2022.11.13 (名古屋)植松伸夫『Modulation - FINAL FANTASY Arrangement Album』リリースイベント
11月9日に発売された『Modulation - FINAL FANTASY Arrangement Album』の発売記念イベントが新宿、梅田に続いて名古屋でも開催されました。
レコ発イベント最終日となった名古屋の模様を簡単に書きたいと思います。
01.会場について
名古屋の会場は名古屋パルコ東館4階にある、ヴィレッジヴァンガード名古屋パルコ、店内イベントスペースにて行われます。
最寄りの矢場町駅を降りるとすぐに名古屋パルコ東館の直結入口があります。ここを進むとすぐに東館の地下1階に入れます。
4階に上がると右手にヴィレッジヴァンガードが見えます。
商品を受け取るレジにも案内がしっかり。
受取る時にもワクワクしますね。そして、奥にはイベント会場があります。
到着したときには設置中でしたが、イベントに向けて着々と準備中でした。
02.リリースイベント
イベント開始30分前になったら会場に足を運びます。整理番号順に入っていき、好きなイスに座るスタイルでした。
イスが無くなると後は立見で見学といった形になります。
14時になり、植松さんが登場。なんとヴィレッジヴァンガードの赤いエプロンをしての登場です。そして「ヴィレッジヴァンガードにようこそ〜」と開口一番。これには会場も笑って和やかな雰囲気に。
そして最初はFF3「悠久の風」からスタート。その後はトークセッションにうつります。
Q:レコードのコンセプト
A:東京でソロライブをやっていたが、そろそろFFの曲もやろうと思っていた。悠久の風のようなファミコンの曲をチョキチョキしたり、逆再生したりしながら遊んでいたら良いものができた。スクエニさんに「こんなの出来たけどライブでやっていい?」って聞いたらOKが出たので、他の曲でもやっていた。そしたら今回のようなレコードの話が出た。
Q:パッケージはモーグリや植松さんのような方がいるがどんなイメージで作ったか
A:有名なマヤ文明のパレンケにあるパカル王の石棺に書かれたものがモチーフ。それをアレンジしたが、ツッコまれたら不味いということでメキシコに確認し許可を貰った。アレンジにはチョコボや黒魔道士などFFらしいキャラもたくさん入れている。
トークパートが終わると2曲目へ。次の曲はアップテンポで乗りやすい初代FFの「メイン・テーマ〜マトーヤの洞窟」メドレー。曲が始まると観客が手拍子を行い、ライブ会場さながらの雰囲気に。
大きな拍手の中、2曲目が終わると再びトークセッションへ。
Q:植松さんの今回手掛けた遊びの要素
A:企画ありきではないので好きなようにやれた。ただ、ビッグブリッヂの死闘は元々はもっと長かったが、カットしている。レコードはA面B面あわせて大体40分くらい。ただ、今回のレコードは50分くらいある。カッティングの人には長いから嫌だと言われた(笑)曲を削る案も出したが、すでに曲が発表されていることもあって、色々試行錯誤しながら頑張ってもらった。
楽しいトークが終わると3曲目。今度はおとなしめの曲。FF8から「Blue Fields」です。植松さんの記憶ではこういったコンサートでやるのは初めてとのこと。このようにいつもとは違う曲も入れたかったそうです。
そして最後はトークにも出てきた曲。FF5から「ビッグブリッヂの死闘」です。やはり鉄板のこの曲は盛り上がりました。
ミニライブ&トークが終わると特典のお渡し会。サイン付き色紙が植松さんから直接手渡しされました。ちょっとだけお話出来たので、「ヴィレッジヴァンガードに就職されたのですか?」とエプロンについてボケてみたら「ボーナスほしいからね」とボケてくださいました。こういうとこも素敵ですよね。
新宿、大阪とはまた違ったイベントになってとても面白かったです。楽しい一週間でした。
【セットリスト】
悠久の風 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY III
メイン・テーマ ~ マトーヤの洞窟 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY
Blue Fields -Modulation ver.- from FINAL FANTASY VIII
ビッグブリッヂの死闘 -Modulation ver.- from FINAL FANTASY V
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