概数(ほぼ確定値)

具体的には、
おととし、令和3年の10月などが
わかりやすいのではないかと思います。

10月からは、感染者数が減って、
ミニGoTo」が再開されるんですが、
そのタイミングに合わせる形で
感染者数を少なめに発表していたのかも知れません。

であったとしても、それもまた問題で、
この感染者数が改ざんされたものであるとか、
あるいは実態とかけ離れた数字であったとするなら、
そこから導き出された死亡率の低下、
そしてそれを根拠とするコロナの5類化といったものが
やはり総崩れになってしまうんですね。

それはともかく、
この「医療ひっ迫」に関しては
もう一つ気になる点があります。

それは年齢の分布ですね。↓

年齢別の死亡数(Excel)
https://drive.google.com/drive/folders/1Uq4Dspn07uwfppZqsidNTyzIDqXWWD6X?ths=true

厚生労働省の人口動態・概数(ほぼ確定値)

このデータは、月ごとに公表されていて、
その都度グラフにしてるんですが、
一貫しているのは、コロナのリスクのある年齢層では
ほとんど変化が見られない
ということです。

まあ、
「若い人なんて滅多に死なないんだから、当然じゃない?」
という感想を持たれた方もあると思うんですが、
「医療ひっ迫」の影響を受けていそうなところが
ほぼ見当たらない
というのは、不自然なことだと思うんですね。

例外的に、少し増加していた月があったんですが、
これは中高校生だとかで、自殺か何かだと考えられるんですね。

5類化については、この他にも、
抗原検査キットオンライン診療だけで
確定診断」をしているということだとか、
富士レビオだとか、価値創造系企業が
メーカーだとかに多いということも
疑問点としてあったりするんですが、
それはまた改めて別の記事で書きます。

【2024年1月16日追記】

1月16日12時30分 救急車ひっ迫アラート発表!
https://fireap.tokyo.dsvc.jp/data/html/notice/190/ja.html

東京消防庁

R4(令和4年)、つまり、一昨年急に増えたのがわかります。

おもな原因として考えられるのが、↓

・年初からのオミクロン株の流行
・年末からの無料PCR検査

あとそれから、
3月頃から始まった3回目以降のワクチン接種(ブースター接種)
関係しているのではないか、という指摘もあるみたいですね。

まあ、正確なところはわかりませんが、
おそらくオミクロン株だと思いますね。


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