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ChatGPTに仕事を奪われるWEBデザイナー

WEBデザインのスキルとして最低限必要なものは以前の記事でお話ししました。
しかし、これからWEBデザインの仕事をまともな価格で依頼されることが難しくなってくるのではないかと予想できます。

WEBデザインの仕事が激減する理由

大きな理由の1つとしてChatGPTの登場により、コードのことを理解していなくても簡単に出力できるようになりました。
なので、簡単なLPなどの制作であれば誰でも作れてしまいます。
そして、素材となる画像に関しても無料の素材がたくさんありますし、まだベータ版ではありますが、Adobe Fireflyでカンタンに画像加工してオリジナルものものを作成できます。

全くコードを理解していなくてもそれなりのLPが作成できますし、ある程度コードを理解している人であれば尚更、ChatGPTを使うことで綺麗なLPやHPが作成できます。

わざわざお金を払い、面倒なやりとりをしながら作成してもらう必要がなくなるのです。
また、このように簡単に作成できるため、そこまでスキルが無い方でもココナラやクラウドワークスで格安で出品する人も増えることが予想できます。(既に低価格で出品されていますが)
既に価格競争が起こっているにも関わらず、それをさらに加速することが予想されるので、これまでの適正な価格は崩れるのではないでしょうか。

ここ最近の実感として

WEBデザインのことは全くわからない私の知人も、最近はソースコードをコピペし、ChatGPTを駆使してオリジナルのLP作成をしています。
このように身近な人でさえ簡単に作成できているので、これからはますますWEBデザイナーの需要と言うのは減ってくるのではないでしょうか。
私にとってもこれはたいへん困ることではありますが、これからのWEBデザイナーは今のままでは尻窄みになっていまいそうです。

これは、アナログデザインからデジタルへ移行した時代によく似ています。
デジタルデザインに素早く移行出来た人と、そうでない人では仕事の量は雲泥の差となりました。
時代の流れに合わせて、如何にその波に乗れるかが生き残れるかどうかだと思います。

今後どうするべきか

では、これからどうするべきなのか、

1)スキルアップをしプログラミングで出来ることを増やす
2)ChatGPTのプロンプトをマスターする
3)これらを行うことで、人の役に立つものや需要あるシステムを開発する

私の頭では漠然とこの程度しか思いつきませんでした。
一応ChatGPTにも5つほど提案してもらったので掲載します。


1)ニッチ市場の開拓: 独自性があり、競争が少ない市場を見つけて専門知識を深め、その分野での需要を獲得する。
2)UX/UIデザインの強化: 技術が進化する中で、ユーザーエクスペリエンスとユーザーインターフェースのデザインは依然として重要。ユーザーのニーズを理解し、使いやすさと魅力的なデザインを提供することで競合優位性を築く。
3)ウェブ開発スキルの習得: デザインだけでなく、ウェブ開発やプログラミングのスキルを身に付けることで、幅広いサービスを提供できるようになり、より多くのビジネスチャンスをつかむことができます。
4)コンテンツマーケティングとSEOの活用: ウェブデザインだけでなく、コンテンツマーケティングやSEOを活用して自分のサービスや実績を効果的にアピールし、潜在的な顧客にアプローチする。
5)パートナーシップとネットワーキング: 他の業界の専門家や関連企業と連携し、相互にビジネスを紹介し合ったり、協力してプロジェクトを行ったりすることで、安定した収益源を確保する。


まぁそうだよね、という回答でした。
これはいつでもそうですが、「誰でもできる簡単な事」というのは仕事として成り立ちません。
そういう意味では専門性というのは重要でしょうし、マーケティングなど手法そのものは簡単そうに見えても実際成果を出すのが難しいものなどは需要があり続けるでしょう。

ChatGPTを上手に利用する

そんなわけで、私自身ここ最近迷走している部分があります。
ただ、一つの希望は、
いくらChatGPTが優秀であっても質問の仕方で回答内容がことなることと、出力されたものをきちんと活用できるかどうかは質問者側によるということです。

WEBデザインが出来る人であれば、HTML、CSSは当然ですしJavascript、PHPもある程度理解していると思います。その他の言語でも何となく言っていることが分かる方も多いでしょう。
HTMLとCSSは簡単でとっつきやすいですがプログラム言語となると理解するのが難しいと感じる人はまだまだいるでしょう。

何が言いたいかと言うと、
ChatGPTを使って何かプログラミングしたいと思ったところで、どう質問したらよいか分からないし、出力してエラーが出た際にどう対処したらよいか分からない人が多いはず、ということです。
WEBに対するベースがあるというのはまだ幸運なのではないでしょうか。

ですから、ChatGPTのプロンプトを駆使することと、それを元にプログラミングをより理解し、スキルアップするということが一つの目標となると思います。
noteでもこのような記事があるのでプロンプトについては参考にチェックしてみてください。

ITの時代になってから変化のスピードは増す一方でついていくことが大変だと思います。でも自分が止まってしまったら取り残されるだけなので、毎日何かしら新しい情報を吸収して手を動かして身につけて行くことが大切なのではないでしょうか。

というわけで、私は明日からも地道に何かしら身になることを続けて行こうと思います。その中でコレは良い!と思えるものはnoteでも共有していきます。
最後まで読んで下さってありがとうございました。

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