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ダイハツの不正と真面目でノーと言えない日本人

こんにちは。
このブログでは「自分の人生を自分らしく生きるために」をテーマに教育、子育て、転職、投資などの話題や情報をお届けします。

国の認証を長年にわたり不正に取得していたダイハツの社長のインタビューで思うところがあったので書きたいと思います。

ダイハツ工業の不正問題

ダイハツ工業は以下の様な不正を行いました。

・エアバッグのタイマー着火による不正加工
・試験結果の虚偽記載
・試験速度の改ざん
・タイヤの空気圧の虚偽記載
・助手席頭部加速度データの差し替え

ダイハツ公式HP第三者委員会 調査報告書より

ダイハツ工業は創業は別ですが1998年からトヨタの子会社です。

私は現在、EMCという試験に従事しており、さらに20年ほど前には車ではないですが各国の安全規格や環境規格の認証に関わる仕事をしており、まさにこの辺りの分野に携わっておりました。

こうした仕事は書類上のデータでの仕事になるので不正をしようとすればいくらでもすることが出来ると思います。規格によっては市場に出回っている製品を無作為にピックアップして本当に適応しているかチェックするものもありますが、基本的には会社の善意に任されています。


今回、私が気になったのは以下の記事の中の2か所です。

・まじめであるが故に背伸びした
・超短期開発を諦めるのはやむを得ない

東洋経済 ONLINE ダイハツ新社長「トヨタと組みながら戦っていく」


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