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プロとして Part2

昨日はプロフェッショナルの条件として、「情熱」をあげた。その記事はこちら・・。

これは僕が25年くらい、現場の最前線で戦ってきた経験から、今、自分が確信していることである。


ところが、上司だったり、重要なキーパーソンが情熱を失っている場合がある。これがややこしい。

自分だけ情熱を発していても、興ざめしている連中には響かないし、徐々にこちらのやる気もそがれていく。

「もうどうでもいいや」という気分が出てきて、困難な事態において粘り腰が利かなくなってしまう。

情熱は、時として人を巻き込んで、良い結果を生んでいくものだが、「反情熱」ともいうべき冷たさは、周囲の熱気を確実に奪っていき、たいていの場合、散々な結果を導くことになる。


そういう興覚め屋が、自分の前に立ち塞がってくる場合に、どのような対処をするべきだろうか。

例えば、丁寧に諭して、協力しなくてもいいので、邪魔はしてくれるなとうまく脇へと誘導する手はひとつ考えられる。マイナスなことを言う癖がある人は、どこにでも一定数いるので、そういう連中をなるべく遠ざけようというやり方である。

また、真正面から「邪魔だ、どけ」とぶつかる手もある。やる気のないお前は害悪だと、分かりやすく貶す方法である。ただしこの場合、うまく圧倒しておかないと、姑息に足を引っ張られる可能性もある。

また、他の周囲の仲間を見つけて、火を消そうとする人を取り囲む方法もあるかもしれない。やる気を落とす人間をいづらくさせて、自主退散してもらうというわけだ。


でも、実際は、やる気を奪う人々を退かすのは、至難の技で、たいていの場合には、最後にジョーカーを引いてしまったババ抜きのごとく、戦いに負けてしまう。

なので、大事なことは、戦いを始める前にきちんとプロフェッショナルな仲間を集めておくことだろう。社内で見つからなければ、外部にパートナーを求めてもよい。

多少の経費や手間がかかっても、熱意の吸血鬼を相手にしている時間や労力が勿体なさすぎる。こっちの時間は有限で、熱意だって限りある資源なのだ。


今、僕自身の仕事においても、情熱を燃やし続けてはいるが、邪魔者によって、かなりのダメージを食らっている。また、今、こうしてnoteに文章を書いている時でも、心の内ではいかに邪魔者と戦っていくべきかを考えたりしている。

けれど、ともかく戦いを止めては駄目だ。諦めたらそこで試合終了。この前見た映画のスラムダンクで、安西先生が言ってたよ。


今日は楽しく藤子作品のレビューを途中まで準備していたんですが、腹立たしいことがあったので、愚痴っぽく昨日の続きを書いてしまいました。。。失敬!



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