見出し画像

行き詰まった時、心に刺さったSHOGUN-将軍-のことば


ディズニー+で配信中のSHOGUN-将軍-

ずっと気になってはいたのですが、忙し過ぎて観る余裕がありませんでした。

ふと思い出して、今、少しずつ観ています👀

ディズニーの情報とは少しズレますが、ディズニー+の作品ということと、WDJやウォルトディズニー社がアジア全体で、独自コンテンツに力を入れると言っている、という視点から、

私の心に刺さったシーンをお話ししようと思います。

yukaです。
ディズニーの世界は本当に奥深い。
そして情報量がとんでもない。
だからこそ、オタクみんなで語り合うのが超楽しい☺️

そんなディズニーのワクワクする情報をシェアし合い、みんなでやいのやいの🙌語り合えるコミュニティを作ることを目標に配信活動をしています🫶

世界中のディズニー好きさんが集まれるコミュニティにしたいと考えていますので、
住んでいる国や言語に関わらず、コメント欄を盛り上げていただけると嬉しいです!

その国でしか得られないディズニーの情報が、各国それぞれにあるはず!
みんなでシェアしたり、語り合いましょう🥰

作品紹介


時は、豊臣秀吉が亡くなり、五大老がバチバチ🔥していた頃。戦国時代から平和な安定な世を目指していた時代。

いつ自分や家族の命が危うくなるのか、先が見えない毎日。突然悲劇が襲い掛かる日々。

生き残った者は、その状況や悲しみを受け入れ、自分の中に拠り所を見つけ、生きていかなければいけなかった時代。

THE武士たちの世界観や、考え方がわかる面白いドラマだと思います。(episode3まで観た感想)

ストーリーとしては、イギリスから漂着した人物が初めて日本の地に入り、日本の政治、文化、人々に触れながら、日本で自分の使命を全うする話。

(私は、にわか歴女なので、ここについてはもっと話したい気持ちもあるけど、話が逸れるのであえて今回は触れない!!🥲笑)


未知である日本の価値観に触れる外国人の視点から、当時の日本や武士の価値観を見ることができる点も面白さの一つだと感じています。


未知の国、日本で、日本の価値観を理解できないイギリス人の言葉の中で、心に刺さったシーンが2つありました。

1. 『この狂気に身を任せる。自分の役割を受け入れるだけだ』


第1話でのシーンです。

日本に漂着したイギリス人は、もちろん囚われます。道中、通訳としてポルトガル人と一緒に行動するのですが、船で移動中に、悪天候のためポルトガル人が海に落ちてしまいます。

その際、日本人の殿様が崖から降りて救出に行きます。しかし、殿様が荒波に飲まれてしまいました。

その時、助からないと悟った殿様は刀を抜き自分に向け、覚悟を決めたのです。


切腹しようとしたその時、仲間の救助が来てなんとか一命を取り留めた殿様でしたが、

イギリス人にとっては衝撃の場面だったようで、その後に通訳のポルトガル人とこんな会話をします。

イギリス人

「あの崖で、あいつは死のうとしていた。
あんた(ポルトガル人)を助けるために。

荒波の中で覚悟を決めると
あらがわずに刀を抜いたんだ」

ポルトガル人
「自ら死を選ぶとは、最高の死に様じゃないか」

イギリス人
「…俺も死ぬ?」

ポルトガル人
「だろうな」

イギリス人
「この狂気に身を任せろと?」

ポルトガル人

「お前の人生だ。

『是非もございませぬ』

自然の摂理にはあらがえない
自分の役割を受け入れるだけだ。」

イギリス人

「馬鹿らしい。

ここに来るまで苦労したんだ。
こんな狂気に屈服できるか」

私、結構真面目タイプでして😂
「ストイックだね」、「全然できてない!と思った時点で人よりも努力してるからもう少しスピードダウンしなね」と、昔からよく言われてきました(笑)


なので、「休みたい」「少しゆっくりしたい」という自分を押し殺して、勉強やハードワークを自分に課してきた私にとって、心に残ったシーンだったんです🤔

私と、このイギリス人が重なって見えたからです。


というのも、「これを実現したい」「そのためにはもっと頑張らないといけないんだ!」「ここまでこんなに頑張ってやってきたのだから、諦めるなんてありえない」という葛藤をしてきた私。


結果、強制シャットダウンがかかり、何度も身体を壊してきたんですよね😅実は今も絶賛そんな感じ😅

強制シャットダウンがかかって動けない間に襲ってくる葛藤と不安たるや、キツイんですよね〜

その葛藤や不安を収めるためにたどり着いた先は、

「今が最善」「起こることが最善」
だから今を受け入れて、安心して生きるんだ。

でした。


人事を尽くして天命を待つ、じゃないけど、

その時は辛い、嫌だと思う選択をせざる得なかったかもしれない。でも、長い目で見たら結果的に良かったことも沢山ある。

それが必要な過程で、必要な学びだった、ということが沢山あると気付いたからです。

戦国時代の人たちって、カッコいいじゃないですか。

毎日生死がかかっているような、想像を絶するストレスの中で、肝が据わっていて、人の強さを感じるというか。その中にも人としての愛情とか優しさを感じるというか。


そんな戦国時代の人たちの考え方が、最近、私がたどり着いた『楽に生きるための考え方』と一致している気がして、これでいいのだ、と背中を押してくれた気持ちになりました。

安心安全の日本で、安心安全の実家でぬくぬくしている私とはレベルが違うのだけど😂



2. 『昨日もなければ明日もない、今日だけ』


第3話のシーンです。

突然、奇襲をかけられた虎永(家康)とイギリス人たち。窮地に追い込まれた一行は賭けに出ます。

そして、なんとか奇跡的に船で逃げ切ったものの、日本人通訳者である女性 (つい、ガラシャと言いかけた笑) の夫は、果敢に敵に立ち向かい、家康を守り抜いた末に亡くなってしまいます。

翌日、晴れた日の船上で、上記イギリス人と、日本人通訳者である女性はこんな会話をします。

イギリス人

「惹かれるのはこの光景
海の深淵さよりも、水平線。

水平線よりも自由
そして追い風

沖に広がる見渡す限りの海。

昨日もなければ明日もない」

日本人通訳の女性
「今日だけ。」

『昨日もなければ明日もない、今日だけ』


今もそうだけど、今までは、

今以上に「未来」と「過去」しか見てなかったように思うんです。


「なりたい未来」に対して、「失敗して過去を後悔している」「あの時、こうしていれば少しは違ったかも」と考える。


そして、今の自分の気持ちは殺して、「楽しまずに」、「感謝せずに」、「ここまでの頑張りを認めずに」、常に「さらに未来を見続けて行動」してきた。


今の日本は平和で、明日があるのが当たり前だと思ってしまうから、未来のために頑張ってしまうけど、

明日があるかわからない状況では、「今しかない」わけで、その「今」を、未来視点ではなく、今に焦点を置いて生きているからこそ、


「自然の摂理にあらがわず、自分の役割を受け入れることができる」のかもしれないと思ったシーンでした🤔


今の一瞬一瞬を大切にする


以前、たまたま立ち寄ったGINZA SIXで、書道家の武田双雲さんの展覧会が開催されていました。
そして、たまたま会場にご本人がいらっしゃって、講演を聴いたことがあるんです。


武田双雲さんって、お風呂に入る時には「シャンプーの匂いを超楽しむ」んですって。
食べる時には、「味を感じられるだけ感じて」食べるんですって。


その時、その時の動作一つ一つに集中して、今を楽しむということみたい。


最近浸透しつつある、マインドフルネスに近い感覚だと思います。

未来の心配事や、仕事のことなど、思考ではなく、今の呼吸に集中する、みたいな感じ。



私はというと、どうしても、ご飯を食べながら仕事の段取りを考えたり……

いや、もはや、仕事をすることがメインで、ご飯は仕事をするためのエネルギーチャージという手段だったかもしれない😂

何食べてるか、どんな味なのか、美味しかったのか不味かったのかも感じられていないし、覚えていないもん(笑)



そんな生活を何十年も続けていたら、自分のことなんか分からなくもなるし、ストレスも溜まるし、限界もくるよね😵


未来や過去、不安などの思考よりも、
今を感じて大切にすること。


そんなことを感じたSHOGUN-将軍-でした。


個人的な感想


このドラマ、日本独特の「間」だったり、「言葉の裏の意図を読む」ということが上手く表現されていると感じました。

日本人は、何となくストーリーを読み取りながらドラマを観ると思うのですが、海外の方が見たらどういう解釈をするのだろう?


私がジャン=リュック・ゴダールの作品のストーリーを読み取りきれないのと同じように、違う解釈でストーリーを楽しむのだろうか?
(フランス映画が得意ではない私。)


SHOGUN-将軍-は、純粋にドラマとしても面白いので、続きを観るのが楽しみです😊

ディズニー+の割引キャンペーンなるものもやってるようなので、この機会に観てみてはいかがでしょうか??

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?