【加筆・修正ver】杉藤 俊雄 は××したい_71_30代編 01
2015年 3月――。
僕は生きている。あの時、五代くんは僕を殺すことなく、五代くんも死ねなかった。生きることを決めたのなら、僕は大川くんの遺言に従って人を殺さないように頑張っている。通り魔もやめたし、僕はつとめて普通の人になろうと努力した。
そう簡単なことなんだ。主に殺したかった人間の九割を、大川くんが生きていた20代に殺すことが出来た。それで十分じゃないか。葉山のように殺すのが難しい立場のヤツや、僕が手を下す前に死んだ奴もいた。そう、だけど九割やり遂げた。僕はやり遂げたんだ。
……けど、殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい。
みんなみんな殺したい。
これじゃあ、ダメだ。
大川くんが死んで一年以上我慢できたんだ。
これからも、死ぬまで僕は普通の生活をしないといけない。
間の抜けたボンボンとして、整形手術を毎回受けて、術後の体調を気遣うアラサーとして。
だから。
「わぁーた、とっしー。ここらで廃業しようや、死体処理の産廃場も閉鎖や」「ごめんね、早瀬くん」
「えぇって、えぇって、せやけど……」
茶色のレンズが入ったサングラスの奥、底光りする垂れ目が僕に語りかける。
これでいいのか、これで完全犯罪が難しくなるぞ?
骨まで燃えて灰になるまでの強力な火力をやすやすと手放すのか?
探るように睨む早瀬くんの顔は、生きることに疲れ切った印象があった。彼はずっと八雲会の代紋を背負って、山中崎を央龍会と中国の組織から守り続けていた。東と西、さらには外国とも間に挟まって、僕たちのために骨を折り続けてくれた。そろそろ限界がきてもおかしくない。
「よかったー。もうギリギリガッチンやったんや。園生はなんのかんのでようやっとうけど、結局は堅気の素人やさかい、危ない橋はたらとうない」
脱力したように笑う早瀬くんの顔には、引き締まった色気があるのに妙な陰りがあるのが気になった。
けど、僕はそれに対して言及することはない。
僕はいつものように見ないふりをして、気づかないふりをする。
だからいつも報いがくる。
三月なのに初夏のような気配を感じさせる、ぬるくて蒸れる匂いの風が吹く。形式的な冬は存在しているけど、感覚的な季節は秋と夏を繰り返しているような、そんな気分になってくる。
住んでいるマンションのバルコニーから眺める山陵から、白い雪の頂きが消えたのはいつだっただろう。
「杉藤さん、お茶を淹れましたよ」
「わかった」
僕の後ろから話しかけてきたのは物部くんだ。大川くんが死んでから、僕は物部くんを引き取って一緒に暮らしている。
引き取ることで、彼の親戚とひと悶着あるかと思ったけど、あっさりと了承されて拍子抜けしてしまったなぁ。
というか、物部くんの家が思った以上に旧家でびっくりしたよ。自称芸術家の叔父なんかは、B市や山中崎に何件もアトリエを持っていたし。あぁ、でもかなり俗っぽい人だったね。杉藤である僕とお近づきになれるとかで、妙に食い気味だったし。たまに変な壺を持ってきて、高値で買わせようとするから、アトリエごと全部買い取って、税金対策の名目で無理やり海外へ移住させたのは我ながら無茶をしたと思う。
僕はしみじみと噛みしめた気分で物部くんを見た。すっかり同居人というよりも家政婦として板についてきた彼は、テーブルの上にバーレイ社のティーカップを並べて、静かな所作で茶を注いでいる。
なんのかんので彼は有能だ。僕のいうことを従順に聞いてくれて、口答えすることはあまりない。
僕の運転手として、僕の家政婦として、僕の趣味のアシスタントとして、僕の介護士として、僕の性欲処理の相手として。
……これじゃあ、友達じゃなくて奴隷じゃないか。
だけど、知ってしまった快適さを手放すには惜しくなってしまい、結果的にズブズブと堕ちていく。底のない果てのない、真っ黒な奈落に堕ちていく。
こうして人を殺さずに、ゆっくりと少しずつ腐りながら死んでいくんだ。
蠅がたかるような腐敗臭を放ち、醜く溶けて崩れていって、最後に土へと還っていく。
「…………ふぅ」
そんな僕の気持ちとは構わずに、物部くんはいつものように、なにを考えているのか分からないぼーとした顔で自分の淹れた茶の匂いを嗅いで、僕はちょっとイラっとくる。
バーレイ社製品の特徴は、エレガントな植物のデザインが売りなのに、物部くんの冴えない顔が横にあるせいで一気に陳腐な花柄になってしまった。
ねぇ、物部くん。もうちょっとキリっとした顔できないの? これバーレイ社のブルー・アジアティック・フェザンツなんだよ。
ティーカップとソーサーで七千円超えるし、君が持っているポットは日本円にすると二万近くになるんだよ。
「カモミールティーか。良い香りだよね」
「そうですね」
もうよそう、時間の無駄だ。
湯気を立てている円形の琥珀の海。その水面には小さな白菊の花がぷかりと浮いている。リンゴに似た爽やかで甘みのある香りに、僕は笑顔を貼り付けて花ごと茶を飲み下すと、物部くんがにっこり笑う。
「「…………」」
僕たちの間に流れるのんびりとした緩い空気に、むなしい気持ちがこみあげてくるのは、僕が壊れているからだろうか。
吐き気を催す平穏が壊れることを待ち望んで、学生時代の頃のように世界が終わることを望んでいる。
「そういえば、大川運送と契約を切ったって本当ですか?」
「あぁ、けど。普通に使う分には問題ないよ。あの時は、大川くんがいたからいろいろ融通してもらったことだしね」
大川運送は大川くんが死んでも問題なかった。新しい社長は大川くんの兄弟が就任して、年老いた両親は早々に隠居の状態だ。
新しい社長と対面して、僕が契約を切りたいと言った時、社長の顔に安堵の色が広がったのを僕は見逃さない。
そして気づいてしまったんだ。ターゲットを運ぶときとか、死体や凶器を運ぶとき、僕たちが逃げる時、大川くんは僕の知らないところでいろいろ無茶をして、僕の要求を通した一方で、顰蹙や不満をうまく抑えてきたのだろう。
大川くんがいなくなった今、もう以前のように出来ないことに気づいて、大切な大切な友達である大川くんの死よりも、自分が自由に使える便利な足がつかえないことの喪失を重く受け止めている。
殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺せない、殺せない、殺せない、殺せない……。
「時間がたつのは早いですよね」
そっとお茶に視線を落とす物部くんは、いつもと変わらないぼーとした顔。だけど心なしか、少しだけ悲しそうな顔をしていた。
「そうだね、気づいたらおじいちゃんになっちゃって、物部くんに看取られるのかもしれないかな」
それが一番ベターな選択で、僕の結末なのだろう。お節介な連中のせいで、お見舞い話が舞い込んでくるけど、結婚なんてもう考えていない。
葛西 真由の死体はいまも尚、誰にも見つかることなく眠り続けている。誰も死んだことに気づかれず、存在したことすら忘れられる――あぁ、なんて羨ましい存在なのだろう。
僕も消えたい。忘れられた存在になりたい。
殺し殺すことを考えることなく、美醜を考えることも、友情も、なにもかも自分の中で空にして、透き通ったもので僕の中をいっぱいにしたい。
目を閉じた瞬間に、ふっと自分の存在が、この世から消えてしまえばいいのに。
「……オレより先に杉藤さんは死にませんよ。それよりも、オレの方が先に死にそうです」
「そうかなぁ。それはイヤだなぁ」
ねぇ、誰か、僕を殺してよ。
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「このカモミールティーおいしいね。どこのメーカー?」
「あ、園生さんのとこです。イザベルさんが最近ハーブづくりにハマっているとか」
のんびりと答える友人に、彼は一生、僕の陰湿な願いに気づかないだろうな。と、失望して同時にほっとしている。矛盾の極みだ。気持ち悪い。
園生くんのところは、頭痛の種だったお父さんがやっと死んでくれて、妙に最近イキイキしている。
なにせ借金を重ねる人間がいなくなったのだから、これ以上増える心配もない。父親の死亡保険と園生家の資産を整理して借金に充てることで、ゼロにならなくても数年後には返済できる見通しがついた。
死という思わぬ幸運によって、園生母子はようやく長いトンネルを抜け出したのだ。
イザベルさんは母国であるフィリピンに帰ることなく、山奥の杉藤本家から市内のアパートへ引っ越して、日々楽しく過ごしているらしい。
彼女とは最近、街を歩いているとよく顔を合わせることがある。
息子の存在を忘れたかのように溌溂とした表情をして、街中で僕を見つけた時は礼儀正しく会釈したと思ったら、すぐに他人のような顔になって雑踏へ消えていく。
小学校の時、僕に息子を頼むと真摯に頭を下げた彼女は、もういなかった。母親という役割からも解放された彼女は、失われた人生をやり直そうと生き急いでいる印象があり、どこか危うさを感じたのだが、僕が口だすことではない。
園生くんはまだ、杉藤本家の屋敷に住んでいるらしい。
まったく不便の極みで理解不能なんだけど、園生くんが誰よりも、あの屋敷を欲しがっていたことを僕は知っている。
友達じゃなくても、僕のわがままに付き合ってくれた園生くん。
彼に報いたいと思って生活の不便を解消するために、山中崎の交通事情を改善しようとしたんだけど、後藤さんに止められてしまって、計画が白紙になってしまった。
後藤さんは僕に言った。
「あの山を開発しないことを条件に、杉藤家を援助している」のだと。
もしかして山中崎に隠されている核爆弾って、山中崎の山にあるのかな。
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(僕的には、杉藤本家の霊園が怪しいと思っているんだけど、こんど調べてみよう)
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「園生さんも大変ですよね。下手に中国語とかフィリピン語とか喋れるから、早瀬さんだけじゃなくて、あっちの連中からも頼りにされているみたいですし」
園生くん、借金がもうすぐ完済できるからって、早瀬くんを介してよくない連中の仕事を請け負っているみたいなんだよね。
こういう時って一番危ない気がする。ゴールまでのラストスパートで、無理にダッシュするような行為。ペースをこのまま維持すれば無事に無難にゴールできるのに、無理に力が入ったせいで盛大に転ぶんだ。
転ばないように、無茶しないといいんだけど。
とはいえ。
「え、園生くんって中国語できたの?」
「え、知らなかったんですか?」
「「え?」」
お互いに妙にズレた驚き方をしながら、僕は最近会った園生くんの姿を思い出そうとした。
二メートルに届く長身とか、人を食ったような皮肉気な表情とか、見る人に嫌悪を抱かせるだらしない服装とか、生真面目なイザベルさんと一緒に暮らしたら、多分血の雨を降らせそうなほど、園生くんはだらしない大人になってしまった。
幼い頃のおどおどした園生くんとは天と地の差がつくレベルだ。流れる時間と環境は否応なく、人格に影響を及ぼして成長を促していく。それは環境を変えることができず身動きが取れない植物が、たくましくもゆがんで成長していく光景に似ている気がする。
「そういえば、イザベルさんとはよく会いますけど、園生さんとは会いませんね」
話題を変える物部くんに、僕は驚いてしまった。彼のことだから、その後に黙り込んで変な空気が流れるかと思ったから、ほのぼのと茶を含む物部くんに思わず凝視してしまう。
これって物部くんも、成長して大人になったってことだよね。
カモミールティーで体を温めながら、僕の中では冷え切って乾いた感情が渦巻くのを感じた。
子供の頃は友達のことが知りたくて、自分の時間をさけることができたのに、大人になれば自分の時間だけで精いっぱい。時間の流れも速く感じるし、友達の方もいっぱいいっぱいで意識しないとお互いの時間が交わることがない。例え近くに住んでいようとも、携帯やメールアドレスを知っていようとも、僕たちは独立した存在として自分の時間と現実を生きている。
僕の現実――人を殺してはいけない。
悪意を持って、他人を傷つけてはいけない。
これは当たり前の事なんだ。大川くんのために、そして――。
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『やっぱり、こうなるんだ』
銃口に糸のような煙が立ち上る。僕の眉間を打ち抜くはずだった弾丸は、顔の横、僕の頭をささえる枕を貫通して僕を横たえるベッドのどこかに止まってしまった。
結局、僕も五代くんもあの時死ねなかった。
傷のなめ合いに終始して、慣れ合いながら腐っていった。
あの時死んだほうがマシだった。
今でもそう思う。
誰かを殺したいと願い、ないものねだりをしながら自分を憐れむキモチワルイ日々を誰か終らせてほしい。
そう、誰か。
「そう言えば、今日の午後はボランティアで介護施設に行くんですよね。ついでに動画撮影にしますか?」
黙り込んでしまった僕を物部くんが気遣うように、声をかけてくる。
「ん、あぁ、そうだね」
物部くんの声に我に返ると、僕はカモミールティーを飲み干した。飲み込んだ液体が胃の中に落ちて、体を巡っていく。
癪だけど物部くんが現実を思い出させてくれたおかげで、気分が少し楽になった。こんな僕でも、やることがあるのはありがたい。それが、僕じゃなくても、誰でもできる代わりでもいい内容だろうとも。
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「君はもっと世間へ出るべきだ」
大川くんが死んで、五代くんと一緒に死に損ねた僕は一時期抜け殻状態だった。なんとか物部くんを引き取るまでは良かったけど、自分の身の回りを世話してくれる人間が出来たことで、緊張の糸がぷつんと音をたてて切れてしまった。
「杉藤さん、ご飯、ドアの前に置いておきますね」
「うーん」
ベッドから起きれない僕は犬が唸るような返事をして、天井を見上げたままなにもしない。そんな日々。
ある日、後藤さんが見舞いに来た時、彼は僕を無理矢理起こして言ったのだ。
ボランティアをやれ、演劇をやれ、今ならユーチューバーをすればいい。君はしっかり、君のおじいさんの血を引いているんだ。周囲の瞳を常に気にすることで、君は君を保てるんだ。と。
なんとも乱暴な理屈だけど、僕が立ち直る分には役に立った。
随分シワが増えた後藤さんは、相変わらず極上の紅茶の香りを漂わせて、僕に祖父の面影を重ねながら現実的じゃない現実の話をする。年を取ったら、現実の認識は、午睡に見る夢のように抽象的なモノに落ちていくのかもしれない。解像度が下がって、なにもかも曖昧になって、寿命が尽きるころには、なにもない真っ白な世界が広がっているんだろう。
ボランティアもユーチューバー活動も、大学時代に後藤さんのとこでやっていた即興舞台の経験が役に立った。その時その時の企画をたてることが楽しくて、友達ではないけど、そこそこの共通目的を持つ人間と行動することが、結構新鮮で、それが立ち直れたきっかけになれたんだと思う。
五代くんの方は……正直、立ち直れたのか分からない。
相も変わらず忙しそうで、折角の綺麗な顔なのに目の下にクマが出来ていて、とてももったいない状態だ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「そうそう、そういえば五代さんからさっきメールがありましたよ。今度、久しぶりに会わないかって」
「…………」
「どうしました?」
僕の反応が薄いことに首を傾げる物部くん。僕は自慢の美貌を少し曇らせてため息をつく。
「うん。ちょうど五代くんのこと思い出していたからね」
「ふーん、そうですか」
「…………」
うーん。物部くんは平常運転。僕がどんなに美貌を磨いても、彼に響くことはない。ある意味、目先に惑わされない点では僕のお世話役にふさわしいんだろうけど、ちょっと嘘でもいいから良いリアクションをとって欲しいと思ってしまう。
「ねぇ、物部くん。僕の唇って今どんな感じ? 先週、打ったヒアルロンの注射の効果って出てる?」
「だいぶ腫れがひいて、落ち着いた感じがしますね」
「肌の感じとかどうかな? 透明感とか。金箔のパックを使ってみたんだけど」
「えーと、健康的だと思いますよ。金箔のパックのおかげかは分からないですけど」
「こんど顔の切開手術と、目の周りの骨をけずる手術を受けようと思うんだけど……」
「しばらく寝込むこと確定ですね。スケジュールの調整は任せてください」「……ねぇ」
「はい?」
「なんでもない」
わかってる。僕は大川くんと話す調子で、物部くんと話している。大川くんだったら「ゲッ」って声を出して、呆れて、大げさにため息をついて、いちいち大げさなリアクションをとってくれただろう。
物部くんに大川くんの代りなんて出来ない。
その逆もしかりなわけだけど。
わかっているけど、けっこう辛い。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回のボランティアは所属しているNPOが主催しているもので、手入れが行き届いていない老人たちに一種の慰労を提供する内容だ。
化粧をしたり、爪を磨いたり、身体に負担のかからないリンパマッサージをしたり、僕はメイク担当だけど、相手が同性の場合は軽く顔のマッサージを施して、簡単な保湿をする。
それだけでも、見た目年齢が五歳以上違って見えるのだから、人間の肉体というのは不思議なものだ。
そして、今日の僕は……っと。
ボランティア仲間と老人たちに好かれるメイク。ネイルアートは論外。透明感のあるナチュラルメイクが定番だけど、年老いても尚女性の観察眼は侮れない。僕の顔のメイクを判断材料に、彼女たちなりの好みや評価を下して自分たちに利があるか評価する。
僕への評価はおおむね好評だと思いたい。切実に。
「さて……と」
折角のヒアルロン酸注射で良い感じに厚さを増した唇に、どんな色が映えるだろうか。ピンクにブラウンを混ぜて、ちょっと色をおさえた古風な感じが良いかな。少しパープルを入れて品の良い感じにするのも良いけど、この前は近寄りがたいと評価されてしまった。なかなかうまくいかないものだ。
使い込まれた化粧箱を開いて、どの口紅を使おうか迷う僕。この時の僕は油断していた。人の不幸が大好きな神様が支配している世界で、僕はまた手を汚すことになるなんて考えもしなかった。
【つづく】
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