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「まちづくり」の本質をまちがえてはいけない

子育てに悩む当事者が集まって始まった私たちの活動。
12年目になりました。

当時の赤ちゃんは、中学生になりました。

コツコツとやってきたことが「こういうことか!」と結果を出しているので、ある一日を振り返ってみます。

子育て応援!
フードパントリー茨木 

「もったいない」を「ありがとう」に。

企業や市民の皆さんからいただいた未利用食品などを、今、お困りの家庭に届ける活動です。

2022年9月現在 約30家庭に届けています

「お供えもの」は日持ちがするものが多く、おてらおやつクラブさん、おさがりねっとさんなどが、おさがりを届けてくださっています。

金光教大阪センターさんから、おさがりが届きました😊

こんなに沢山!!
お肉の缶詰まで💖

「親子が喜ぶものを」と、お供えをする時に意識してくださっているそうです😭
なんて嬉しい!!

もちろんみんな大喜び!!

『ママさんと、子どもたちが喜ぶプレゼントを』
毎月、よしこさんが届けてくださるのはこちら。

「よしこさんの服で1年過ごしている」
そんなママさんも

もともと、新聞記事を見て連絡をくださったよしこさん。
まだお会いしたことがないのに、ママさん&子どもたちの成長を見守ってくれています。

さらに今回は、お米の物語も素敵すぎました!
まずは、香川県から届いたこちらのお米。

大阪から移住された、子育て中のご夫婦が茨木まで届けてくれました💕

『子育て、食、健康、SDGs…。
自分で主食のお米をつくれなくては、語れない』

自分たちでお米をつくれるようになったので、届けてくれました😍

そして、けいこさんから届いたこちらのお米!

どれだけ素敵な物語がつまっているか、ぜひ読んでほしいです!
↓↓↓

【本物のコシヒカリでみんなが笑顔に】 新潟でもご活躍の災害支援フェニックス救援隊Pheonix...

Posted by 森 啓子 on Saturday, September 17, 2022

83歳で現役でコシヒカリをつくっている遠藤さん!
お写真から「いい人!!」というのが伝わってきます!!

ありがたすぎる…!!

さらに、さらに。
「自転車に取り付ける子ども用のイス、いりますか?」と、メッセージをくれた内田さん。

ちょうど、子どもを自転車に乗せる時だけ、ママ友に自転車を借りていたママさんがいたので、「ほしいです!」と即答。

内田さんは大阪市なので、受け渡しに調整がいるのですが、
内田さんの職場が金光教大阪センターから徒歩圏内だということが発覚(笑)

おさがりと共に届けてくださいました😊

その他の赤ちゃんグッズも
すぐに必要な赤ちゃんのもとへ

私たちが大切にしていることは、「物をわたす」ではなく「心をつなぐ」です。

渡す時に話を聞き、取りに来てもらった時は、その場にいてる人と人のつながりをつくっています。

ママさんたちは、物資を選びながらおしゃべりを楽しみます。
その間、学生ボランティアがお子さんと遊んでくれます。

学生さんは座学では学べない、子育てや社会について知ることができます。

中学生の娘さんを連れてきたママさんもいました。

『見ず知らずの私たち親子のために、
こんなにもやさしい気持ちで支えてくれている人がいるんだっていうのを、
言葉ではなく、体験として知ってほしくて。

親だけで子育てをやってるんじゃない。
親以外の人も支えてくれているって知ってほしくて』

以前、こんなメッセージをくれたママさんもいました。

どうかメッセージお伝え願えますか ↓

暖かい応援下さった皆さまへ
この度は本当に、有難う御座います。

自分では到底どうにも手が届かない良い品物を使って生活させて頂けること、すべて皆さまの暖かいお心と慈悲のお気持ちのおかげで、どう感謝申し上げて良いのか分かりません。

叶うことならお一人お一人、直接にお礼申し上げたいです。

きっと私のような同じような立場の方へ、ためらうことなく手を差し伸ばされ続けるのだと思うとその尊さに胸を打たれます。

そして自分もまたそのようでありたいと強く心に刻まれます。

今このように皆さまに支援されてやっと、心身のやりくりが出来ている半人前ですが、それでも社会の役に立ちたいという気持ちで日々生きています。

まずは子どもを責任持ってよく育てること、そして自分が子どもの犠牲にならずに子どもと関係無いところで自分の幸せを保つこと、そして自分の命を通じて目の前に現れる方々へ少しでも良い変化をもたらしていきたいと思っています。

皆さまに応援頂いている命を大切に、心身修行を重ねていきたいと強く思います。

お金はありませんが、守られてきた命はあります。

私でも出来ることがあれば、お力になれることがあれば、いつでも皆さまと共にあらせてください。その時のために、役立てる自分であるよう努めて生きていきます。

この度は本当に、有難う御座います。

その他にも…

いつも受け取るばかりの私。
その事について自問自答しました。

私には経済的な余裕もないし、健常者でもないので、体力もない。

それでも今の私にだってできることはないかと考え、

自分が住んでる
団地の掃除をしました。

この時期ですので、
虫や、くもや、
くもの巣が凄いです。

団地の電球は虫だらけだったので、早速その一つ一つ6世帯分の
掃除をし、廊下やエレベーターの掃除をしました。

すると高齢者の方々から
「電球は届かなくて掃除ができないから助かったわ〜 ありがとう」とニコニコ笑顔でした。

受け取る事を重ねていく中、今の私にも何かできないのか⁉︎と考えさせてもらえるきっかけを頂きました。
これからもちょっとした事ですが団地の掃除をしていきたいと思います。

私たちは、若年者向けのシェアハウスもしています。
現在満室ですが、シェアハウスの住人同士で切磋琢磨し合い、成長しています。

高校生は肉もさばけるのでなんでも作れる
大学生は研究&バイトに追われながらも自炊
住人同士で助け合い

縁のない者同士が助け合う、理想の社会が実現できています。

そんな大人たちの姿を、子どもたちは見てくれています。

読売テレビ「ゲキツイ」で紹介してくれました。

僕達の家族を助けてくれてありがとう。
お父さん、僕にはいないけど僕は全然さみしくないです。

なぜなら、お母さんや弟、辻さん達、みんながいるからです。

僕は、みんなが大好きです。
辻さんが大好きです。

これからも、僕達、家族のことを守ってください。

僕が大人になるまでお母さんの事をお願いします。

しんどい時は誰かに支えてもらって、
元気になったら次の誰かの支えになる。

自分一人で生きていたら、
出会えなかった人と出会える。

誰かにもらったやさしさは、
自分の分のやさしさを足して、
次の誰かに手渡していく。

目には見えないぬくもりで、社会全体をあたためていく。

それが「まちづくり」の本質なのかもしれません😊



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