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カンボジアのお盆 プチュンバン

皆さんこんにちは。カンボジア事務所の溝口です。最近、友人に勧められていた電子書籍に手を出し始めました。ずっと読書は紙派だったのですが、これも悪くないかなと思い始めています。
 
さて9月も半ばに入り、カンボジアでは日本のお盆にあたるプチュンバンが始まっています。お盆の期間は15日間あり、最後の3日間が祝日として定められています。
 
仏教国のカンボジアでは、この間に7つのお寺をまわると来世で良いことがある、もしくは7つのお寺をまわらないとその一族は災難に合うなどと言われています。現在では、こんなにたくさんのお寺をまわる人は減ってきているようですが、それでも親戚総出で、先祖が祀られている地域や、親戚と関係がある地域のお寺を訪れるのが一般的です。

写真1: シェムリアップ州にあるお寺

ドレスコードみたいなものはありませんが、女性は白いブラウスに長スカート、男性も白シャツにズボンといったいつもよりフォーマルな格好をしていくのが一般的です。カンボジア人なら皆持っているクロマ―(スカーフ)も欠かせません。
 
日の出前から僧侶へ捧げるための食事をつくり、それぞれをお弁当箱へ詰めて出かけます。一つ気を付けなければいけないのは、お寺でのマナーです。過度な露出は避け、お坊さんへ触れないように気を付けます。特に女性がお坊さんへ触れてしまうと、これまで積んできた修行が全て消えてなくなってしまうので、礼儀を守ることが大切です。

写真2:お寺でおかずごとに持ってきた食事を分けているところ

普段は首都のプノンペンや、都市に住む人々が地方へ帰省するこの時期。いつもは人で溢れている首都プノンペンが静かになり、プレアビヒア州のような地方が帰省する人で心なしか賑わっているような気がします。シェアのスタッフも実家へ帰ったり、子どもを親戚に見せに行ったりと思い思いに過ごすようです。たくさんの人々がカンボジア中を移動するため、交通事故が多くなるのもこの時期でもあるため、気をつけて過ごしてほしいと思います。

*応援よろしくお願いいたします*
カンボジア事業支援

シェアカンボジア現地駐在員 溝口紗季子

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