ライバルと一味違う情報発信力を手にする“インプット力”の高め方
こんにちは。川畑です。
突然ですがあなたは、「インプット力」を意識したことはありますか?
あまり起業塾や、セミナーなどでは言われていませんが、実はインプット力は、個人でビジネスをする人にとってすごく重要な能力です。
生命線と言っても過言ではありません。
なぜか。
個人ビジネスって、情報発信がとても大切ですよね。
見込客が深く共感するようなメッセージを発信して、濃いファンがたくさんいる状態を作りたいですよね。
それができたらビジネスが安定しますから。
ということは、「何を発信するか」がすごい大切なわけです。
じゃあ、発信する情報ってどうやって作るのか?
そう、インプットして作るのです。
よく、インプットしたらアウトプットするサイクルが大事だと言いますが、インプットの質が悪かったら、当然アウトプットも大したものになりません。
インプットする際にすごく深くまで洞察できれば、アウトプットする内容も深くなっていきます。
そうすると、その深い内容を見た見込客が、どんどんあなたのファンになり、他のライバルのところに行く気をなくすという好循環に入れます。
だから、インプット力はものすごく大切です。
しかも、インプット力を上げる大切さを、意外にもほとんどの人が気付いていません。
だから、今あなたがインプット力の大切さに目を向け、力を伸ばしていけば、自ずとライバルとの差はどんどん開いていき、気がつけば誰も真似できない領域に到達できているでしょう。
というわけで、この記事があなたのインプット力が高まる、1つのキッカケになるよう頑張って書いていきますね。
そもそも、インプット力とは何か?
インプットとは、脳みそに情報を入力することです。
インプット“力”と言うぐらいですから、インプットが上手い人もいれば、インプットが下手な人もいます。
インプットが上手い人は、目の前の情報から様々な要素を抜き取ることができます。
ですから、情報の質を見極めることもできるし、自分にとって必要な情報かどうかを精査することができるんですね。
インプットが下手になると、これらがまーったくできません。
インプット力の差が、全く違う結果を導き出す
例えば、つい先日ウイルス騒動によって、トイレットペーパーの買い占めが話題になりましたね。
インプットが上手な人であれば、トイレットペーパーの買い占めが起こったとき、すぐ行動しません。
真相を見極めるべく、トイレットペーパーの生産ライン、この情報で得する人がいるのか、どれぐらいでトイレットペーパーがお店に復活しそうか。
などなど、いろんな角度から検証し、足りない情報があれば都度都度調べて補い、1つの結論を導き出すわけです。
そんなに気にしなくてもいいと。
しかし、インプットが下手な人は、トイレットペーパーの買い占めを見た瞬間「やばい!私も買わなきゃ!」と焦り出し、すぐレジに並び出してしまいます。
挙げ句の果て、全く関係のないドラックストアの店員さんに怒鳴り散らす人までいるみたいですね…。
と、このように、インプットが上手な人は、そこまで焦る必要がないという判断(アウトプット)ができるのに対し、
本当にインプット力がない人は、焦りが転じて怒りだし、店員さんに怒鳴るというアウトプットをしました。
この差を生み出したのは、間違いなくインプット力です。
情報を見たときにすぐ決めつけず、色々な角度から検証し、情報をさらに集め、万全の状態でアウトプットできるまで持っていくことができるのです。
今回は日常の行動を例にしましたが、情報発信でもインプット力の差は如実に現れます。
インプット力の高い人の発信は、思わず吸い込まれてしまうような魅力があります。
結果、インプット力が高い人の周りには濃いファンが増え続け、売上も右肩上がりで伸びていく幸せなビジネスを展開できます。
ところが、インプット力の乏しい人の発信は、残念ながらどんなに頑張ってもペラッペラな内容にしかなりません。ですから、集まったはずの人はどんどん離れ、常に新規集客に追われ続け、深い洞察もできない情弱しか集まらず、激しく消耗し続けるビジネスになってしまいます。
ぜひインプット力を高めましょう。
インプット力を高める4つの方法
では、インプット力を高めるためには、どうすればいいのか。
ざっくりまとめると、以下の4つの観点を持つことがすごく大切です。
1.情報そのものを定義する
2.木を見ず森を見る
3.疑う
4.発信者の思考、思想を読み取る
あっ、ちなみにこの4つ、それぞれ番号は振っていますが、別に重要度が高い順ではありません。
僕が思いついた順です。笑
僕のイメージですが、これら4つがそれぞれ絡み合っていて、双方が双方に影響を与えている感じです。
なので、どれも重要度が高く、どれか1つが欠けていても、偏ったインプットになりがちです。
というわけで、この4つについて詳しく語っていきたいと思います。
1.情報そのものを定義する
これだけ情報が溢れかえった時代だから、情報をどう定義するかはすごく重要です。
そして、インプット力が低い人ほど、そもそも「情報とは何か?」という定義をキチンとできていません。
情報は、「事実と意見の2パターンがある」のです。もしくは、その組み合わせ。
例えば、東京オリンピックが終わったら不景気がやってくる、という話があったとします。
この情報の性質は意見であり、事実ではありませんよね。
事実の情報は、例えば、今日は晴れている。みたいなものです。
基本的に事実は、誰が見ても明らかである事象のことを指します。
なぜなら、東京オリンピックが終わった後のことって、今(現2020年3月1日)の時点ではわかりませんよね。予測でしかないわけです。
確かに統計データ上その確率は高いかもしれませんが、予測の範疇を超えない限りは、意見の範囲を出ません。
この事実と意見を明確に区別する必要があるんですね。
なぜなら、今ものすごい勢いで世界中にある情報の量が増えているのですが、そのほとんどが「意見」で構成されているからです。
ほとんどの情報が意見である、ということを分かっていたら、カオスになっている数多くの情報を見ても、「ああ、こう思う人もいるんだね。」「あっ、あんな風に考える人もいるんだ」と、1つの意見として振り分けて認識することができます。
だから情報に惑わされず、的確に必要なポイントだけを見定めることができるんですね。
ところが、意見を意見と分からず見てしまった場合、「えぇ!そうなんだ!」と事実として受け止めてしまいます。
すると、みんながみんな違う事実を言っているように見え、混乱し、わけのわからない情報商材にお金を払って損してしまうのです。
目の前の情報が事実なのか、意見なのかを見極められないと、どんどん振り回されてしまいます。
まずは目の前の情報を、事実と意見で振り分けるところから始めましょう。
2.木を見ず森を見る
インプット力が低い人ほど、目の前の情報以外が見えていません。
よく「情弱を狙った売り方ばかりして、ひどい!」みたいな主張を目にしますが、
確かに情弱を狙って搾取する商売は悪いと思います。
ただ、その商品を買ってしまった購入者にも責任はあると思います。
その商品がちゃんとしたものなのか。
もっというと、その商品を提供している人はちゃんとした商売をしている人なのか。
この辺りをちゃんと検証せず、パッと飛びついてしまったことも、1つの原因なのです。
インプット力が低い人ほど、目の前の情報にすぐ飛びついてしまう傾向が強いです。
なので、気になる情報が目に入ったら、意識することは
・すぐ飛びつかない
・いろんな可能性を検討する
この2つがすごく大事かなと思います。
まさに、「木を見ず森を見る」という視点を持つためのマインドセットです。
気になって、心が強烈に惹かれた時ほど、いったん冷静になりましょう。
そして、自分がなぜその情報が気になったのか?自分の深い価値観の何が反応したのか?
冷静に自分を分析すると同時に、情報を提供している人は何者なのか。普段の発信内容は誠実であるか。
これらを意識するだけでも、相当情報リテラシーが上がります。
3.疑う
突然ですが、あなたは意識的に“疑う”ということをしていますか?
疑問、否定は、あらゆる可能性を検証する上で、とても便利な考え方です。うまく使いましょう。
例えば、あなたが心から信頼を寄せているメンターがいたとします。
メンターのことにはとにかく「イエス!」と言うと心から決めているとします。
それはそれで良いのですし、全く否定するつもりはありません。
ただ、僕の考えとしては、メンターほど疑った方がいいです。
本当に優れたメンターたる存在であれば、どんなに疑ってもボロは出ません。安心してついていけます。
ところが、実はそのメンターと崇めていた人がペテン師だった場合、疑い続けていたらどこかで必ずメッキが剥がれてきます。
実際、僕にもそんな体験がありました。
大学3年生の時、心から慕っていて、「メンター!」って呼んでいる人に出会いました。
心から尊敬していたし、わからないことをすぐ質問しては、その回答を全て信じて、実行してきました。
ところが、大学を卒業してから、あれれ?と思うことが増え始めたんですね。
蓋を開けてみたら、全然メンターたる人格ではなかったのです。
この話が膨らみ過ぎると、それだけでとんでもない文字数になってしまうので、今回は割愛しますが、僕は大学卒業後「疑う」という目を持ち始めてから、メンターと呼んでいた人のメッキはどんどん剥がれていきました。
メンターの言うことを信じて実行してはダメになり、メンターの言うことを無視したら調子が良くなる。
そんなふうに何度も行ったり来たりを繰り返していくうちに、僕は最終的に「この人についていっても良いことはない」という結論に至りました。
と、このように、その人のことを信じて疑わなくなるのは、すごく危険なのです。
あなたが(有益な知識、知恵を教えてくれていると)信頼している人を、定期的に疑う機会を持ちましょう。
情報の質を精査する時に、「疑う」というプロセスを1つ入れるだけで、デマや嘘、役に立たない情報を一気に削ぎ落とすことができます。
4.発信者の思考、思想を読み取る
そもそも、なぜこれだけ情報が溢れかえっているのか。
それは、「情報を発信する人」が爆発的に増えたからです。
SNSの普及により、誰もが情報発信できる時代になりましたよね。
当然ながら情報発信者が発している内容は、正しいとは限りません。
テレビも、新聞も、正しいとは限りません。
有名な話ですが、テレビは数字を取るために、ニュースなどで煽って数字を稼いだり、スポンサーの会社の顔色を伺いながら番組を作っていますよね。
新聞も、信用して良いかわかりません。歴史から見れば、大変大きな過ちを犯した過去があります。
特に朝日新聞が、目の前の売上を確保するために、日本が戦争する意欲が高まるよう大衆を煽って誘導した過去があります。
というように、世間一般では正しいと思われているメディアも、売上を立てたいという第1目的があり、そのためには多少情報を曲げても発信することはいとわない。
という傾向が見えますよね。
個人レベルの情報発信となれば、もっとわからないです。
売上のためとは限りませんが、承認欲求を満たすために発信してる人も多いです。
それこそ、自分が正しいと思い込んでいることをとにかく発信している人だっています。
Twitterを見てて思いますが、本当にカオスです。
だからこそ、情報発信者が「どんな人か?」を見抜こうとする視点がすごく大切になってくるんですね。
その情報発信者の性格、大事にしている価値観、複数の投稿から見えるその人の本当の目的がどこにあるのか、、、
などなど、前述した「疑う」という視点を持って、くまなく観察しましょう。
そうすると、気になる情報発信者の良い点、ちょっと偏りがちな点、悪いクセ、などなど、色んな側面が見えてきます。
もちろん、100%完璧な情報発信者なんていません。
ですが、情報発信者1人1人の傾向やクセ、考え方や思想が分かるようになってくると、色んな人のいいとこ取りができるようになります。
すると、複数の優秀な人の意見を組み合わせて、自分にしか発信できないハイクオリティな情報を作ることができるようになるのです。
まとめ
インプット力がいかに大事か。
そして、どう意識すればインプット力が高まるか。
少しでも伝わると嬉しいです。
手前味噌ですが、書いているうちに、この記事の内容はマジで有料級だなという思いが芽生えてきました。笑
本当なら、500円でこの記事をご購入いただき、真剣に読み込んで欲しいぐらいです。
それぐらい良質な内容を詰め込んだつもりですし、情報発信をする人全員に読んで欲しい内容です。
もっというと、情報発信しない人もしっかり読んで欲しいと思っています。
インプット力は、生きていく上ですごく大切な能力ですからね。
ぜひ、この記事を何度も繰り返し読みながら、インプット力を高めていいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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