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君と見た景色

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#大切なあなたへ

何気ない日常

何気ない日常

あなたが揃えてくれたボクのためのマグカップとお箸
あなたの手料理が好きだった
あったかいシチューやクリームパスタ
おでんを食べる夢を見たって言ったら作ってくれた
いつもボクの好きなものを作ってくれた

ある日にカラオケに行った
お互い好きなジャンルは全く違う
だけどボクはあなたの声が好きだった
知らないどんな曲でも心地よく聴き入った

あなたはドリンクバーの入れ方も知らなかったよね
有名なチェーン

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しあわせの共有

しあわせの共有

ボクは思った
あなたとしあわせを共有したいと

あの時流した涙が本当の応え
ボクはずっと待っていたんだ

わたしの好きとあなたの好きの間
2人の好きの間はどこなんだろう...
見え隠れするココロの糸を繋ごうとした

あとどれくらいの時間が
ボクたちには残されているのだろうか
途方もないことを思いずっと悩んでいたんだ

風が少し柔らかくなり、微かに香る金木犀の香りが
ボクのココロを動かす
迷うなら進

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行きたかった場所へ

行きたかった場所へ

行きたかった場所へ

死ぬまでに行けたらいいなとずっと思ってた
一番行きたかった場所

山々に囲まれ、澄んだ空気が広がり
ここから見る満天の星空・雲海は息をのむ美しさ
そこは日本一星空が綺麗な場所

陽が沈む前に夕食を済ませて、そこへ向かった

綺麗な星空はそう簡単なは見せてはくれない
この道で間違いないのに...
方向音痴のふたりは慌てていた
地図にない道を進み、何度も同じ道を行ったり来たり

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夏の魔物

夏の魔物

まぶしい太陽がボクらを照らす

セミのようにがんばりたいのに
アイスのように溶けてくやる気

夏の空の色はよく変わる
まるでボクの気分のように...

同じ青空でも濃く薄く違いを見せる
同じ夕空でも淡く儚く変化を見せる
ナニかを伝えるかのように...

海のような大きなココロで
向日葵のように上を向いて背伸びしよう

夏のにおいがした気がした
夏の魔物の面影がそこにはあった。

Shaun