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【コミュニティ交流企画】 ふるえる書庫×ぬまつー(村)

こんにちは。Share Villageキュレーターの清田です。
実は私、ぬまつー(村)の村長でもあります。

今回はコミュニティ交流企画ということで、ぬまつー(村)のメンバーと一緒にふるえる書庫を訪問してきました。

まずはそれぞれのコミュニティと、今回ご参加いただいたコミュニティメンバーの皆さんをご紹介します。


ぬまつー(村)

静岡県沼津市のローカルメディア『ぬまつー(仮) 』のライター、読者による、沼津をもっと楽しむためのコミュニティ。

しまやん(右)
ぬまつーライター。沼津のローカルメディア「ぬまつー(仮)」を運営する株式会社沼津通信の代表。

こもりん(左)
ぬまつーライター。会社員をしながら週に1本記事を書いている。


ふるえる書庫

©︎kazuyuki okada

大阪府池田市でお坊さんが営む、ちょっと変わった書庫。ご門徒さんが住んでいた空き家を改装してつくられ、3万冊が蔵書されている。


釈大智さん
浄土真宗本願寺派如来寺の副住職。ふるえる書庫の店番を担当している。


どんなコミュニティ?

そういえば、今回の企画の言い出しっぺはShare Villageキュレーターの澤さんでした。

そもそも、この2つのコミュニティをピックアップした理由は何だったんでしょう?

澤さん:村民の数と、地域との距離感のつくりかたが近いので引き合わせてみました。でも、ぬまつー村はぐちゃっとしてるし、ふるえる書庫はぴしっとしていて、この掛け合わせがおもしろそうだなと。

ぬまつー(村)
ふるえる書庫 ©︎kazuyuki okada

・・・たしかに。

Share Villageのコミュニティの中で最大人数のふるえる書庫(2023年6月現在)。メンバーはどんな方が多いんでしょう?

釈さん:地域に住むご門徒さん(浄土真宗の檀家のこと)もいらっしゃいますが、遠方から参加してくださっている本好きの方もいらっしゃいます。
ぬまつー村は沼津の方がほとんどですか?

しまやん:沼津の方が多いですが、東京など県外から参加してくださっている方もいます。月に1回「井戸端会議」として、ぬまつー基地に集まっているのですが、キャラが濃い方ばかりです(笑)


コミュニティと人のつながり

しまやん:学校や職場以外の場所に仲間がいる、居場所があるって幸せだなと感じる人が村民になってくれているんだと思うんですよね。

たとえば20代の女子と50代のおじさんとか、普通だったら出会わないような人同士がぬまつー村に入ることでつながっていくのは、目指したいところに近づいてる気がします。

こうやって静岡から大阪のふるえる書庫に来て釈さんにお会いできたのも、Share Villageがなかったらできなかったつながりですよね。


コミュニティの開き方と閉じ方

釈さん:大阪市に應典院という若者が集まるお寺があるんですよ。そこの住職さんが「コミュニティは開き方よりも絶妙な閉じ方が大事」と仰ってたんです。

しまやん:わかります!本当にそうですよね。

釈さん:ふるえる書庫はお寺の隣ということもあって、地域コミュニティになじまない方が来られるとおじいちゃん、おばあちゃんたちがびっくりしてしまう。

そういう意味では、入口のデザインによって、ある程度のフィルターがかかっていると思うんです。

©︎kazuyuki okada

とっても気になって入りたくなるんだけど、ほんのちょっと緊張感がある、でも入ったらとても居心地のいい不思議なところです。


自分のこだわりをほぐす

釈さん:いまは僕が月に何日か店番をできるときにあけているんですが、やっと他の人にも店番を任せる勇気がわいてきたんです。そのきっかけをくれたのは実は澤さんで。

澤さんがはじめてふるえる書庫にいらしたときに「センスがいい!こだわりを感じる」と褒めてくださったんです。

「それを思いも寄らぬ方向からぐちゃぐちゃにしてくれる人が現れるとおもしろいかも」って言われて、勇気を出してだれかに店番を任せてみようかなと思いはじめました。

自分のこだわりをほぐしていって、いろんな人に来てもらいたいなと思っています。




書庫の中でお気に入りの場所を探してみたり、本をめくってみたり、思い思いにふるえる書庫を満喫。想像を超えた素敵な空間でした。

今度は釈さんを沼津にご招待して、またお話してみたいと思います。


ふるえる書庫、ぬまつー(村)に興味を持ってくださった方は、お問い合わせの上、ぜひ足を運んでみてください。

▶︎ふるえる書庫(大阪府池田市)
▶︎ぬまつー(村)(静岡県沼津市)


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