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年間ベストトラック2023

20. できっこないを やらなくちゃ -FROM THE FIRST TAKE-/サンボマスター

とっくにお馴染みの曲なので2023のランキングにはやや反則なのだけど、このテイクいいですね。演奏は丁寧にやってるものの山口隆がライブと変わらず煽りまくるので、キレイなライブバージョンって感じ。新感覚。

19. 永遠衝動/I's

今年のあのちゃん、テレビ年間200本以上&CM契約7社だそうで、それに加えて2つの音楽活動を並行してるってどんだけ!でもI'sがある事でバランスとってる部分もあるんだろうなあ。お茶の間的なピークはいずれ過ぎるはずなので、そうなったらライブハウスでいくらでも暴れてほしい。

18. Brand New Day/9mm Parabellum Bullet

12/31時点でMVたったの14万回再生…?もう旬ではないしこの曲も特段目新しさはないのだけど、J-POPとの境目がわからない「邦ロック」ラベリングが近年多発する中で、激しいのにキャッチーなギターリフとメロの歌謡性でポップに仕立て上げる9mmってやっぱすごいんだなと。武道館もよかった。


17. 盆ギリ恋歌/サザンオールスターズ

音楽業界に余裕がなくなってきた頃からなのかサザンはエロ系の曲を表題曲にしなくなっていったけど、配信で新曲を切るようになってこういう攻めた曲が出せたのかなあ、と。原坊の"ちんちろげ~"のコーラスに笑ってしまう。

16. 窓の中から/BUMP OF CHICKEN

NHKの18祭に合わせて書き下ろした曲。未だこんなに瑞々しい曲書けるんですか藤原基央は。近年のバンプで断トツに好き。


15. ソーラン節/民謡クルセイダーズ

ソーラン節には個人的に思い入れがあるのだけど「ソーラン節、海を渡る」的な趣で面白いサウンド。


14. 青のすみか/キタニタツヤ

サビは00年代にあってもおかしくない爽やかなギターロックなんだけどイントロがちょっと残響レコードっぽいのが気になって調べてみたらやっぱりこの人、残響がルーツにある人でした。興味深い。


13. 最近どうなの/生活の設計

小西康陽がアルバムにコメント寄せてたので聴いてみた。いいね。シティポップの次は喫茶ロックのリバイバルか。


12. 西日暮里の緑/松田今宵

新宿の店先で聴いて思わずShazam。フジファブリック「赤黄色の金木犀」とかもそうだけど、秋の叙情ポップスの系譜に連なるイメージ。ここのところVaundyとChilli Beans.の輩出で話題の音楽塾ヴォイス出身とのこと。


11. キャロライン/生活の設計

またまた生活の設計。現代の日本語ネオアコ。あまりライブが多くないバンドだけど、ボロフェスタに行ってやっと観る事ができた。


10. 最終兵器ディスコ/少年キッズボウイ

今年終わってしまったLove musicでスタジオライブ出演していたのが少年キッズボウイのこの曲。とにかく楽しそう!あと最近「邦ロック」的文脈でホーンセクション入れてるバンドが少ないのでそこも新鮮。


9. 悠久の星/Nao☆

 8. ぶどう♡Grape♡For♡You/クマリデパート

9位~8位は以下リンクで紹介。


7. SOULSOUP/Official髭男dism

多くの人が指摘しているようにイントロは「Move on up」 オマージュでしょう。おおよそJ-POPでは聴いた事ないタイプ。最近のヒゲダンにしてはメロディがシンプルな方かも。


6. キミは太陽/九州女子翼

年間ベストのテキストで執筆済み。あのラインナップからして抜擢感あったからか、グループ公式がめちゃくちゃ喜んでくれた。令和の「じゃじゃ馬と呼ばないで」感がすごいし、アイドル戦国時代的なキラキラがある。

 

5. ハッピー☆ブギ/中納良恵 さかいゆう 趣里

 『ブギウギ』面白くてハマってるのですが、改めて日本の朝が中納良恵の歌声から始まるってすごい事だよなあ。紅白で見たかった。


4. Sonicwonderland/Hiromi's Sonicwonder

上原ひろみのニュープロジェクト。かっこよすぎる。ゲームオマージュでずっと見てられるMVが最高で、スペーシーなベースラインの部分はちゃんと宇宙が舞台になっていたりして芸が細かい。あとこの尺でフルMV作るのもすごい。


 3. 隕石でごめんなさい/ゆっきゅん

ゆっきゅん今まで通ってないんだけどこれは最高ね。ニュージャックスウィング的なトラック、誰が作ったのかと思ったら松井寛!意識はしてなさそうだけど時代背景として「可愛くてごめん」が流行る中での「隕石でごめんなさい」というタイトルが面白い。強烈な個を「隕石」に例えるあたりのセンス。


2. 求めよ…運命の旅人算/BEYOOOOONDS

こちらも9~8位と同じ回のテキストで紹介済み。ハロプロトンチキの最新版だけど、ムチャクチャなようで人生讃歌になってるのが好き。元気出る。


1. My pace/selfish

下半期に突如出現した名曲。いい曲過ぎて年間ベストの最後に来年への期待枠として選出したので、コメントはそちらを。6位の九州女子翼と同じテキスト。

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