ここにはいつも見られないものがある

画像1 標高約1000m程の山を登ろうと今日の朝に思い立つ。ここは小学生の頃にも登ったことのある山だ。でも、山は山だから装備を整えて、そして心も少し整える。ここは山のほんの入り口。赤く染まった葉がゆらゆら落ちてきたり、風でカサカサと心地よい自然の音が聞こえてくる。入り口だけで、もう満足してしまいそうだ
画像2 登山する時は、ついつい上ばかりを見てしまう。でも忘れてはいけないのは山の楽しみは自分を取り巻く360度にある。ふと右側を見た時に太陽に照らされてキラキラする植物がいた。なんて綺麗なんだろう。
画像3 それに、植物には地面そのものを形作っているものもある。足元も見逃してはいけない。紅葉の色濃く染まる植物の中、緑生い茂るものが新鮮に見えた
画像4 荒涼とした地面にひっそりと生きている。なんて可愛いんだろう。
画像5 一生懸命登るあまり、後ろを振り向くことをしばらく忘れていた。喉が渇いてきたから水筒の水を飲みながら後ろを振り向いてみる。美しい。。。そして秋の風が吹き上げてくる。秋の山の匂いがする。これだよなぁ。。。これなんだよなぁ。。。
画像6 すでに絶景。少し荷物を下ろして休憩。
画像7 ちょっと登山道の脇に入るともう頂上がこんなに大きく見える。こうなると頂上に早く立ちたくなる。
画像8 歩き始めて、急勾配ばかりになってくる。自然と地面ばかりを見ながら歩いているとまたフワフワ緑さんが癒してくれる。もう数100mほどで頂上だ。
画像9 頂上についた。荒涼とした山肌と剣の様なピーク。これより先はロープが張ってあったので一応ルールは守って今日はここまで。いや、十分だ。一つ一つ拾ってきた登山の楽しみ。
画像10 今の自分がいる場所は標高1000m程のところか。亡き義父が言っていたことを思い出した。「山は何百年も何千年も昔からずっと、下にある風景をずっと見てきたんだよ。自然や街をみてきた。ずっと昔からだぞ。この下の世界はそれから比べたらほんの小さなものだよな。」自分が抱える悩みや苦労なんて小さいよ。とここにきて思う。もっと高い山に登りたいなー。カメラバック持って登山するの最高だなぁ。山頂ってこんな気持ち良いものか!!次はどこにいく!?

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