マガジンのカバー画像

フードパントリー

18
人と人が当たり前に助け合う、そんな地域を目指しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

フードパントリー茨木 ~次なるフェーズへ~

2020年11月。コロナ禍に始まった「フードパントリー茨木」🍀 「つながりを途切れさせない」、「自分たちにできることを」、「一人でも必要とされるなら」そんな思いの市民が集まり、始まりました😊 早速市役所に行き、広報や各種協力は「こども政策課」、開催場所は「人権・男女共生課」茨木市立男女共生センターローズWAMにお願いしました🙏 市の協力を得ることができたら、あとは動くだけです💪 「動きながらニーズを聞き、必要とされていることを柔軟・迅速にやろう💪」 わたしたちは市民

夏休みのフードパントリー

『活動の話を聞かせてほしい』 そんなご依頼をよく受けます。 7月に現地で視察対応をしたのは… マスコミ取材 5件 国ヒアリング 1件 行政視察 2件 政治視察 2件 民間視察 4件 大学ゼミ 1件 です。 こども家庭庁 長官にも共有してきました。 全国各地から視察や取材がひっきりなしに来る理由は、「目新しいこと」ではなく「当たり前のこと」をやっているからだと思います😊 「夏休みのフードパントリー茨木」 皆さんから質問されることを、 一日の流れを通して説明させてい

「支援」ではなく「互助」「応援」

先日のフードパントリー茨木で、大学生からインタビューを受けました。 活動を「ボランティア」という狭いカテゴライズで捉えたことがありません。 (きっぱり) あえて研修で使っている資料で説明をするとしたら、こんな感じです。 この1週間を振り返っただけでも… などなど。 書ききれていませんが、他にも様々な事をやっています。 これらは全て「制度」や「計画」で、やっているのではなく、 「困った時はお互いさま」で、やっています。 「人」は「物」ではないので、計画通りにはいき

人は人との関わりの中で成長する

茨木市にある様々な市民団体。 私たちは全員、本業を持った市民ボランティアの集まりですが、 様々な個人が、様々な団体・組織に所属しながら、 「みんなで一緒に楽しもう😊」を合言葉に活動をしています👍 今日は、 フードパントリー茨木 小さな料理人計画 同時開催でした😊 茨木市立男女共生センターローズWAMの、3階と5階。 やっている事は違いましたが、本質は同じです。 市民ボランティアさん、学生ボランティアさん、企業さん、そしてスタッフのみんな。 荷物の運び込みや仕分

フードパントリー茨木 ~これから~

フードパントリー茨木は、2020年11月から始まりました。 『フードパントリー』は、寄付で集まった未利用食材や日用品をお困りの方にお届けする活動です。 コロナ禍で、本人だけでは解決できない困りごとを市役所などにつないで一緒に解決してきました。 「困った時はお互いさま😊」 物資は全て寄付でいただいています。 スタッフは全員ボランティアです。 活動内容は、NHKさんが紹介してくださいました。 何が必要? “異次元”の少子化対策 取材に来た瞬間から、一緒に汗をかいてく

フードパントリー茨木 ~ノウハウ編~

フードパントリー茨木は、茨木市で「子ども・子育て」をキーワードに活動をしている市民ボランティアが集まって、2020年11月に始まりました😊 ✅毎月第2日曜 物資の回収 & お渡し ✅毎月第4水曜日 物資の回収 ✅常時回収場所 5か所 2023年1月8日(日)の流れを紹介しながら、 ノウハウをお伝えさせていただきます👍 メインスタッフの当日までの打ち合わせはグループLINEで行っています。 茨木市には私大のキャンパスが8つあるので、大学生が「学びたい」と来てくれること

働いても「生活が苦しい」が終わらない

コロナにかかった… 濃厚接触者になった… お子さんが複数いらっしゃる家庭は、時間差で「自宅待機」の波がやってくるので、働きたくても働けません。 こちらの家庭は今は非正規雇用なのですが、もともとは自営業で夫婦ともに平均年収以上を稼いでいました。 コロナの影響を受ける仕事なので復活できず、アルバイトを掛け持ちして生活を綱渡りされています。 緊急事態宣言が出て働けなくなり、収入がなくなった個人に対して、国が「使ってください!」とアナウンスしまくった制度は「貸付」でした。 今

「まちづくり」の本質をまちがえてはいけない

子育てに悩む当事者が集まって始まった私たちの活動。 12年目になりました。 当時の赤ちゃんは、中学生になりました。 コツコツとやってきたことが「こういうことか!」と結果を出しているので、ある一日を振り返ってみます。 子育て応援! フードパントリー茨木 「もったいない」を「ありがとう」に。 企業や市民の皆さんからいただいた未利用食品などを、今、お困りの家庭に届ける活動です。 「お供えもの」は日持ちがするものが多く、おてらおやつクラブさん、おさがりねっとさんなどが、

人はひとりでは生きていけないから 人にやさしくなれる

今日はフードパントリー茨木でした😊 今日は初の試みで、1階で「カレー会」を同時開催💖 受け取りに来られた15名が利用されました。 物資のお渡しが11時からなので、お子さん連れの方は、 お昼ご飯の心配をしなくていいので大好評でした😊 毎日、子育て、家事、仕事…時間に追われている皆さんなので、 月に1度くらい、ほっとできますように🍀 続いて会場を移動して、 「オープンな場所は行きにくいけれど、ママさん同士で話したい」 そんな皆さんと。 学生ボランティアさんにお礼メッセ

世界の環境問題を 地域の畑から考える

大阪北部地震の被災住宅跡地にできた「みんなの畑」 市役所のすぐ近くにあります。 今日は市役所すぐの広場で「がんばる市」が行われていました。 「がんばる市」に、立命館大学の「BohNo」さんも出展されていました。 大学生が「SDGs」と「フードロス」について学ぶのは今の時代「当たり前」ですが、自分たちで出来ることを考えて、実際に動くのは、なかなか出来ることではありません! 素敵!! シェアリンク茨木は、「命まんなか」で活動をしているので、畑、防災活動、子育て支援、シ

玉ねぎがつないだ 命

子どものミルクを買うお金もなかったママさん。 様々なサポートを組み合わせ、ようやく生活が安定してきたところ… 夜中に届いたLINE ----- 玉ねぎが高くて買えないので もやしを買いに行ったら 思いもよらない出来事が起こりました 知らない人から その声で子どもがめっちゃ泣き と言われあたしは 返す言葉もなく外出ました とぼとぼ帰り なんか自然に涙出てきて 心の中で 死ね?だったら殺せば? 子供がいるし子供が成長してる所みたいし 贅沢は、させられないけど

フードパントリーで出会った素敵な物語

フードパントリー茨木は、おてらおやつクラブさんにもお世話になっています(全国のお寺さんが、お供えものを集め&仕分けて送ってくださる)。 その中に入っていた、化粧品セット。 ラッピングされていましたが、配布家庭が約30家庭なので、小分けにして、必要な方に選んでもらえるようにしました。 その中に入っていたカード。 メッセージの一つひとつが【言霊】で、心に「きゅんきゅん」届いたので、「何、これ!?すごい!!」と思い、調べてみました。 調べてみて、びっくり! 植木鉢は「シ

フードパントリーで起こっていること

フードパントリー茨木が始まって、1年半。 入れ替わりはあるものの、約30家庭へ物資を届けています。 利用者さんへのお渡しは月1回。物資回収は月2回行っています。 フードパントリーは物資を通して次への繋がりを作る場所 宮野さんの報告に本質がわかりやすく説明されていたので、シェアさせていただきます。 昨日は子育て応援!フードパントリー茨木の回収とお渡しの日でした。ほんまに会場が善意のオーラで満たされてる感じがして最高ですね。 同じ子育て世代でも繋がれる人がいない‥と本音を

「縁」のない者同士が助け合う理想の社会

茨木音楽祭にて、フードドライブをさせていただきました。 フードパントリー茨木 私たちは5月1日(日)だけブースを出させていただいたのですが、朝から生憎の雨でした。 『どうして、まだ食べられるものや、使えるものを持ってきてくれるんですか?』 「子どもが進級したら使わない(ノートはマス目の指定などがあり、使えない)文房具があるし、成長とともに好みが変わって使わない文房具もあるねん。 使いさしのやつは、お渡しするのが失礼かな?というやつもあるので持ってきてないけれど、新品の