北の初冬〜今こそ自然と遊べ〜

画像1 Photo by 🦎ToLuTORU
画像2 ゆっくりとベッドから起き上がり時計を見ると8時。もう少し早く起きる予定だったけど、悔やむより開き直るのが自分の性格。仕事の日は、昼ごはんが遅くなることもあるのでご飯を食べると決めているけど、休日にはその縛りがない。という事で、朝から家カフェしてもいい喜び。冷蔵庫からあれこれ出してニセコのJoJo’scafeを思い出して、その時のバーガーをイメージ。上に乗せた卵だけ似ている(笑)驚いたのは6Pチーズがなかなかだった。コーヒーでゆっくり朝を過ごして気づくと10時。写真を撮るには遅めのスタートだった。
画像3 なにせアクセク急ぐのは、休日くらいやめにしたい。カメラを取り出して初めから望遠レンズにチェンジしておいて車に乗る。国道を車で走ってトンネルを越えるといきなりこの景色。これだ!!って早速思う。やっぱり思ってた通りだった。曇り空でも、山は美しかった。白い化粧で山は一段と美しくなっている。さて、こうなると望遠レンズをやっぱりやめて広角レンズか35mmの単焦点レンズに切り替えたくなる。そこを堪えて望遠で撮ると決める。撮ってみて悪くない。本格的冬はもう少しだな。この沼は全て凍ってしまう。ワカサギ釣りの季節だ。
画像4 山の景色を見ながら、さらに車を進めると、白鷺が優雅に飛んていた。車を脇に寄せて、カメラを持って外に出ると、頭上を旋回。なんていい奴なんだ。この翼をしっかり撮ってくれよと言いたげだ。
画像5 たしかに、もの凄く綺麗だった。初めから望遠レンズにしておかなかったら、きっとこの写真は存在していない。ファインダーを見ながら、白鷺の綺麗な白い翼をおさめるようにシャッターを切る。
画像6 この鳥美しいなぁ。って心が満たされ、もう今日は満足だなと思っていたけど、まだ来たばかりだからもう少しいようかな。
画像7 沼の上は真鴨がたくさんいた。僕は浮かんでるあなたの姿より飛び立つ瞬間が撮りたいんだよ。って思ってぼーっとしてたらいきなりシャッターチャンス。意外と願いは通じるものだ。
画像8 それで、また車に乗って走らせてると、窓際にドデカイ白い鳥が遠くに見える。またささっと脇に寄せて望遠で覗いてみると、ススキが邪魔で絵にならない上に正体がわからない。残念だ。そう思って肩を落としていたら、真後ろで、コンコンコンコン!コンコンコンコン!って木を叩く音が聞こえて来る。まさかって思い息を止めてゆっくり後ろを振り向いて、音の鳴る方を見るとアカゲラと思われるキツツキが、木を突いている。誰もいない音もない静かな場所にキツツキの木を突く音が響いているのだ。なんてこった、もうずっとここにいたいと思った。
画像9 アカゲラは去って、今度はオジロワシ。いったいここは?と思っていたら、通りすがりに見かける鳥獣保護区という看板。なるほど〜。鳥さんも安心して住んでるんだね。
画像10 って、もう一羽いる〜。これは、もう通うよね。北の国に住んでてよかった。コロナが流行してて、人に会えないけど、鳥さんは僕の写真遊びに付き合ってくれる。
画像11 もう十分、望遠レンズ楽しんだし。心残りがないようにレンズチェンジして35mm単焦点レンズf1.8に切り替える。広角レンズは10mmだからここでは広すぎるし。少し枝を入れて、ちょっと風流チックに。エモくはないけど、この静けさ伝わります?ピリっとした冷たい空気の中に佇む山の風景。自然の音は少しだけ聞こえて来るけど、ほとんど音がない。白化粧された山の頂きに向き合ってカメラを下ろして、タンブラーに入れてきた温かいコーヒーを飲みつつ、今日の撮影は終了しました。来てよかった。また来るよ。

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