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物語と現実の緩やかなリンク

こんにちは。

わたしの友人には絵描きが多いんですが、その中のお一人、絵師ごと屋のmasayoさんに数ヶ月前絵をオーダーしました。

彼女は順番を待っている人も多い人気者なんですけど、絵がわたしに届くまでのタイミングが本当にすごくって。
実はわたしの順番は一つ後ろだったんですけど、いろんな事情でくり上がったんです。もう他にもいろんなことが宇宙タイミングすぎて、詳しくはおまさちゃんの(普段の呼び方に戻す)ブログに書いてあるのでぜひ!

そして、昨日無事に絵を受け取りました!
題して『柘榴の夢』

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見せてもらった瞬間に優しい気持ちでいっぱいになりました。
彼女は紙芝居のように、絵をオーナーに向けて、その絵にかかっている白い紙をそっとめくるんですが、わたしはその”儀式”が好きです(他の人への作品お渡しに同席したことがあって、いいなって思ってた)。
自分の大切な宝物を見せてくれる瞬間。
そしてその宝物を譲り受けるという特別な瞬間。

どうしてこの絵をオーダーしたかを少し書きますね。
わたしには『喫茶柘榴』という2年くらいずっとポツポツnoteに書いている小説があります。
そして、それを纏めて本を作るなら表紙は絶対に柘榴の絵にしようと思ってたんです。さらに、その柘榴の絵はぜひおまさちゃんに書いてもらうぞ、と決めていました。

現実とリンクする形で物語の中でも「柘榴の絵」が登場します。
「柘榴と海のアトリエ」

おまさちゃんはこの絵を描く時、わたしにオーダーされたのではなく、「柘榴の男」にオーダーされたような気がした、と言っていました。
なので『柘榴の夢』は、物語の中の彼が現実の絵描きである彼女にオーダーしたという不思議な意識下で描かれた作品です。

完成したとっても優しいタッチの柘榴の絵を見て、同席していた友人が
「柘榴の男、優しいんだわ」と言いました。
描いたおまさちゃんも「柘榴の男は繊細で優しい(そんで少しだけ儚い)」と。
物語と絵が緩やかにリンクした瞬間でした。

物語と現実の緩やかなリンク。
そんな豊かな遊びを一緒にしてくれる仲間がいること。
わたしは、今生きているということが、とっても楽しいです。

昨日は美味しいワインを飲みながらの嵐DVDの観賞会でもあったので一緒にパチリ♡
額装するのも楽しみだなぁ♡
でも表紙絵に使うにはスキャンする必要あるからもう少し先かなぁ、なんてことを考えるのも楽しいです!

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ではでは、また!

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