“稼げない人気者”が見落としているSNSマーケティングの本質
こんにちは。川畑です。
今日は、『SNSマーケティングの本質』について話します。
このSNSマーケティングは、とても基礎的な話だけど、ほとんどの人がここを全く意識しないままフォロワー集めをしています。
結果、フォロワー数が1万とか超えているのに、月に数万円しか稼げていない“稼げないインフルエンサー”がたくさん存在しています。
一方で、フォロワー数が数千しかいないのに、毎月100万円以上の売上を着実に作ってる人もいるんですね。
そう、フォロワー数と稼げる額って、実はそんなに関係ないんです。
もちろんフォロワー数が伸びれば伸びるほど、稼げる金額も伸びます。
けど、SNSマーケティングの本質を理解してれば、フォロワー数が伸びた時に周りのインフルエンサーより、さらに一桁も二桁も稼げているわけです。
何が言いたいかというと、SNSマーケティングを理解していると“マネタイズ”の次元が変わるということなんですね。
というわけで、今回はマネタイズ力に直結する『SNSマーケティング』について話したいと思います。
SNSマーケティングの本質って何？
では、SNSマーケティングの本質とは何か？
それは、少し難しく言うと、「目的を達成するSNS運用」です。
例えば、収入を上げるためにSNSをやるのであれば、目的は「稼ぐこと」になりますよね。
どのように稼ぐかは、人それぞれやり方が違うので、一言で稼ぐと言っても、微妙にニュアンスが変わってきます。
例えば、ダイエットトレーナーなら、痩せたい人に対して、ダイエットプログラムの商品を売る、という事をして稼ぐ方法がありますよね。
すると、ダイエットトレーナーがSNSをやる目的は、見込客である「痩せたい人」を集めることになります。
痩せたい人さえ集まれば、フォロワー数なんて伸びなくていいのです。
多くの人は、この目的を「とりあえずフォロワー数を集めよう」と、あいまいなまま設定してしまうんですね。
Twitterであれば、フォロワー数を伸ばすノウハウは確立されているので、誰でも伸ばせます。
ところが、フォロワー数が伸びても、ダイエットトレーナーの見込客である「痩せたい人」以外の人が集まってしまったら、そのトレーナーのダイエット商品は全く売れなくなってしまうのです。
しかし、フォロワー数が仮に100人しかいなくても、その100人全員が、バッチリ痩せることに飢えていたら、トレーナーの商品は飛ぶように売れていくでしょう。
と、まぁ稼ぎ方の種類の話に脱線してしまいましたが、この辺りの「稼ぎ方」の詳しい話はまた別の機会にしたいと思います。
改めていうと、SNSマーケティングの本質は「目的を達成する」ことにあるのです。
そして、ビジネス目的でSNSをやるのであれば、売上を作ることが目的になるはずです。
個人ビジネスをされている方なら、自分で商品を作って、それを売っていくことが一番安全で売上の額も大きく伸びやすいです。
稼ぐSNSマーケティングの全体像
前章で、SNSマーケティングの本質の部分は、ビジネスの場合は「売上を作ること」という事をお伝えしましたが、
「じゃあ、SNSを使ってどうやって稼ぐんじゃい？」
という疑問が浮かぶと思います。
ので、SNSを使って売上を作るに当たっての、全体像をお伝えしますね。
先ほど、ツイートでSNSマーケティングの全体像についてこんな風に解説しました。
じゃあ、SNSマーケティングの基礎とは何か？
— シェル@マーケ×コンサル×自動化 (@shell_writing) February 28, 2020
全体像はこの3つのステップになる。
①目的を決める
②戦略を決める
③継続する
大事なことは、SNSを始める前に“目的”と“戦略”を決めること。
少し厳しく言うと、①と②を考えずにSNSを始めるから、稼げないインフルエンサーへの道を突き進む事になる。
この3つのステップがとても重要です。
1つずつ解説していきますね。
１．まず目的を決める
先ほどから何度もお伝えしているように、SNSマーケティングは「最初にどんな目的を設定するか」が超大事になってきます。
ここまで読んでくれているあなたなら、もうお分かりのように、「とりあえずフォロワーを集めよう」では、副収入程度の売り上げしか作れません。
そして、効率よく稼ぐなら、自分で商品を作って売るのが一番いいです。
売値を自分で決めれるし、自分の強みも最大限まで活かせますからね。（ただし、売値に相当する価値提供ができる前提です。）
ただ、仮に売る商品を持ってなくても、最初はアフィリエイトでもいいと思います。
稼げる額は落ちてしまいますが、商品を売るやり方は変わらないし、売り方を身につけたら、そのスキルは今後ずっと活きてくるものになりますからね。
自分の商品を売るにしろ、アフィリで誰かの商品を売るにしろ、特定の商品を売るのであれば「誰に売るか」を決める必要があります。
いわゆるターゲットですよね。
ダイエットトレーナーなら、「痩せたい人」が商品を売る相手になります。
すると、トレーナーのSNSを使う目的は、この痩せたい人をしっかり集め、自分のファンになってもらうことになりますよね。
こうやって、ただ「稼ぐぞー！」という漠然とした動機で始めるのではなく、
「どんな商品を売るために、誰に集まってもらい、結果稼ぐのか」
最低限ここまではしっかり定めてから、SNSを始めた方が良いでしょう。
２．戦略を組み立てる
目的を決めたら、次にやるべきことは「戦略を組み立てる」です。
どんな戦略を組み立てるか、の前に、そもそも戦略とは何か？の話をします。
「戦略」という言葉は、元々軍隊で使われている単語なのですが、軍隊では戦略を「何があっても負けない全体プラン」と定義しています。
軍隊は、いろんな命に関わる現場に出向きますよね。
戦争の場に出向いたり、自衛隊であれば東日本大震災の時に被災地で素晴らしいご活躍をされたりと。
軍隊は、何よりも「負けない事」、つまり命を落とさない事を最大の目的に設定し、そこから１ミリもブレる事なく様々な困難をくぐり抜けているのです。
ビジネスも同じです。
食いっぱぐれることは、下手すると命に関わることです。
だから、売上が立たないのは、あってはならないことなんですね。
つまり、ビジネスにおける戦略とは、
「どんなに悪い方向に転がっても、最悪売上は立っているように計画すること」
なんですね。
この話をSNSマーケティングに落とし込むと、「最悪フォロワー数が全く伸びなくても売上が立つ」ような運用方法を考える事を、「SNSの戦略を立てる」と言います。
フォロワー数が集まらなくても、売上が立つSNS運用ができたら、その戦略は大成功です。
もし仮に、うまい具合にフォロワー数が伸びれば、売上はぐんぐん伸びていくわけですから。
この戦略を組み立てるには、ビジネスモデルをしっかりと理解していないと組み立てらないのですが、個人ビジネスに最適なビジネスモデルの話は、またどこかでしたいと思います。
３．継続する
戦略が決まったら、あとは継続するだけです。
とはいえ、なにも考えずにただ続けるだけでは、当然成果は出ません。
何年続けようが、間違った方法をずーっと繰り返しているだけでは、売上は立ちませんよね。
成果を出すには、PDCAを回しながら継続することが大切です。
例えば僕の場合だと、Twitterについてはこんな風に数字をとって、それに対する振り返りも記録しています。
ここまでやれとは言いません。笑
僕は数字フェチなので、こうやってスプレッドシートに数字を記録して眺めるのが好きだからやってるんですよね^^;
とはいえ、僕がやっていることの本質的な部分については、あなたにもしっかり取り入れて欲しいです。
ウェブを使ったマーケティングは、PDCAを回しながら、だんだん売上が立つポイントに近づけていくのが基本です。
流れとしては、
まずやってみる
⇒結果(数字)を見る
⇒改善ポイントを考える(間違ってOK)
⇒次どうやるかを考える
⇒もう一度試し打ち
⇒数字を見る
⇒…
と、どんどんPDCAのサイクルを回して、どうすれば目的を達成できるのかを探っていくんですね。
基本的にウェブマーケにおいて、１発でストライクショットは打てません。
下手くそなショットをたくさん打つ中で、少しずつ成果が出るやり方を覚えて、だんだん精度を上げていくんです。
そうすると、気がつけばストライクショットをいつでも打てるようになりますから。
継続しながら修正を積み重ねていきましょう。
あなたがSNSを始める目的を、改めて見つめ直して欲しい
SNSマーケティングの本質について触れてみましたが、いかがでしたか？
意外と意識できず、フォロワー集めに走ってしまった人も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、最初Twitter集客に取り組み始めたときは、フォロワー集めに走っていました^^;
なぜこれだけフォロワー集めにひた走ってしまいやすいのか。
その理由は、それだけフォロワー集めのノウハウばかりが市場に出回っているからです。
また、Twitter上で影響力を発揮しているのは、フォロワー集めが得意な人なので、必ずしもビジネスが上手とは限りません。
だから、フォロワー集めのやり方しか目に入らず、だんだんフォロワー集めの思考が刷り込まれていき、「稼げないインフルエンサーへの道」が始まってしまうわけです。
あなたが最短最速で成果を出すためにも、ぜひ今一度「なんのためにSNSを運用するのか？」を見直してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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