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社労士業界25年以上の大先輩に、独立開業するときの悩みを相談してみた ー情報収集編ー

25年以上にわたって社労士業界で活躍されている大津 章敬さん(社労士法人名南経営 代表社員)に開業を考えたときの悩みを相談する機会があったので、同じように悩んでいらっしゃる方がいればと思い、noteにまとめました。

大津さんや名南経営さんについてはサイトをご覧ください。
名南経営さんで、私が真っ先に思い浮かべるのは、会計事務所向けの業務管理システム「MyKomon」ですね。

今回は大津さんが開いた「名南経営 Teams Meetup」に参加しました。
私を含め8名の新米社労士が、気軽に大津さんに質問できる素晴らしい企画でした。

今後も開催されるかもしれませんので、大津さんのTwitterをフォローしておきましょう。
資格の有無は関係なく、参加できましたので、試験勉強中の方もぜひ。

新米社労士が悩んでいる3つの悩み

Meetupのなかで、特に話題になった悩みは以下3つです。

①最新の情報収集をどのようにすればいい?
②サービスの価格の決め方は?
③社労士業界で生き残っていくためにどのようなサービスを提供すればいい?

今回は「①最新の情報収集をどのようにすればいい?」についてまとめます。
「社労士」という専門業ですから、常に情報をアップデートをする必要がありますね。
ほかの社労士がどのように情報収集をしているのか、気になっている参加者が多くいました。

以下が話題になった情報収集の手段です。

・厚生労働省のサイトを確認
・労務ドットコムを確認
・ビジネスガイドの定期購読
・社労士会などが開催している勉強会への参加

厚生労働省のサイトを確認

情報収集の基礎中の基礎ですね。
厚生労働省のサイトを確認すると国からの最新情報が確認できます。もちろん年金事務所やハロワークも一緒におさせておくことをオススメします。

労務ドットコムを確認

名南経営で運用しているサイトになります。
毎日のように最新の情報がアップされてますので、私もよく拝見しています。
「明日書く記事がありません」と悩みながら現場の方が記事を作成してくれているようです。とてもありがたいですね。

厚生労働省のサイトと合わせて、「業務開始前30分に確認する」と習慣化してしまうと情報取集が楽になりますね。

ビジネスガイドの定期購読

日本法令が出版しているビジネスガイドをオススメいただきました。
12ヵ月分が11,550円(税込)ですので、1ヵ月約960円と考えるとお手頃ですね。
雑誌ですので、ネット比べると情報が遅いかもしれませんが、自分では拾えきれない情報が手に入るかと思います。

社労士会などが開催している勉強会への参加

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ネットや雑誌と比べると、ハードルが少し上がるかもしれません。業務時間に開催されることもあるかと思いますし、勉強会を探すのも手間かと思います。

ただ、ネットや雑誌では知れないリアルな声が聞けるのも事実です。
最近ではWEB開催も増えてきているとのことなので、場所を考えなくてもいいようになってきますね。

セミナーの見つけ方は以下が挙げられます。

・社労士会に確認する
・資格学校の先生から紹介してもらう
・事務指定講習を受けた人と勉強会をつくる

最後に:ネット・雑誌・セミナーをバランスよく使う

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情報収集の多様化がすごいので、上記だけが正解というわけではないと思います。

・圧倒的なスピード感があるネット
・手の届かない情報量を得られる雑誌
・ネットや紙では感じられないリアルがあるセミナー

メリットとデメリットがあるので、食わず嫌いせずに複数の手法を使うのがいいのかと思います。
「セミナーは時間がかかるから」って行かないのは損かもしれませんね。
参加したうえで、「自分には必要ない」と判断するのがいいかと思います。

ついでに私は過去に雑誌編集をしており、そのときはGoogleアラートを使っていました。
キーワードを登録しておけば、関連記事が自動でメールに送られてきます。
何もしなくても新しい情報が入ってくるので、気づきを得る仕組みとして便利です。

②サービスの適正な価格は?
③社労士業界で生き残っていくためにどのようなサービスを提供すればいい?


は明日以降に配信していきます。