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教員がプログラミングを学ぶべき理由

みなさんこんにちは。

少し前から「プログラミング」の必要性が叫ばれていますよね。
学校教育においても、プログラミング教育が進んできています。

プログラミングを学ぶことで、コンピューターに指示を出すことができます。
したがって、様々なものがコンピューターによって制御されている現代社会において、プログラミングができることのメリットは大きいです。

しかしながら、プログラミングのメリットは、ただただコンピューターを制御できることだけにとどまりません。

プログラミングと聞くと、

  • よくわからない英語や記号がならんでいる

  • パソコンの前でずっとキーボードを叩いている

といった難しそうなイメージがあるかもしれませんが、今回はそういった話ではありません。
コードや専門用語はでてきません。

今回は、教員がプログラミングを学ぶことで得られるメリットを簡単にまとめていきます。


業務の効率化

プログラミングを学ぶことの最大のメリットは、やはり業務の効率化です。

みなさん、日々の業務を思い出してみてください。
ほとんどがパソコンを使う業務ではありませんか?

もし、それらをパソコンが自動で行なってくれると考えたらどうでしょうか。
教員がやらなくてはいけない作業が減り、本当に必要な「生徒と直接関わる」ことに時間を使える様になるのではないでしょうか。

今回は、難し話はしません。
しかし、「この作業、パソコンが自動で行なってくれないかな?」というアイデアをもつことが大切です。

そして、そのアイデアは意外と実現できるものです。
様々なブログやYoutubeなどには、非常に親切に説明してくださっている方がいます。

また、最近では、「ChatGPT」などのAIに質問することも可能です。

「もうすこし効率よくできないかな」と、少し好奇心をもってみることが大切だと思います。


日々の「ムダ」に気づく

プログラミングには、3つの基本構造があります。

  1. 順次進行

  2. 条件分岐

  3. 繰り返し

特に、「繰り返し」の考え方が、日々の「無駄」に気づくきっかけをくれます。

プログラミングでは、繰り返し行なっている内容を「ループ」させて、まとめて実行することが多くあります。

この考え方をもっていれば、日々の業務の中で

  • この作業、またやるの?

  • 同じことをしているのなら、まとめてやってしまった方がいい。

といった気づきが生まれます。
この気づきが生まれるかどうかが、業務改善のカギです。


指示の出し方が明確になる

先ほども述べたように、プログラミングの基本は以下の3つです。

  1. 順次進行

  2. 条件分岐

  3. 繰り返し

これらの基本を守り、正しくプログラミングすることで、コンピューターは正しく動きます。

逆に言えば、コンピューターが正しく動かない理由は、自分のプログラムに問題があるからです。

これを、生徒への指示と考えてみましょう。
もちろん、生徒とコンピューターを比べることはいいことではありませんが、一つの考え方として捉えてください。

生徒が指示を理解してくれない原因は、自分の指示に問題がある。

こう考えることで、生徒に苛立ったり、語気を強めたりする必要がなくなります。また、原因が自分にあると考えることで、改善の余地がうまれます。

「自分に原因がある」という考え方は、決して自分を責める考え方ではありません。
自分の行動を変えることで、今後の結果が変わる可能性が高まるのです。
他人を変えようとするよりも簡単です。


まとめ

今回は、「教員がプログラミングを学ぶべき理由」というテーマで話をまとめました。

  • 業務の効率化

  • 日々の「ムダ」に気づく

  • 指示の出し方が明確になる

プログラミングを学ぶメリットは、コンピューターを制御するだけではありません。

最大のメリットは、手順を明確にしたり、論理的に説明したりする力がつくことです。

最近では、Excelやプログラミングに関わる様々なYouTubeチャンネルが存在し、本当に魅力的な発信がたくさんあります。

まずは、そういった動画を検索し、マネをしてみるとよいのではないでしょうか。

また、ChatGPTなどのAIを活用することで、プログラムをアレンジしたり、イメージするプログラムを作成したりすることもできます。

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