学校との日傘交渉〜声を上げることで世界は変えられる〜
こんにちは。
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今では男性でも日傘をさしている方をちらほら見かけるようになりましたが、以前は、ほとんどの男性が日傘を使っていませんでした。
当時から日傘を利用していた私は、男性向けの日傘を探すのに苦労したり、周りから奇異な目で見られたりしました。
でも、実際に日傘を使ってみると、その便利さがよくわかります。当たり前と言えば当たり前なのですが、持ち歩く日陰なのです。
小学生の多くが日傘を使いたいと思っているのに実際に使えている子は少ないという記事が載っていました。
日傘を使いたいという子が7割いるのに、なぜ1割の人しか使えていないのでしょうか。
息子の通っている小学校では今では半分の児童が日傘をさしているそうです。
しかし、息子が入学した当初は誰も日傘をさしている子はいませんでした。
誰も日傘を使う子どもはいなかった。
息子が小学校に入学したとき、小学生の間では特に、日傘を使っている子はほとんど見られませんでした。
日傘を使用しその便利さと必要性を痛感していた私は、子ども達が日傘をささないことが熱中症のリスクを増やすことに繋がり非合理に思えました。
誰も日傘を使っていない中で、息子に日傘を持たせたいと思ったのです。
学校の規則では日傘の使用は特に禁止も推奨もされておらず、子ども達が日傘を使うという想定がなされていないようでした。
勝手に使用して悪目立ちするのも本意ではないので、まずは学校と交渉することから始めました。
学校との交渉と日傘の承認
最初に学校の先生と話し合い、日傘の重要性を理解してもらうことに努めました。
私の息子にはアトピーがあり、肌に悪影響があること、直射日光の下で過ごす時間が長いと、子どもたちにとっては非常に危険であることを説明しました。
そして子どもが日傘をさすことは先生方の手を煩わせることではなく、むしろ熱中症の予防に繋がり手間が減ることになると説明しました。
学校側も得に頑なに反対と言うわけではなく、周りの子に危険が及ばないように周囲が込み入っているときには使用しないなどの条件を守れば認めていただけることになりました。
日傘の普及とその効果
学校での日傘使用が許可されましたが、始めは息子一人しか使用していませんでした。しかし、少しずつ他の保護者たちも日傘の利点に気付き始めました。
現在では、学校に通う半分の児童が日傘を使用しています。
これは勝手に学校や子どもは日傘を使ってはいけないと思い込んでいるだけで、実際に日傘をさして登校している息子をみれば、日傘さしてもいいんだ、確かに熱中症予防に効果的といった認識が拡がっていった成果だと思います。
自ら声を上げることで世界は変えられる
学校や自治体などは別に我々を監視する敵ではありません。学校や自治体なども社会や市民の生活がよくなることには前向きに取り組んでくれます。
ただ、今まで声を上げる人がいなくて非合理性に気づいていないだけだったり、気づいていても教師や公務員という立場の人が率先して声を上げて推進しづらいだけです。
もちろん、何かを為すのに手間やコストが掛かることにはそう簡単にYESとは言われないでしょう。
しかし、自ら声を上げることで身の回りの社会を良くし、後に続く人の助けになることが出来ます。
あなたが声を上げることで世界を変えることが出来るのです。
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