健全なファンコミュニティを築くためには?
2024年6月の場づくりの学校では「健全なファンコミュニティ」をつくって維持するために何が必要なのか、について、remiさんが教授役になって話してくださいました!
突然ですが、皆さんは「オタク」についてどれだけ知っているでしょうか。自分自身がオタクという人もいれば、オタクのイメージに苦手意識がある、という人もいるでしょう。
今では様々なジャンルで存在する「オタク」について、どのような考え方が「厄介オタク」につながり、どうしたら「健全なオタク」になれるのか、についてお話ししようと思います!
厄介オタクとは?
厄介オタクとは、元はライブ会場でサイリウムを使って派手なオタ芸する人のことです。 最近ではライブやイベント会場でマナー違反の行為をしたり、ネット上で他の人の誹謗中傷をしたりする人など、迷惑行為をする一部の熱烈なファンを表すようになりました。
どのような点が「厄介」なのか、3つのケーススタディを通して考えてみましょう!
CASE 1: このリプライ、アンチ?ファン?
一つ目の厄介ポイントは、「自分の常識=他人の常識」だと思い込んでしまうこと。
"Delete this."や"I hate this."などという言葉がコメントできていたら、アンチだと思い込んでしまうことがあるかもしれません。しかし、これは実は誉め言葉なんです!
自分の常識に頼りきってしまうと、誤った思い込みにつながりそうですよね。
CASE 2: お笑い芸人に顔ファンはいらない?
2つ目の厄介ポイントは、「受け取る側の気持ちを考えられない」ということです。
「顔ファン」とは、主にバンドやアーティストについて、曲ではなく容姿が好きだという理由でファンとなっている人のことで、音楽活動そのものにはあまり興味を持たず、外見が格好いいからファンだという人々のことです。否定派も肯定派もいて、それぞれの意見がぶつかることも多いそうです。
「顔ファン」に関連する、最近話題になった出来事です。
ラニーノーズという芸人の活動を応援していた人が、想いの強さ故か、こんなコメントをSNS上で挙げていたこともあります。
本人はあくまでも自分の意見であると主張するものが、他の人から見たら押しつけに感じてしまいそうですね。
CASE 3: アイドルは恋愛をしてはいけない?
3つ目の厄介ポイントは、「理想を押し付ける」ことです。
アイドルファンが求めるものとして、アイドルとの疑似恋愛がひとつにあります。ある大人気アイドルと俳優の熱愛報道が出た結果、わずか1週間で時価総額198億円の消失が起こったことがあるといいます。
このように、アイドルが恋愛をすること自体に反対するファンの声が多くあるのです。
恋愛をすること自体が悪いわけではないのに、このようにファンが理想を押し付けてしまうことが厄介な点だとremiさんは語りました。
健全な推し活のための三箇条
これらの事例を踏まえて、remiさんは健全な推し活のために守るべきリールを紹介してくださいました。
皆さんも、さまざまな場面に潜む「厄介ポイント」に気を付けて健全な推し活を楽しみましょう!
remiさん、とても楽しく有意義な時間をありがとうございました!
画像提供:remi
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