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社員旅行レポート|新潟で体験したアートとチームの絆

こんにちは。
Shed広報担当の庄境です。

長らく更新が滞ってしまいましたが、これからはnoteでの発信を本格的に再開します。私たちShedの取り組みや日常を、より多くの方に知っていただくために、様々な記事をお届けしていきますので、ぜひお楽しみください!

今回は、その再始動を飾るにふさわしい社内のビッグイベント「社員旅行」のレポートをお届けします。今年で5回目となるこの旅行、今回は新潟県へ行ってまいりました。

新潟の豊かな自然、美味しい料理、そして温かい地元の方々との交流など、心に残る体験がたくさんありました。この記事では、その魅力をたっぷりとご紹介しますので、どうぞ最後までお付き合いください。


社員旅行の目的

今年の社員旅行のレポートに入る前に、まずはShedが社員旅行を実施する理由についてご紹介します。

私たちShedでは、社員旅行を単なるレクリエーションの機会としてだけでなく、仕事に役立つ貴重な経験や知識を得る場と捉えています。普段の業務ではなかなか触れることのできない芸術や文化、伝統、そして優れたサービスに直接触れることで、視野を広げ、新たなインスピレーションを得ることができます。

具体的には、新しいデザインのアイデアを得たり、サービスの質を向上させるヒントを見つけたりと、各自が得た学びを日々の業務に活かせるようにしています。
さらに、社員旅行はメンバー同士の絆を深め、チームビルディングを強化する絶好の機会でもあります。普段のオフィスでは見られない一面を知り、互いに理解を深めることで、より強固なチームワークを築くことができます。

このようにShedの社員旅行は、私たちの成長と進化を支える大切な行事なのです。

新潟でアート体験

今年の社員旅行の中でも、特に楽しみにしていたイベント「大地の芸術祭」への訪問でした。大地の芸術祭は、新潟県の越後妻有地域を舞台に開催される国際的なアートフェスティバルです。地域全体がアートギャラリーとなり、さまざまな場所で多彩なアート作品を楽しむことができます。

今年はなんと、Shed専用の貸切バスを用意し、バスツアー形式で5つの施設を巡ることができました。

  • Tunnel of Light

  • たくさんの失われた窓のために

  • 光の館

  • 絵本と木の実の美術館

  • 越後妻有里山現代美術館 MonET

貸切バス
1日お付き合いいただいた運転手の方、ありがとうございました!


📍「Tunnel of Light」 ー マ・ヤンソン/MADアーキテクツ

清津峡渓谷トンネルを「大地の芸術祭 2018」でアート作品「Tunnel of Light」として改修された名所です。エントランス施設も新設され、全長750mのトンネルが外界から遮断された潜水艦に見立てられています。

自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用した空間が設計されています。
狭いトンネルから見える外の風景は、自然の雄大さを一層際立たせ、人工物と自然の調和を感じさせられました。

パノラマステーション
奥まで歩いて渡ることができます


📍「たくさんの失われた窓のために」 ー 内海昭子

「たくさんの失われた窓のために」は、部屋の窓から見える風景を「私の風景」として捉え、外に広がる妻有の風景を再発見するための作品です。揺れるカーテンが風を映し出し、その揺らぎによって同じ風景が二度とない、一瞬一瞬の切り取り方を楽しむことができます。

まるで額縁のように窓枠の中の風景に集中できるため、見る角度や瞬間ごとに異なる表情を観察できました。
時間や季節ごとに変わる風景を感じるために、また訪れたくなる作品でした。


📍「光の館」 ー ジェームズ・タレル

「光の館」は、“光”をテーマにした建築作品です。豪雪地帯特有の気象条件を考慮した高床式の設計で、地域の伝統様式に則った家屋となっています。スライドする屋根から天井越しに空を眺めることができるこの施設では、越後妻有の豊かな自然に囲まれながら、刻々と変化する光と向き合う時間を過ごせます。

私たちが訪れた日は曇りでしたが、外の光と天井の白さが入り混じり境目がぼやけて、まるで白い何もない空間に放り出されたような気分を味わいました。他にも廊下に反射した葉の色や、灯りの暖色がより一層際立っており、様々な光の変化を体感できました。

実際に寝転んで鑑賞しました


📍「絵本と木の実の美術館」 ー 鉢&田島征三

「絵本と木の実の美術館」は、十日町市の鉢という小さな集落にある廃校を利用した美術館です。集落の人々と絵本作家・田島征三氏の手によって生まれ変わったこの場所は、絵本『学校はカラッポにならない』の物語が校舎全体に広がる、体験型の“空間絵本”美術館です。

どこか狂気的なものを感じさせる展示や、廃校になる前の痕跡が残る教室を歩きながら、まるで放課後の学校に自分たちだけがいるような懐かしさを味わうことができました。
独特な雰囲気とユーモラスな展示に心を奪われ、子供心をくすぐるこの美術館は、大人も楽しめる素敵な場所です。

愉快なテックチーム



📍「越後妻有里山現代美術館 MonET」

「越後妻有里山現代美術館 MonET」は、日本を代表する建築家・原広司氏による建築作品「キナーレ」内にある現代美術館です。この美術館は大地の芸術祭の拠点でもあり、越後妻有の風土や文化をテーマにした国内外のアーティストによる体感型アート作品を常設展示しています。

中央にある大きな池もアート作品の一つで、建物の2階から眺めると建物の列柱や空が反射して鏡のように映り込んでいるグラフィックを鑑賞することができます。

他にも見る位置や時間によって表情が変わる作品や、鑑賞者自らが操作して鑑賞できる作品など、様々な仕掛けがある現代美術を鑑賞することができました。
これらの体験を通じて得た発想力や知見を活かして、更に創造的な価値を生み出せるように社員一同取り組んでいきたいです。

旅行で深まった絆

今年の社員旅行では、アート体験以外にも社員全員で過ごす時間が豊富にありました。

社員で率先して企画したレクリエーションや、湯沢高原でのトレッキング、そしてBBQなど、普段とは違うリラックスした雰囲気の中で、仲間の新たな一面を発見することができました。これらの活動を通じて、一緒に楽しむことでチームの絆がさらに深まりました。


おわりに

アート体験や自然との触れ合い、そして社員同士の絆を深める時間は、日常の業務では得られない貴重な機会となりました。
今後も社内の結束を大切にしながら、新たな挑戦を続けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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