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この世の考察(1) 魂の年齢
本業をしながら地域での活動もしつつ、都市伝説や不思議な話系の動画を見漁っていました。
もともと、そういう話が好きだから自分でも考えながら。今までの小説や人の話や人生や妄想をまとめていくとある程度体系的に考察できそうな位になったので表現します。
最近、タイムリープや転生ものの話がやたら多く、流行りとはいえこんなに多くの人に認識されるっていうのはなんかあるんだろうなって思った。
そもそも「人生何回目?」とか「魂の年齢」といった概念も少し前からあったことだし、輪廻転生かどうかは別としてそういうループの中に自分たちは生きているのかもしれない。
私達人間が生まれて死んで、魂になり、また生まれて死んでを繰り返しているとして、現世の年齢関係なく長い修業の中にあるとする。現世での実年齢に関係なく魂が老獪な方もいれば、魂の若い方もいる。魂の形になると過去でも未来でも選べるところで人生を始めることができるらしい。
過去に行ったからと言って同じ歴史を辿れることはなくマルチバースの様にそのときはその都度人生の岐路も変わり、歴史や環境も変わるのだろう。
前提として転生のときは前世の記憶がないとされているそうだが、中には前世の記憶を残したまま転生する人やデジャブや夢のように前世の記憶や輪廻の中の情報をビジョンとしてフラッシュバックすることもあるようだ。
自分に置き換えてもやたらとリアルな夢や何処かで見たことのある景色、初めてなのにどこかであったことのあるような人、予知できたことなど思い当たる節がないこともない。
私の人生において霊力があったり、見えないものや聞こえない声が見えたり聞こえたりすることはまったくないが、どうしても譲れない想いで進路を変えたり、今となっては奇跡のような選択をしたことがたくさんあった。
振り返って後悔をしていないことから、あれらの選択に間違いはなかったのかもしれない。いくつもの岐路の中で、私自身に選択をさせてきたものは一体何だったのだろうか。それだけは未だに不思議で、あの場所にいなかったら、あの人に会わなかったら、自分はどんな人生を歩んでいたのだろうかこの世はどんな世の中だったのだろうか。
幽霊系の動画を見ていると守護霊や悪霊・生霊などの説明があるが守護霊なぞは先祖の霊とは限らないそうだ。確かに、DNAのつながりがある家系・家族と違って魂にDNAはないだろうし、現世の家族でも魂の年齢が逆転している親子も居るのだろう。
もしかしたら自分の人生すら何度か繰り返されているのかもしれない。あのときこっちの道に行っていたら、こんな決断をしたらどうなったのだろう。気になるところではある。
高次元の存在になれば過去も未来もないのだ、同じ人生を歩んでみるのもいいのではないか。他にも自分の人生をマルチバースのようにいろんな魂が体験していて、彼らの道標のようなものが今の自分の人生の大事な岐路の際に少しでも影響を与えてくれているのかもしれないと考えるととても興味深い。その中のいくつかが守護霊として自分の後ろで仕事をしてくれているのかもしれない。どうしてかわからないが決断してしまった過去のこと、別れた人たち、今付き合いのある人たち。わたしの何処かの人生の体験者の後悔や学習が自分の生き方そのものをさらに高くしてくれているのだと信じ、唯物的な概念で決めず、流れや時節に任せていきていってもいいのではないだろうか。
悪い人の周りには悪い人が集まり、いい人の周りにはいい人があつまる。自分の人生も悪い魂やいい魂が介在してきたのだろうか。できればいい魂の人生を繰り返してきたのだと思いたい。よき魂がたどった人生ならよき指標がこの先にもあって、悪い霊が介在していたら、誘いや惑わされそうなときも増えるのだろうと思うと今の魂がなるべく悪い方にもっていかれないように注意しないといけない。
バガボンドという漫画の中で沢庵和尚が武蔵に語る印象深いメッセージがある。全国を修行していく中で和尚は人間の悪い部分もたくさん見てきた。そんな中で自分の我執や欲が顕れたがある日、稲妻のように声を聞いたという。
”この世の中はすべて決められていて、だからこそ自由だ”
一見、矛盾を感じる言葉だが、この肉体が何度も繰り返してきた人生。魂が巡ってきた数々の体験。それらは魂ベースで言えば、もうすでに経験済み。結局のところ人生はちょうどいいところにたどり着く。自分が自分で人生を決めていけば。だからこそ好きなようにいきなさい。自分の信じる道をいきなさいと。そのような背景を感じた。
この世界の芸術品や発明品、文化の発展やお金、優しい人と欲にとらわれる人これらの現実世界の物事の数々をなんの根拠もなく考察していきたい。
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