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【ホステルインタビュー】鐡ノ家(てつのや)/山田裕耀さん

- INTERVIEW -

鐡ノ家山田裕耀さん (1)

鐡ノ家 / 山田裕耀さん

さっそくですが宿のコンセプトや宿名の由来について教えてください。

ここは鉄道に特化した宿です。鉄道ゲストハウスとしてはっきりとコンセプトがわかるようにしました。鐡ノ家という名前は鉄道ファンが集う家のような場所になればいいなと思って作りました。ロゴは中央本線をトンネルで抜けてくる様子をイメージしてあります。東京から来るとトンネルをいくつも抜けてたどり着くので、その情景ですね。

どのようなきっかけで立ち上げられたのですか。

脱サラして宿をやりたいと思いました。宿をやるならコンセプトがはっきりあるといいなと思い、小さい頃から好きだった鉄道をメインにしました。もともと自分もそうだったんですが、東京でサラリーマンをしていて体調を崩すことってあると思います。そんな時に週末にちょこっと遊びに来てゆっくりできる場所を作りたかったんです。東京から通いやすくて、鉄道があって、温泉もあってというところで、今の場所で始めることにしました。以前からよく山梨には遊びに来ていましたが、交通の便もいいし、自然もあって、温泉もあって、気合を入れずにちょこっと遊びに行けるところが山梨の魅力です。


鐡ノ家宿の画像


宿をやっていてよかったと感じたエピソードはありますか。

リピートしてくれるお客さんがいらっしゃって、また遊びに来てくれると嬉しいです。家族連れの方も多くて、来てくれるたびにお子さんが大きくなっていくのを見れたりするのが嬉しいです。子供同士だと特にそうですが、年齢が離れていても、最初にとっかかりの話題があるからお客さん同士でも自然に話が始まったりする。ここで出会った人たちが、別のところでまた集まって遊びにいったりするので、そういった関係を作れているのもいいなと思います。


鐡ノ家ゲストとの画像


宿での過ごし方や周辺のオススメはありますか。

入口を入ってすぐに鉄道模型のレイアウトがあってインパクトがあると思います。食堂からは模型と窓の向こうに実物の車両も重ねて見ることができます。周辺には、ほったらかし温泉が近いのでいつも案内しています。信玄餅テーマパークも人気ですね。
みんなでバーベキューしたりもしましたが、常連の方たちは模型を走らせたいという鉄道好きが多いので、やっぱりそっちがメインになりますね。好きなように模型を走らせているのがいいみたいです。


鐡ノ家周辺の画像


最後に、今後やっていかれたいことなど教えてください。

今は鉄道模型を目的にしている方が多いのですが、それ以外の方にも楽しんでほしいので、そういったところも模索したいと思っています。鉄道関係の本も色々置いているので、読みながら時間を過ごすのもいいと思います。また、変わったところでいえば工作スペースがあって、塗装ブースとしても使えるし、工具も貸し出しているので、一日籠ってガンプラを作ったりして過ごすのもいいんじゃないかなと思います。自転車と原付もレンタルしているので、車で来られていない方にも周辺を回ってもらえるようにと思っています。


<宿情報>
宿名:鐡ノ家
電話番号:050-5212-6392
所在地:山梨県笛吹市春日居町鎮目511
アクセス:石和温泉駅から徒歩20分
サイトURL:https://tetsunoya.com/
宿泊定員:24名(個室9部屋)
ランドリー:洗濯機/乾燥機あり(有料)
キッチン:共用キッチンあり
ワークスペース:共有スペースで可
駐車場:あり(無料)
ドミトリープランの個室利用追加料金:平日無料、土日1000円


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