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「諸君、狂いたまえ」

『狂え、狂えーッ!』
誠意と真心は何よりも大事に、狂い続けたいです。

感情爆発。綺麗じゃなくていい、心から叫べ。




どうもgongonでございます。


スプリットEP「メメント・メモリ」
リリースツアーファイナル先日終了。

関わってくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

これからも加速していきますよ。
今後ともよろしくお願いいたします。


さて、早速ですが、タイトルのやや過激な言葉

「諸君、狂いたまえ」

ですが、これは私の出身地(山口県萩市)の
大スターである、吉田松陰(よしだしょういん)が
「松下村塾」で先生として門下生に向けて放った言葉です。

この言葉を下に、門下生である高杉晋作・伊藤博文・久坂玄瑞らは見事に倒幕を果たし、今の日本がある、という訳です(にわかですみません。多分合ってます)。

松下村塾(世界遺産)


少し難しい且つニッチな話をしてしまいましたが、
幕末において大活躍した吉田松陰はこのような名言を数々残しており、現代を生きる我々も彼の生き様から学ぶべきなのでは、いや絶対学ぶべきである、と思い今回記事にしてみました。

ちなみに僕は小学校時代(明倫小学校出身)この吉田松陰の名言を毎朝朗唱させられていたのでほとんど覚えています。


また、「吉田松陰」呼びではなく
松陰先生」と呼ぶことが義務付けられています(今思うと宗教じみてる、でもいい教育)。


明倫小学校(世界遺産)


それでは、この松陰先生が残した名言をいくつか紹介していきます。


1.「至誠にして動かざる者は、未だ之有らざるなり」

これ1番有名なやつです。孟子の一節らしいです。


精一杯の誠意で相手に接すればそれで心を動かされない人はいない。故に、人を動かそうと思うのであれば真心を持ち、精一杯の誠意を持って接するべきである。」という意味の言葉です。

「誠」は「言う」と「成す」、
武士に二言は無い、有言実行。

学校でも然り、職場でも然り、バンドでも然り、
真心と誠意を持って人と接することができるといいですね。


2.「宜しく先ず一事より一日より始むべし」

どんな大事を成し遂げようともまずは小さな1歩から。」ということですね。

松陰先生ほどの偉業を成してきた人物が発した言葉ゆえに重みを感じます。(某サイトより引用)


3.「親思う 心にまさる親心 今日のおとづれ 何と聞くらん」

「自分が親を想う気持ち以上に親は自分のことを想っている。」という意味の言葉です。

安政の大獄で囚われ、処刑される直前に言ったらしいです。「今日死罪となる自分の知らせを両親はどのような気持ちで聞くのだろうか」という内容です。考えさせられますね。

ちなみにこの言葉は小3の3学期に朗唱していたと思います。今思うと小3にこの言葉を理解しろ、と言われても無理がありますよね。この年齢になってやっと感じるものがあるぐらいなのに。


国のことを想って倒幕を目指し、結果的に幕府の反感を買い、逮捕されてしまう松陰先生ですが、加えてこのようなことも言っているようです。

「法律を破ったことについての償いは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、もし人間道徳の根本義を破れば、誰に向かって償いえるか、償いようがないではありませぬか。」

どこまで人徳者なんだ。


4.「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」

これは小学校時代野球の監督から送られた言葉です。

夢を語れ、それに向けて本気で考え、本気で行動しなさい。その先に未来がある。」という風に言われたのを覚えています。

今でも大事にしている言葉です。


5.「敵が弱いように、敵が衰えるようにと思うのは、皆、愚痴もはなはだしい。自分に勢いがあれば、どうして敵の勢いを恐れようか。自分が強ければ、どうして敵の強さを恐れようか」

敵が弱いことを願うな、自分が強ければいいのだ。」という意味の言葉です。

当時の歴史的背景もありそうですが、現代を生きる我々にも通ずるものがあるのではないでしょうか。


周囲の評価が必要以上に気になってしまったり、自分と他人を比べて沈んでしまうことは人間誰しもあると思います。

松陰先生は常に「自分」を持って行動してきました。

自分は自分、己を研鑽することが、大切である
という非常にありがたいお言葉なのではないでしょうか。



と、いったところで今回はこれぐらいにしておきます。まだまだ名言はたくさんあるので(調べた感じ50〜100はありそう)、是非皆さん調べてみてください!

吉田松陰は僕にとって一生の先生です。
みなさんも一緒に弟子入りしてみませんか。

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