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「いのち まんなか」その2~普遍の少子化対策~ みんなの畑②

「いのち まんなか」その1
~普遍の少子化対策~ みんなの畑①

その②の記事では、まず最初に、イベントが終わってからいただいた保護者の感想を紹介させていただきます。

「普遍の少子化対策」の本質が書かれていました。

今日はありがとうございました!
子どもたちとても楽しかったようです。
畑仕事、ほんとにいろんなことを学べますね。
防災のことも、子どもたちがすごく積極的に動いてて、しかも頭を使ってるのもよくわかりました。
素晴らしかったです。

写真・感想は全て使用許可をいただいています

大学生に伝える

まずは大学生に、事前レクチャー。

さつま芋の種類
苗の植え方・育て方
みんなの畑におススメのやり方は、
かたくり市場の室さんから教えていただきました。
恒例の防災講座。
今回は備蓄倉庫に置いてあるアルファ化米(五目ごはん)
50食を一気に仕上げます。
食物アレルギーに気をつけて!
畑で作業をしたことがある子は、
「〇〇お願い」の一言で
自分に合った道具を選んで、
自分で考えて作業をしてくれます。
10時になったので開始。
大学生が事前に学んだことを、
みんなにレクチャーしてくれました。
説明通りにやってみる。
写真左は初めて畑に来た & ボランティアに参加した
茨木高校生たち。

小学生が 高校生に伝える

『高校生に教えてもらって😊』

そう伝えると、何やら不服そうな小学生。

おや…?
そうか!!

初めて参加した高校生たちが戸惑っているから、教えてあげたいんだ👍

「高校生に、教えてあげてくれるかな?」
「うん!!!」

完璧なレクチャー✨
小学生から学ぶ、茨木高校生たち。
保護者のストーリーズ

最初は親子で作業をしていても…

途中から、ごちゃ混ぜ😆
( ↓ 写真の組み合わせは、親子でも、きょうだいでもありません)

組織・立場・年齢…関係なし👍

ほとんどの人が「はじめまして」なのに、あっという間に仲よくなります💖

子どもが 大人に伝える

畑作業が落ち着いたところで、恒例の防災講座。

大阪北部地震から、もうすぐ5年。
あの時、大規模にガスが止まり、一部で電気・水道が止まりました。

ライフラインが止まったと想定して、野外でみんなでアルファ化米の調理をしてみよう!

箱と袋を開けて具を混ぜて、水を8リットル入れる。
水を入れたらよくかき混ぜる。
お湯で15分。水で1時間で出来上がります。
畑リーダーが率先してやってくれました。
頼もしい!!

待っている間に、畑の仕上げ💪

今年は手前から紅はるか、天金時(あまきんとき)、なると金時を2畝ずつ植えました。
なすとピーマンも植えました。

「アリの巣だ。アリがいっぱい出てきた」
「なんの幼虫?」「ネキリムシ。根っこを切るからそう呼ばれてる」
「この虫は?」「ハサミムシ」

最初は「虫がこわい」「虫がきらい」と言っている子も、大人の反応次第で、虫への接し方が変わっていきます😊

それを見て、大人の反応も変わっていきます。

みんなで考える 一緒に変えていく

アルファ化米ができあがりました。
50パックをみんなで詰めていきます。

「風が吹いたら、パックが飛ぶやん?」
「1パックずつ渡した方がいいで」
「大きいしゃもじ1つだと、やりにくいな」
「つめる時のために、小さいしゃもじがあった方がええな」
「50パックちょうどにならへんから、ラップもあったらええな」

習うより、慣れるんだ!

いつしか主導権は、子どもたちに。
マニュアルの「こうあるべき」が、どんどん改善されていきます😳

「こうあるべき」を押し付けられると、お互いしんどくなりますが、感化し合えると、自ずとみんなで成長できます✨

感化(かんか)
ものの考え方や生き方などを、強制したりすることなく、自然に相手に共感させて影響を与えること。

その③に続く



 


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