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【茨城県立高等学校・附属中学校及び中等教育学校を目指す方】合格を勝ちとる〝正しい努力〟②

高校受検まで〝残り3ヶ月〟
中学受検まで〝残り1ヶ月〟となりました。

受検当日までの時間は限られています。もっと効率良く、効果的に勉強するために、今回は、得点アップに結びつきやすい頑張り方を〝正しい努力〟と題して、その考え方や方法をご紹介します。

【原則2】〝振り返り〟〝解き直し〟が得点アップのカギ

同じ問題を何度も繰り返すほど、もったいないことはありません。同じ間違いをしないよう、一度間違えた問題はしっかり〝振り返り〟と〝解き直し〟をして、確実に自分のものにしましょう。

※塾、または教える先生によって〝振り返り〟と〝解き直し〟の定義が違いますが、ここでは
・〝振り返り〟・・・テストや問題集に取り組んだ後、解答や解説を読んで自分の考え方や知識の抜けを確認し、改善点を見つけること
・〝解き直し〟・・・何日かの時間をおいて再度問題を解くこと
と定義します

【〝振り返り〟のやり方】

  1. 問題演習に取り組んだら、すぐに自己採点をする。

  2. 間違えた問題は、解説や解答を読みながら〝振り返り〟をする。たまたま正解した問題も見落とさず、復習すること。確実に正解できるまで理解(知識系であれば暗記)を深める。

  3. 問題に対して、十分な理解や納得が得られれば、上手に〝振り返り〟ができた証拠。やってみても、よくわからなかったり、なんとなくわかったという感想であれば、塾や学校の先生に必ず質問しよう!

※〝振り返り〟は、こまめにコツコツやるのが鉄則!
問題集なら、大問を1つ解くごとに答え合わせをしましょう!!自分が「どのように考えてその問題を解いたのか」を覚えているうちにやらなければ、効果は半減です

【〝解き直し〟のやり方】

  1. 〝振り返り〟をした問題について、1週間後に〝解き直し〟をし、解き方を覚えているかを確認する。

  2. 上記1で答え合わせをした再、間違えてしまったら、再度〝振り返り〟をして、今度こそ徹底的に理解する。

  3. さらに1ヶ月後(試験までに時間があれば)、間違えた問題の〝解き直し〟をして覚えられたか確認する。

※〝解き直し〟は、問題に対する解き方を習得できたかの確認が目的なので、丸覚えして、例えば、記号選択問題で「ア」や「1」などを覚えたとしても全く意味がありません!ある程度期間をあけ、その問題や解法を忘れたタイミングで〝解き直す〟ことがポイントです


※この原稿は、青木信行 先生(茨進 統括本部本部長)、飯島孝 先生(茨城教育研究会 理事長)、倉田正士 先生(学秀館 代表)、柴山信行 先生(新教研 専務取締役)、田中拓也 先生(TSSつくば予備校 教室長)、西田純一 先生(茨城統一テスト協議会 副会長)、広瀬伸一 先生(セナミ学院 代表取締役社長)、藤枝敬三 先生(弘道学館 水戸駅前教室長)、山辺和洋 先生(茨城統一テスト協議会 会長)に取材し、シェアタイムが責任編集しています。

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