厚生労働省が毎月発表している「人口動態・概数」というのがあって、
この中に、死因別の死亡数が掲載されているんですが、
死因の分類のところに「特殊目的用コード」というのがあって、
これが実質的にコロナ死者数と言われていました。↓
実際、一昨年ぐらい前に、確認した際には、
数字が一致していたはずなんですが、
本日、改めて確認したところ、
差が生じているみたいなんですね。↓
黄色い線は、割合で、
これが高いほど
コロナの占める割合が高い
ということになります。
前述の岡本先生が書かれている
「新型コロナ以外の傷病」というのは何かというと、
SARSやMERSといった、
現在は流行していない特殊な感染症なんですね。↓
最近、テレビのニュースなどでは、
インフルエンザだとか、コロナ以外の感染症が流行っている
とも言われていますが、
死亡数で見ると、昨年8月の時点では、
超過死亡に影響するほどの増え方ではないようです。↓
厚生労働省の説明によると、
ワクチン接種後の副反応によると考えられる死亡も
含まれているみたいですね。↓
概数の記載例を、もう一回貼っておくと、こうですね。↓
以前は、コロナの新規感染者数(死亡数も含む)というのを
国が毎日発表をしていて、
うちではそれを元にして、超過死亡の相関係数を求めたり、
推移グラフや、死因のランキングを出していたんですが、
昨年の5月8日から発表されなくなりました。
そこで、その代替措置として、
この「特殊目的用コード」の死亡数を
コロナ死者数と見なすことで
いつも通り作成した図表がこちらですね。↓
厚生労働省の人口推計(概数)による
コロナ死(特殊目的用コード)との
相関係数の高い死因ランキング (令和5年8月更新)↓
Excelはこちら↓ https://drive.google.com/drive/u/1/folders/1QRxPvQgJ7Rbj7iZ-zFxdX6LkcBI_ydEM…
老衰についてはこちら。↓
隠れワクチン死に関しては、
国が認めた事例もありますから、
全く無いとはいえないと思うんですが、
高齢者の大多数が接種していることを考えると、
もっと超過していないとおかしい
ような気がするんでけどねぇ。
少なくとも、年齢別の死亡数を見る限りでは、
リスク年齢以下の年齢層の死亡数には
目立って大きな影響が出ていないんですね。↓
でまあ、国の見解はこちら。↓
で、国が認めたという例も、
そんなに多くはないみたいですね。↓
ちなみに、「特殊目的コード」の死亡数から、
コロナ死者数を差し引いた差分を、
仮にワクチン関連死として、(これは他の死因でもいいんですが)
相関係数のグラフを書いた場合は、こうなるみたいですね。↓
まあ、この差分もコロナの死者数で、
後で追加された分だとすると、
相関係数が高くなるのは当然なんですけどね。
https://twitter.com/triangle24/status/1746875655831331120
「特殊目的用コード」の合算値は、9万5,886人で、
ほぼ同じ値ですから、おそらく合ってると思いますね。