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プラーナ・ダンス療法 序

自身が持つエーテル体を肉体から頭上に解き放ち、そのエーテル体を餌として集まるプラーナたちを捉えて自身のエネルギーにする。

桜の花が咲くように、肉体とエーテル体が分離するような裂け目にプラーナたちは宿ることができる。人間社会を垣間見て、そしてクウ(空)へと散り戻ってゆく。

肉体界への里帰り、クウのウロコたち、無数のエーテル体がこの一年を健やかに過ごせるよう桜の木に生命力を与える。咲き宿りそして散ることで樹木本体のエーテル体はプラーナを取り込み成長する。

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私の右手には6本の指があった。
3歳頃に切り取ったのだが、それを知ったのはシャーマン騒動後の20代後半だった。
私は心が振動しやすく、それが他人に伝播しやすい体質だ。
なぜなのだろう?と観察していたら、やはりというか、、、
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幻覚や妄想を周りに話すな。それを精神病院に入って学んだ。今となっては幻視の旅(ビジョンクエスト)の内容や、シャーマンになるまでの工程はさほど重要な意味をなさない。なぜなら排除する対象者として手を上げることになるからだ。
シャーマンとなるそれらの物語は、フィクションとしては優秀でも檻の中に拘束されて一生靴下も履けない暮らしをするかどうかの、天秤にかけるまでもない。まぁ、妻と猫と仲良くやってる暮らしを今は過ごせているからこそ、それらのファンタジー物語はまたの機会にしよう。
ただし、幻覚や妄想で知り得た情報については残しておいても問題は産まれない。

 肉体はないのにエーテル体だけこの指にはあるので、まぁそれに気がつくまでにまぁまぁかかった。それこそ先に知っておきたかった。直接的に誰かに、ではなくて本なりWEBなり過去の人でも誰かに「そうだよ」って書き残していて欲しかった。だって、一人って寂しいじゃん。

プラーナ療法が浸透していった時期に、精神医学において取り入れるべきか否かの議論はあるだろう。だが、精神病疾患患者より以前の問題として他者に悪質な迷惑をかける人をどう沈静化し隔離処置して、ノーマライズ(社会復帰)するのかを、精神病を取り扱う本書に記述する。
一度、著者本人も立ち止まって精神医学に捧げるエネルギーの量を再考したほうがいい。そのためにここに書き残す。

私も咲きそして散る。だから精神医学に貢献したい。


小川てら

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