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おかやまマラソン(23.11.12)走りました〜レース本番編〜

初めてではないですが「自分で自分を褒めたいと思います」

今大会のアンバサダー有森裕子さんの言わずと知れた名言、アトランタ五輪でマラソン2大会連続メダルを獲得して発した「初めて自分で自分を褒めたいと思います」は自分でマラソンを走ってみて改めて心に沁みます。

岡山は、有森さんの出身地であり、その他女子マラソン界は天満屋関係者が多く活躍しているので「おかやまマラソン」のアンバサダー、ゲストには事欠きません。とは言え、一番のビッグネームは有森さんですし、いつも以上に力が入っている感じでした。
五輪のメダリストは別格なので、高橋Qちゃん、野口みずきさん、有森さんは、各地のレースに引っ張りだこで、よく拝見します。
高橋Qちゃんは「太陽」のような人で、大会の挨拶、レース中のランナーの激励など、その場がパッと明るくなる、まさに「太陽」です。
野口さんもオーラがありますが、それは月の女神のようで、対照的で「月」ですね。
有森さんは、全く別で、独特なテンションで物凄くユニークな人です。今日のレースでは道中2回ランナーの応援でハイタッチをいただきましたが、凄まじい気合の入れ方で、この人は「惑星大爆発」だなと思いました。

スタート時点の気温は10°Cで曇り、自分には少し寒いコンディションですが、一般的にはベストと言えます。
スタートから平坦なコースが続き、2キロあたりで、スタート地点でも近くにいた4時間30分のペースランナーが目に入ったので、そこに楽に付いてレースを進めます。ペースランナーの回りはランナーが多く走りにくいので、付かず離れず、中間地点までは「シカゴ」と同じく4時間30分ペースです。
そこから落ちるのも、これまた「シカゴ」と同じで、30キロ過ぎに、2回目の有森さんが登場して気合を入れていただいたのですが、その後の旭川を渡る岡南大橋の登り(このコース最大の登り)で力尽きて、その直後に楽しみにしていたエイドのラーメンも到底食べられる状態でなくパス、その後も延々と旭川の川沿いを走るコースで吹き曝しの風に体温を奪われ上半身が固まってくる苦しい展開に。
それでも何とか完全には潰れずに、一応は前走を上回るシーズンベストで、この立派な陸上競技場のゴールに滑り込みました。

応援ナビの速報タイムで4:41:58です。

無事完走して47都道府県制覇に向けては26都道府県目をゲットしました。内容的には決して褒められたランではありませんが、自分だけは自分を褒めたいと思います(有森さん、せっかくの気合注入を活かせず申し訳ありません💦)。

岡山の皆さん応援ありがとうございました

大会全般については、特に問題なくスムーズな運営だったと思います。エイド(給水、給食)も派手ではないですが的確な配置だと思います。派手と言えば、最大の見せ場であるラーメン広場(ラーメンの給食)は結構並んでいましたが、胃が受け付ける状態であれば並んでも食べたかったです。これは残念ですが、体質的に「30キロ走ってラーメン食べて、さらに10キロ以上走る」のは無理ですから仕方ありません。
岡山の県民性と言うと、自分の単なる思い込みかも知れませんが、真面目で誠実でキチンとしている、そういうイメージがありますが、応援スタイルも奇を衒ったものではなく、誠実に一生懸命応援してくれる、ブラスバンドであったり、拍手での応援であったり、オーソドックスで暖かい応援をいただきました。ロンドン、シカゴと欧米流の応援のあとなので、余計にそう思うのかも知れません。
どこを走っても大好きになってしまうのですが、岡山も大好きな場所になりました。

羽田行きのフライトまで結構時間があったので、岡山桃太郎空港でビールを飲みながら、この記事が仕上がりました。

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