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僕は今日も、書き続ける。

先日、連続更新記録が一年を超えましたが、懸念していた燃え尽き症候群にもならずに、引き続き毎日更新を続けています。

もともと書くことは大好きでしたが、これほどの期間、毎日書き続けた経験はありません。振り返れば、書くことを生活の中心にできた充実の一年だったと思います。

ただその一方で、執筆にはそれなりの時間と労力を割いてはいます。何せ毎日更新ですから、ほぼ毎日書く時間を捻出しなくてはなりませんし、書く内容も考えなくてはなりません。

そんな労力を掛けながらも書き続けていることには、それなりのモチベーションがあります。

そこで、せっかく一年継続できたこともあり、ここらで僕にとって「書き続けること」とはどういうことか、一度言語化しておきたいと思います。


書き続ける理由①:書くネタを考えるのが楽しい

書くこと自体も好きですが、その以前の書くネタを考える作業に充実感を覚えます。

藤子作品についての記事では、自分の好きな作品や作家史における重要な意味を持つ作品、絶対に考察しておきたい作品などをピックアップし、それをどのような切り口や構成で語っていくかを考えていきます。

また、作品を再読したり、著作リストを眺めたりするうちに、いくつかの作品の共通点が浮かび上がってきたり、思わぬ発見が出てくるので、それをメモにしておきます。

不思議なもので、そうした書くネタが思い浮かぶと、それを記事化したくてたまらなくなるものです。

人間、書きたいことがあれば書いてしまうものなんだと思います。そうであるならば、ネタ探しを楽しむことが、継続の秘訣なのかも知れません。


書き続ける理由②:藤子作品のレビューを残しておきたい

藤子作品に魅了され、幼稚園の頃から繰り返し読んできました。人生のかなりの時間を藤子作品に費やしてきたとも言えます。

藤子作品には、何度読んでも笑ってしまうところ、泣いてしまうところ、感心してしまうところがあります。

一年前noteを始めるにあたって、藤子作品から感じてきた喜怒哀楽を、きちんと言葉に置き換えて残しておきたいと考えるようになりました。

藤子作品を全て記事化すると標榜しておりますが、正確に言えば、レビューを残しておきたいものを全て記事化する、ということです。

「書き残しておきたい」

これが書き続けるモチベーションの一つとなっています。


書き続ける理由③:習慣化してしまった

耐えたり我慢したりすることは苦手ですが、物事をルーティン化させて継続していくことは得意です。逆にルーティン化してしまったことを止める方がストレスを増大させます。

書くことを何カ月も毎日続けていくと、書かずにはいられなくなってきます。飲んで帰ってきた日ですら、寝る前にPCを開いてカタカタやってしまったりします。

習慣化してしまったことで、図らずも継続できているのです。


書き続ける理由④:読まれる喜びを知ってしまった

noteには執筆を継続させてくれる仕掛けがたくさん埋め込まれています。人によって火がつくポイントは異なると思いますが、僕の場合は「ビュー」数でした。

タイムラインに乗るだけでビュー数が増えるということなので、この数字がイコール読まれた数字ということではありません。けれど記事によって確実にビュー数の伸び方が異なっており、読まれたどうかの指数として、ビュー数は有効だと考えました。

記事を書き続けていくと、フォロワー数も増加することから、ビュー数も増えていきます。すると自分の記事が以前より読まれるようになった、と手応えを感じるようになります。

この手応えが次の記事を書こうとするモチベーションに繋がっていくのです。


書き続ける理由⑤:流行作家になった気分を楽しめる

かなり自己満足の世界に入っていきますが、記事を公開していくにあたっては、自分なりに書く内容を吟味したり、発表の順番やタイミングを工夫したり、読者の反応を計算したりしています。

それはまるで流行作家のようだな、と悦に入ったりしています。

自分の記事を待っててくれる読者を勝手に想定し、あたかもベストセラー作家のように構成を考えたり記事を書いたりしていると、だんだん楽しくなってきて、この行為が止められなくなってくるのです。


書き続ける理由⑥:ストレス発散効果

思っていることや表現したい事象をうまく言葉にできないときは、ストレスを感じますし、言語化能力の低い自分に落ち込んだりもします。

けれどその逆に、うまく言葉に置き換えることができた時に、快感が神経を伝います。

特に僕の記事では、漫画のコマを文章に置き換える作業が発生しますが、これがバチっとはまった時に、得も言われぬ喜びが沸き上がります。

こうした快感を得るために、どうしても毎日書きたくなってしまうというわけなのです。


書き続ける理由⑦:自分自身の棚卸し

47年生きてきましたが、ちょうどその半分の期間、仕事をしている勘定になります。当たり前ですが、藤子作品のことだけを考えているわけではなく、普段は目の前の仕事や家庭のことにも心を砕いてきました。

そうした人並みの日常を過ごしてる中で、自分の中の持論や忘れ難い経験などが積み上がっています。これを心の奥底に隠しておくのではなく、積極的にnoteに書き出すことにしてきました。

ペースとしては、藤子記事を3本書いて、藤子以外の自分に関する記事を1本書くというリズムです。

いつもいつも藤子作品レビューばかりだと、書くパターンも固定化されてしまいます。時おり記事の内容や構成、文体などを変化させることで、飽きをこさせないようにしたり、気持ちをリフレッシュさせています。


ここまで、僕が書き続ける理由を7つ書き出してみました。

総じて思うのは、書くことを楽しむことがやはり重要なんだろうなあという、当たり前のことです。

そして、書き続ける理由のおまけ
同じく書き続けている方々をフォローして、励みを得ていることです。一年やってみて、一年以上続けている方々へのリスペクトは深まりました。

共通しているのは、書くことが好きなんだろうなあということ。その思いを勝手に共有して、もう少し書き続けたいと思います。

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