あの「7つの習慣」を転職活動に当てはめてみる
皆さんは自分の仕事に満足してますか?
こんにちは
shefuyutaです。
今回は、とある本を紹介します。
とは言っても、
わざわざいまさら僕が紹介する必要もない
「7つの習慣」という世界的に有名な自己啓発本です。
自己啓発本ってなんか
いいイメージを持っていない人も
いると思います。
最近はあまり聞きませんが、
意識高い「系」の人が
「知識」として語るだけの
薄っぺらい概念か何か
だと思われているのだと
思います。
本来自己啓発は
「自己」啓発なので、
自分の中で完結できないと
意味がありません。
セミナーかなんかに参加して
人から影響を受けないと
いけない状況なら
少なくとも自己啓発の
効果は出てないと思います。
自己啓発系の役割は
自分自身の責任で幸せになる手段を
提供してくれて、
あとは行動あるのみな状態まで
持っていってくれるところまでです。
それを前提にすれば、
この7つの習慣は
とても網羅的に人生を変える方法が
学べるとてもいい本です。
ただ、
さっき言った通り
今更紹介するまでもない本なので、
紹介記事ではないです。
今回はその7つの習慣を
転職活動に当てはめて
皆さんの転職する勇気に
繋げることを目的に
記事を書いています。
7つの習慣って何だ?
という方はこちらを参照ください。
とりあえずどんなものか知りたいということであれば
下の目次を見てください。
そのままのタイトルを記載してます。
第1の習慣 主体的である
ここが最もハードルが高いです。
なぜかというとここが入り口だからです。
この習慣が
僕が前から言っている
自分の行動とその結果に責任をもつ
という前提となる考え方に
繋がります。
とは言え
入り口に書いてある注意書きに
自分の責任で進んでください
って書いてあったら
なんか入りにくいですよね。
そういう意味で
ハードルが高いです。
そしてこの
自分の行動とその結果に責任を持つ
というのは
人に言われたから
とか
他に選択肢がないから
とか
要するに
自分で選んだんじゃない
だから自分のせいじゃない
という無責任な考えではなく、
どんな結果になろうと
行動の理由が何であろうと
この行動を実行する
最終的な決断をしたのは自分だ
という考え方を持ち
その行動の結果においても
自分のどんな行動が
この結果をもたらしたのかを
積極的に知る必要があります。
その考え方をベースに
今までの経験をまとめると
その経験の中で
自分が行った行動、
その行動による結果、
結果に基づく反省、
反省を活かした成功体験
という1セットで
経験と学び
について語れるようになります。
主体的であるから
経験から学ぶことができるんです。
学ぶから楽しいんです。
楽しいから仕事が楽になるんです。
というのが第1の習慣 主体的である
です。
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第2の習慣はシンプルです。
いわゆる
ゴールから逆算しよう
の考え方です。
7つの習慣は人生の話なので
人生の終わりを迎えた時に
どうなっていたいか。
人生が終わる時にどうもこうもない
って言われるかもしれませんが、
つまり弔辞で言う
この人は〇〇な人でした
の〇〇に何を入れて欲しいですか?
と言う事です。
お金持ちでした
とか
仕事熱心でした
ではなく、
もっと人間としての豊かさを
表現してもらえたらいいですよね。
そのために
人生の各ステージ、
または年齢の節目ごとに
どうなっていたいかを逆算して
近い将来にどうなっているべきか
というイメージを
より具体化して、
一歩一歩着実に
そのゴールに向かって
進む事が大事なんだと言う内容です。
これを転職活動に
置き換えるのは簡単ですね。
最終的なキャリアを
どのように夢見ているか
そしてそのキャリアを実現するために
どのようなキャリアパスが必要か
そのキャリアパスの各ステップで
どのような経験と知識が求められるか
と言う形で長期のゴールと、
その中間地点となる中期のゴールを
考えておけば
中期のゴールに進むための
小さな一歩は何をすべきかが
見えてきます。
もし長期ゴールがないのであれば、
選択肢を狭めないための
中期のゴールが必要です。
長期のゴールがない場合は
こう言うキャリアは嫌だ
という消去法でのゴール設定になるので、
消去法でたどり着くキャリアの可能性を
できるだけ広げられるといいでしょう。
選択肢があれば
正直どうにでもなります。
選択肢があれば
新しい選択肢も生まれやすくなります。
第3の習慣 最優先事項を優先する
ということで第3の習慣ですが、
第2と第3は繋がっています。
第2の習慣ではゴールの話をしました。
大枠のゴール(キャリアの目標)、
その中の中間のゴール(目標達成のために必要な中間地点)
を考えましょうということですね。
そして第3の習慣として、
その中間までの各地点へのルート構成(必要なことの整理)
を考えます。
まずTo Doには
2つの要素があるとよく言われますね。
重要性と緊急性です。
重要性というのは
絶対に必要かどうか、
緊急性というのは
今すぐに必要かどうか
です。
この2つの要素の組み合わせによってできる
4象限もよく見ます。
こんなやつです↓
よく言われるのは
右上の緊急なだけのタスク(オレンジ色)に時間を取られすぎている
だから積極的に捨てていきましょう。
ということですよね。
ただしこれもその結果の責任を負う
という前提でのことです。
自分が重要ではないと判断しての決断なので
当然と言えば当然ですね。
で、緊急ではないけど重要という左下の濃い青(緑青?)
が最も意識して時間を割くべきことなんだと
いうのが4象限のポイントです。
ただ、第3の習慣で考えた
終わりを描くことから始める
キャリアのロードマップには、
重要なことしかないはずです。
つまり4象限の左半分しかないはずです。
と言いたいところですが、
もしかしたら重要ではないことも
含んでいるかもしれないので
4象限でどこに当てはまるか
考えてみてください。
で、当然最優先事項は左上です。
緊急かつ重要です。
ここにあることは今すぐ取り掛かりましょう。
さらに、緊急ではないけど重要な左下。
これをどのタイミングで行うかを考えないといけません。
緊急ではないと言っても
いつまでにという期限はあるはずです。
そしてそのタスクを完了するために必要な
サブタスクもあるはずです。
そのサブタスクは緊急だったりも
するかもしれません。
これを考えて、ロードマップを
さらに洗練させていきましょう。
第4の習慣 Win-Winを考える
さて、
Win-Winは一般的な概念ですね。
お互いが得をする選択肢です。
7つの習慣の中では
You and Iではなく
Weという主語で考えましょう
と書いてあります。
この話は結構刺さりました。笑
もう読んだのは2年くらい前ですが、
未だにはっきり覚えています。
というか全体的に覚えているのは
かなり全体を通して刺さってきて
実際に自分の行動に落とし込めていることだからだと思います。
最初に言った通り、
自己啓発は自分の行動に落とし込まないと
全く無駄です。
多分他にもいろいろ重要なことが
書いてあったと思いますが、
覚えている範囲で書いています。
忘れている部分は
読み返すのがいいと思います。
後で読み返します。笑
で、転職活動におけるWin-Winは
もちろん転職先企業と自分ですよね。
転職先には自己PRで転職先企業ないしはそ配属チームにとって
自分が入ることの利点を理解してもらうこと、
そして自分にとっては今までの経験が活かせて
これからも学びを深めていけること
あとしっかりお金ももらえること。
その他人それぞれの要求はあると思いますが、
これらが揃って初めてWin-Winになります。
なのでまずは
自分の転職先に対する要求が何かを
整理してみましょう。
そして応募する際には
企業の応募者に対する要求が何かを
整理していきましょう。
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第5もWin-Winと似ていますが、
自分の要求ばかり通そうとせず、
相手の意見、要求をまず積極的に聞きましょう
というものです。
積極的にというのは、
相手が何を考えているのかを知る気持ちを持ちましょうということです。
つまり、
興味を持つ
ことが重要です。
コミュニケーションの第一歩として
興味という概念は
とても大切だと思います。
興味を持てば
おのずと相手の求めているものが
知りたくなるはずです。
で、これを
転職活動に落とし込むときは
先ほど第4の習慣で言った部分と重なりますが、
企業にとってのWinは何かというのを
突き詰めるということです。
企業研究という言葉がありますが、
面接前にWebサイトなどを見て
企業の方針や文化などを調べることを指します。
でも企業研究はこれで終わりでしょうか?
面接が終われば関係ないですか?
そんなわけないですよね。
練習相手にちょっと応募してみた
わけでもない限り、
将来自分が関わる企業や人たちです。
どんな企業、チーム、人で
どんな人材を求めていて、
どんな評価をしていて、
どんな立ち位置で市場にいるのか
そんなことに興味を持てば
どう考えてもインターネットで検索できる範囲の情報では
足りません。
面接官に質問攻めするしかありませんよね。
すればいいんです。
興味があるんですから。
むしろ業務に対して興味を持っているその態度が
とても大事です。
相手のことを知ってから
自分の要求を出していきましょう。
それが理解に徹し、そして理解されるということです。
第6の習慣 シナジーを創り出す
シナジーとは
いわゆる相乗効果ですよね。
1+1=2じゃなくて、
それ以上の効果が生まれるというやつですよね。
第5の習慣までで
自分を知り、
相手を知り、
相手にも自分を知らせる
ということを達成しました。
お互いに理解したら
何ができるでしょうか。
普通にしていれば
1+1=2です。
なんならお互いの要求がぶつかり合って
妥協策で結論づければ、
1+1が2にさえ
及ばなくなってしまうかもしれません。
ここで大切なのは
妥協ではなく、1と1ずつではできなかった
新しいことを生み出すという考え方です。
これをWin-Winと両立するのは難しいです。
なぜなら自分が一瞬でも
Loseに傾くのがお互いに嫌だからです。
ただ、
最終的に相乗効果を生み出し、
お互いに1以上になることができれば
それがWin-Winだという考えを持っていれば
You and Iではなく
Weとして、2つで1つという
結論にたどり着けるのではないでしょうか。
もちろんお互いがこの考えを
持たなければいけませんが、
そしてそれを率先して行うために、
まずは自分から一見Loseになるところを我慢する態度を
見せることから始まります。
ただしそれで相手が一向に
Weという態度に変わらなくても
失望してはいけません。
第1の習慣の通り
そう決めたのは自分です。
ダメな相手なら
自分の責任で
切り捨てていきましょう。
これを転職活動に当てはめるのは難しいですが、
その企業に入ったらその配属チームでどのようなアクセルをかけられるかを
自分事で考えることはできるかもしれませんね。
それを探るためにも
前述の質問攻めは重要です。
第7の習慣 刃を研ぐ
さああとは実践あるのみです。
刃を研ぐと聞くと、
短時間で大量の木を
とにかく切り倒さなければ
いけない状況で
誰もがとにかくがむしゃらに
切り始めた一方で
1人だけ刃を研ぎ始め、
結果その人が最も多く
木を切る事ができた
というストーリーを
思い出しますが、
この7つの習慣においても
準備もしっかりするし、
常に改善をし続けることを
心掛ける。
ということが説かれています。
常に改善をし続けるというのは
頭がフレッシュな状態を保ち
新しい情報が入ってくる
準備を整えるということ。
そして新しい情報が入りやすい
フレッシュな状態を作るには
古い不要な情報を
排除する必要があります。
過去の嫌な出来事とか
そこからくる不安とか
そういう脳のパフォーマンスを
落とすものを
人間に備わった技である
忘れる
を使って排除しましょう。
誰かに話すとか
嫌なことを逆に挑戦してみるとか
そういった行動は
頭の中のモヤモヤや
不安を排除する効果があるので
合わせて使ってみてください。
その挑戦こそが転職であり、
転職こそが頭をリフレッシュすることであり、
転職こそが新しいことなんです。
ということで、
7つの習慣を転職活動に
当てはめてみる
でした。
少しでも
皆さんの転職する勇気に
繋がれば嬉しいです。
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ではまた。
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