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「いのち まんなか」その3~普遍の少子化対策~ いばらき自炊塾①

ここまでの流れは ↓ 2本の記事をご参照ください😊

「いのち まんなか」その1
~普遍の少子化対策~ みんなの畑①


「いのち まんなか」その2
~普遍の少子化対策~ みんなの畑②

畑の次は、自炊塾です。

いばらき自炊塾は 比良松 道一 さんから学びました。

2019年8月に比良松さんに茨木市まで来ていただき、初開催をしました。
2020年10月にも来ていただいたのですが、当時のブログに記した「大切なこと」が、そのまま今も「大切なこと」でした🌈

自炊は医療、福祉、農業、環境、教育分野…様々な社会問題と密接しています。

普段の食事が家計や健康に直結するので、自分の身の回りの課題が、世界の課題につながることを実感できます。

自炊をすると、消費者の目線から生産者の目線に立つことができます。

消費者の視点だと、「安い」「美味しい」「産地」「安全性」で食材を購入しますが、生産者の視点に立つと「安い」を優先すると採算が合わなくなり、生産ができなくなることに気がつきます。

比良松さんは九州大学で約10年間実践をされた後、今は新潟食料農業大学教授をされています。

「いばらき自炊塾」の様子を、比良松さんの言葉を借りながら写真で解説していきます😊

✅料理はスポーツと一緒。
上手になりたければ上手なプレーヤーを沢山見る。毎日繰り返す。

人間の成長は暗記のみにあらず。

レシピがあっても伝承できない。レシピは万能ではない。

知識の前に体験。体験を繰り返す。

「調理実習」ではなく、「調理実演」👍

「食べることは 生きること」
茨木高校で約20年。
その他にも様々な場所で伝え続ける入交先生。
群がる保護者のみなさま。

✅つくるところを見せたら、つくることを伝承できる。

保護者が落ち着いたら、大学生が群がる。
大学生が子どもたちに伝承。
4月のいばらき自炊塾に参加した小学生たち。
初参加の子どもたちに伝承。

✅大人がやっていないことを、子どもはやらない。
大人が楽しんでやることが大切。
自分が出来ていないのに、子どもにやれ!は、説得力がない。

大人(保護者)が楽しんで調理をしている写真…
まさかの1枚もなかったです・笑
子どもたちが「やりたい!」と
全部やってくれました😆
自炊塾に何度か参加している小学生は、
自分で考えて動いてくれます。
食事が落ち着き。
みんなの食べるペースを見ながら
おにぎりを握る姿は、もはや職人。
プロの領域。
それらを見守る
茨木高校 村山先生

✅つくるところを見せたら、つくることを伝承できる。
食べる人が、つくる人の気持ちがわかるようになる。

乳幼児さんは和室で
(食器が足りていなくて、配膳が適当ですみません💦)

✅残された時のつらい気持ちがわかるようになるから、残食が減る。
他者を気にする人が増える。

もちろん完食。
「ごちそうさま!」
後片付けもみんなで。

✅自分でつくると、フードロス問題も、他人事ではなく自分事と感じられるようになる。

消費者目線から、生産者目線に立つことができる。

消費者の視点だと、「安い」「美味しい」「産地」「安全性」で食材を購入するが、生産者の視点に立つと「安い」を優先すると採算が合わなくなり、生産ができなくなることに気づく。

いばきた産のお米&味噌
伏見屋の豆腐

✅子どもはチカラを持っている。
出来ないのではなく、大人が環境を用意しないからやらないだけ。

味の記憶は言語化できない。

お金で解決する世界を見せたら、お金で解決する世界が伝承される。

18歳からの自炊塾 九州大学 生き方が変わる3か月

一緒に畑をすること、一緒に調理をすること、一緒に食事をすることで、お互いのことをより深く知ることができます💖
防災力もアップします💪

その④に続く。

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