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欲望と妄想が作り出した執着だ

こんにちは!

暑い暑いって言っていたら気づいたら10月になっていましたがご機嫌いかがでしょうか?
なんか東京は暑いですよね!(まだ言う)

タイトルどうしたんだよ、って感じですが笑
最近も相変わらず韓国ドラマをよく見ていて、『浪漫ドクターキム・サブ』という医療物ドラマがありまして、最近はずっとそれを見ています。
どんな話なのかは割愛しますが、このキムサブ先生が名言オンパレードするんですよ。
今日のタイトルもキムサブが、キムサブのことを勝手にライバル視して拗らせまくっていたお医者さんに対して放った強烈な一言です。

で、最近いろんな話を聞いたりしていると、人間関係のトラブルって、たいていこれじゃないの?って感じました。

相手に対して、あの人にはこうあってほしい、きっとこういう行動をとってくれる、というのを持っていて(妄想と欲望)
でも、自分の思うように相手が動いてくれないときに(現実で否定される)
拗らせて、その相手に対してどうしてそんな行動をとるんだ!と怒ったり恨んだりする(執着)

これだわ、と。

身近な人間関係でもそうだし、ネットでの関係でもそうだし、芸能人やアイドルに対しても起きているなぁと感じています。

憧れている相手に理想を求めたりするのはそれは仕方ないし、わたしもあるけど、その理想と違う行動を相手がとった時に、ちゃんと自分の妄想とは切り離して、相手を尊重すれば、
(否定された!拒否された!)
みたいにはならないんですよね。

つい最近、仕事でとある署名(国にたいして責任を問うような)を集めていた時に、もしよかったら署名してくださいってお伝えした人が
「俺は、なんでもかんでも国のせいにするのは嫌いなんだよね」
って言ったんです。
それはその人の考えだから、尊重するし、でもわたしはそうは思っていないから
「そうなんですね、わたしは国も悪いと思いますけど、あ、でも署名は大丈夫でーす」
と言ったら、その人も少しだけハッとした顔をしていたけれど、そのあとは普通に雑談をして終わりました。

こういう時に、もし、自分が相手に対して
(一緒に署名してほしい、署名すべきだ、なんで国が悪いってこの人は分からないんだ?怒)ってなったら、署名を拒否されたことに対してずっともやもやするだろうし、なんなら署名拒否=わたしが拒否された、みたいに誤った解釈をする可能性もあると思うんです。
この思考回路はとても自分自身を苦しめる気がします。

最近「曖昧さ耐性」という言葉を耳にしたんですけど、それは「白か黒かじゃないあいまいなことを許せるかどうか」みたいなものなんですって。
それが高い(曖昧なものを許せる)ほうが内面の幸福度が高いんだそうです。確かに、常に白か黒かをつけたいと思っていたら、しんどいですよね。
人生はオセロゲームじゃないですからね。

タイトルにした”欲望と妄想が作り出した執着”も、自分の考えとはちがう曖昧なことが許せない故に起きている気がします。

もっと、楽に、生きて、いい。

最近、人の死を少し身近に感じられる出来事が多かったので、いろいろ考える事も多かったのですが、生きているうちはもっと執着を手放して、肩の力を抜いて楽に生きられたらいいのにな、と思いました。

幸せでいましょう。

ではでは、また!

(あなただけの物語の送付が遅れていますが、もう少し、お待ちくださいませ!!!すみません!!!)

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