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【卒業生インタビュー】多様な価値観の住人とつながり、独立への力をもらう

※本記事は2016年12月に取材した内容を基に作成しています

Oさん(34歳)
物件名   :THE SHARE
入居歴   :2011年12月〜2013年5月(2年6ヶ月)
現在のご職業:フラワーアーティスト(2016年12月時点)

毎晩ラウンジに集まって、話す時間で一日をリセット。

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原宿にある「THE SHARE」がオープンすると同時に入居し、2年半ほど住んでいました。青山にある花屋に勤めていたため、早朝から夜までとても忙しく、一人暮らしは難しいかなと思っていたんですが、「THE SHARE」なら面白そうだし、一人ではない安心感があったんです。将来的には独立したいと思っていたから、いろいろなことをやっている人との出会いがあり、人脈が広がりそうだと感じたことも入居を決めた理由です。

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実際に入居してみると、アパレルや広告関係のデザイナー、コピーライター、映画関係、ダンサーなど、いろいろな職種の人がいました。「THE SHARE」は最上階の6階に共用のキッチンとラウンジがあるのですが、仕事から帰ってくるといつもそこに何人かが集まって、夜遅くまで話し込む日々。疲れているから早く寝ればいいんですけど、誰かと話すと仕事のストレスなどがリセットされるような気がしました。年齢も30歳前後の人が多かったから、みんな同じように仕事で悩んだり、考えたりすることがあったんだと思います。それを仲間たちと共有する時間が、明日への活力になっていました。

自分を信頼して、仕事を任せてくれる仲間。

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花屋では毎日たくさんの廃棄花が出るのですが、私は以前からそれを持ち帰って活けるのが好きで、「THE SHARE」で暮らし始めてからも、よく自分の部屋や6階のラウンジに飾っていました。活け方や見せ方の練習になるので自主的にやっていたのですが、住人が喜んでくれて「いつもきれいなお花をありがとう」とよく声をかけられました。

私は「THE SHARE」で暮らしている間に、勤めていた花屋を退職してフラワーアーティストとして独立をすることになったのですが、共用部に花を活けていたことで、皆が私の仕事を知ってくれて、花が必要なときには声を掛けてくれるようになっていました。さまざまな職種の人がいるので、映画の舞台挨拶のときに贈る花や、アパレルの店舗で飾ったり販売したりする花など、幅広い仕事につながったことが嬉しかったです。そしてなにより、多くの人が自分を信頼して仕事を任せてくれることが大きな自信につながりました。

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独立を決めた理由のひとつに、同じように頑張っているたくさんの仲間に背中を押されたこともあります。同じ時期に独立する人が何人もいて勇気付けられたし、皆から私が活ける花を評価してもらえて、「独立してもやっていけるかもしれない」という気持ちが大きくなりました。「THE SHARE」に住んでいなかったら、そのタイミングで独立はできなかったかもしれないですね。

シェア暮らしで決めた、人生のパートナー。

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THE SHARE」には2年半ほど住んでいました。卒業することになった理由は、「THE SHARE」で出会った主人と結婚することになったから。今では1歳半の子どもと3人家族です。当時は住人同士でつきあっているのは私たちだけでしたが、私たちが引っ越して2人で住み始めた後、何組か付き合うカップルが出てきました。同じ時期に結婚・出産を経て、現在でもママ友のように付き合っている元住人もいます。
シェアプレイスで一緒に住んでいると、生活習慣もなんとなく分かるし、他のメンバーへの接し方などでその人のことをよく知ることができます。同棲しないと分からないこともあるとは思いますが、その半分くらいは分かるんじゃないかなと感じました。

text: Yasuko Murata, photo: Takuya Furusue

※Oさんの家づくりの詳細をご覧いただきたい方は、運営会社「リビタ」のウェブコンテンツ「お宅拝見 vol.52(外部リンク)」をご覧ください。

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