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商店街のメリットとデメリットから考える商店街の必要性とは?

皆さんこんにちは!

今回は2022年12月に行われた場づくりの学校から、「商店街の必要性」をテーマにお話ししたいと思います!

今回お話しする「商店街」は、個人商店が立ち並ぶ地元に根付いた通りのことです。

皆さんが育った街には商店街はありますか?その商店街はあなたにとってどんな印象で、どのような存在ですか?

商店街と深く関わっていた人もいれば、商店街との思い出はあまりないという人もいるかもしれません。

今回は商店街のメリットとデメリット、それらを踏まえた街に商店街が必要であるかについてお話ししたいと思います!

商店街のメリットとデメリット

街における商店街のメリットは何点かあると思いますが、今回は代表的な二つを紹介します!

商店街の良い所(メリット)
①街の色を残す事ができる
個性のある街は、地元住民や訪れる人をワクワクさせますよね!

②セーフティネットを築ける
商店同士や地元住民との密なコミュニケーションがとれるのも、商店街ならではだと思います。

対して、商店街のデメリットだと考えられる点も二つ紹介します!

商店街の悪い所(デメリット)
①管理自治体の意向に左右される
商店街の活気は管理自治体によって違うので、場所によってはないも同然の商店街もあると思います。

②都心で“繋がり”は煩わしいと感じることも
匿名性や流動性が高くなってきている現代において、個人商店はかえって利用しづらい面もあります。

他にも場づくりの学校では、以下のような良い所・悪い所が挙げられました。

商店街の良い所・悪い所の一例(出典:2022年12月場づくりの学校)

街に商店街は必要であるか?

これらのメリットとデメリットを踏まえて、皆さんの街に商店街は必要だと考えますか?
「都心とはいえ長く暮らす街だし、地元同士のつながりはやっぱり大事」という意見もあれば、「自分の街は治安もいいし、ファッショナブルな街でありたいから、ローカルさは必要ない」という意見など、さまざまな意見があると思います。

しかし、どの意見も向かうゴールには「街を良くする事」があるのではないでしょうか?

まとめ ー商店街の役割についてー(出典:2022年12月場づくりの学校)

ここでの考え方として重要なのは、「商店街を残すこと」を目的としてしまうのではなく、あくまでも目的は「街全体を楽しくすること」であり、街を楽しくするための方法のひとつとして「商店街」が存在するということを忘れないようにすると、街の活性化に繋がると思います!

そして、街における商店街の担う最適な役割を見つけるために、商店街の良いところ・ダメなところを探し続け、正しく理解する事が重要です。
これらが最終的に商店街の存続、さらに目的である街全体を楽しくすることに繋がるのではないでしょうか。

皆さんの街にとって商店街が必要なコミュニティであるのか、そして商店街がどんな役割を果たしていて、今後どんな役割を担う事ができるのか、この記事をきっかけに一度考えてみても良いかもしれません!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

執筆:なび
画像提供:しゅんちゃん

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