「まちづくり」の本質をまちがえてはいけない
子育てに悩む当事者が集まって始まった私たちの活動。
12年目になりました。
当時の赤ちゃんは、中学生になりました。
コツコツとやってきたことが「こういうことか!」と結果を出しているので、ある一日を振り返ってみます。
子育て応援!
フードパントリー茨木
「もったいない」を「ありがとう」に。
企業や市民の皆さんからいただいた未利用食品などを、今、お困りの家庭に届ける活動です。
「お供えもの」は日持ちがするものが多く、おてらおやつクラブさん、おさがりねっとさんなどが、おさがりを届けてくださっています。
金光教大阪センターさんから、おさがりが届きました😊
「親子が喜ぶものを」と、お供えをする時に意識してくださっているそうです😭
なんて嬉しい!!
『ママさんと、子どもたちが喜ぶプレゼントを』
毎月、よしこさんが届けてくださるのはこちら。
もともと、新聞記事を見て連絡をくださったよしこさん。
まだお会いしたことがないのに、ママさん&子どもたちの成長を見守ってくれています。
さらに今回は、お米の物語も素敵すぎました!
まずは、香川県から届いたこちらのお米。
大阪から移住された、子育て中のご夫婦が茨木まで届けてくれました💕
『子育て、食、健康、SDGs…。
自分で主食のお米をつくれなくては、語れない』
自分たちでお米をつくれるようになったので、届けてくれました😍
そして、けいこさんから届いたこちらのお米!
どれだけ素敵な物語がつまっているか、ぜひ読んでほしいです!
↓↓↓
83歳で現役でコシヒカリをつくっている遠藤さん!
お写真から「いい人!!」というのが伝わってきます!!
ありがたすぎる…!!
さらに、さらに。
「自転車に取り付ける子ども用のイス、いりますか?」と、メッセージをくれた内田さん。
ちょうど、子どもを自転車に乗せる時だけ、ママ友に自転車を借りていたママさんがいたので、「ほしいです!」と即答。
内田さんは大阪市なので、受け渡しに調整がいるのですが、
内田さんの職場が金光教大阪センターから徒歩圏内だということが発覚(笑)
おさがりと共に届けてくださいました😊
私たちが大切にしていることは、「物をわたす」ではなく「心をつなぐ」です。
渡す時に話を聞き、取りに来てもらった時は、その場にいてる人と人のつながりをつくっています。
ママさんたちは、物資を選びながらおしゃべりを楽しみます。
その間、学生ボランティアがお子さんと遊んでくれます。
学生さんは座学では学べない、子育てや社会について知ることができます。
中学生の娘さんを連れてきたママさんもいました。
『見ず知らずの私たち親子のために、
こんなにもやさしい気持ちで支えてくれている人がいるんだっていうのを、
言葉ではなく、体験として知ってほしくて。
親だけで子育てをやってるんじゃない。
親以外の人も支えてくれているって知ってほしくて』
以前、こんなメッセージをくれたママさんもいました。
その他にも…
私たちは、若年者向けのシェアハウスもしています。
現在満室ですが、シェアハウスの住人同士で切磋琢磨し合い、成長しています。
縁のない者同士が助け合う、理想の社会が実現できています。
そんな大人たちの姿を、子どもたちは見てくれています。
読売テレビ「ゲキツイ」で紹介してくれました。
しんどい時は誰かに支えてもらって、
元気になったら次の誰かの支えになる。
自分一人で生きていたら、
出会えなかった人と出会える。
誰かにもらったやさしさは、
自分の分のやさしさを足して、
次の誰かに手渡していく。
目には見えないぬくもりで、社会全体をあたためていく。
それが「まちづくり」の本質なのかもしれません😊
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