麻布十番 フレンチ ラリューン
東麻布のフレンチ、ラ・リューンでランチをしてきました。
この地で20年以上の高評価フレンチです。
お店はコロナの直前に改装されたということで、グレーと茶色を基調にしたモダンでシックな内装です。
春先の息吹を感じる猫柳が飾られていました。
ふわふわ、するっとした猫柳の花穂は上品で美しいですね。
アミューズがなんと、和風!!!
びっくりしました。
だからお箸が置いてあったのね。
ワカサギのフリット、甘鯛のカルパッチョ、パルメザンのおせんべいでした。
このワカサギのフリット、これまで食べたワカサギの中で一二を争うおいしさ。
すごく柔らかくて、かりっとした衣との対比が素晴らしかったです。
甘鯛も、パプリカや紫玉ねぎでさわやかに頂けました。
パンは天然酵母の自家製パン。
少し酸味があるしっとり、どっしりしたパンで、「たくさんあるので、何回でもお代わりして下さいね」とのこと。
給仕の女性もとても感じがよくて、終始気持ちのいい接客でした。
アミューズの後は前菜です。
前菜は、ウニとかぼちゃのソルベ、コンソメのジュレを載せた茄子がスペシャリテということでお願いしました。
すごい美味しい。
ウニの濃厚さ、かぼちゃの甘み、コンソメのうまみとトロッとした茄子が絶妙のハーモニーでした。
もうひとつ、前菜でお願いしたのはカマス。
カマスにカリカリに揚げたハーブと牛蒡、そして煮た大根にちょっと酸味のあるカカオのソースを合わせたものです。
こちらも、ジューシーな大根、カリカリのハーブと牛蒡、そしてカマスの絶妙なハーモニーが美味しかったです。
カカオのソース、魚にとても合っていました。
そして、この色味を抑えた力を感じる盛り付けも美しいですよね。
マッシュルームのスープ。
こちらは、発酵マッシュルームを使ったスープということで、チーズも入っている?とても複雑で濃厚なお味でした。
これも初めて食べる美味しさ。
メインは豚、短角牛、そして本日のお魚から選びました。
豚が一番美味しかったかも。
すごくジューシーに焼き上げられていて、ソースはマカデミアナッツのソースが添えられていて、これがクリーミーで濃厚でした。
面白いサクサクした歯ごたえのキノコが添えられていました。
短角牛にはチコリの仲間の野菜が添えられ、あまり苦みがなくて美味しかったです。
お肉も柔らかくて赤ワインソースと美味しく頂けました。
白身魚のサフランソース。
(鯛だった気がするのですが、もし鯛だったら、鯛二回目????)
フェンネルなどのハーブに、根菜や葉野菜が添えられ、さわやかな美味しさでした。
そして、デザート。
フォンダンショコラには、生クリームと牛乳のソルベが。
私、基本的にフォンダンショコラがあったらお願いするんですけど、このフォンダンショコラ、これまで食べた中で最高の美味しさでした。
かりっとした表面、ふわっとした生地、それでいて濃厚な絶妙な焼き具合、甘みの抑えられたチョコレートの風味、こんなに美味しいフォンダンショコラある????
本当に美味しかったです。
ミルクソルベもさっぱりしていて最高でした。
断面。
とろっと流れ出てくる~。
もう一つは、リンゴのクリームブリュレにしました。
焼きリンゴの中をくりぬいて、クリームブリュレが詰めらえています。
これも本当に美味しかったです。
パリッとトロッとしたブリュレとリンゴの甘さがいくつでも食べられそうな美味しさでした。
また、食後の飲み物がとても種類が多いのもポイント高いです。
フレンチの食後のお茶って結構薄目であまり美味しくないこと多いんですが(色のついたお湯か?みたいな)、こちらでは好きな紅茶を選べます。
ウバやキームンがあるなんて♡
今回はアッサムのミルクティ、キームンのストレート、スペシャルティコーヒーをお願いしましたが、なんと、コーヒーもポットで出して頂けます。
コーヒーポットなんて初めて見た。
食後の時間をゆっくり楽しめます。
今回のメニュー。
一休から予約して、5160円のコースに短角牛やフォンダンショコラは+料金でした。
麻布でフレンチなら、もうここ一択かも。という美味しさでした。
これまで知らなかったなんて~。
また頻繁に通いたいと思います。
ラ・リューン
03-3589-2005
東京都港区東麻布2-26-16
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13002869/
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