米妮

児童福祉施設の職員。記事の内容は所属と関係ありません。 #社会福祉士 #日本語教師養…

米妮

児童福祉施設の職員。記事の内容は所属と関係ありません。 #社会福祉士 #日本語教師養成講座420時間修了#多文化共生 #児童 #教育#中国文学 #中国語

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公開するための日記(2022年9月14日)

だいぶ長い間筆が止まっていた。このままnoteは閉めてしまおうかと思ったくらいだ。 理由はいくつかある。 ① 仕事で報告書や記録、実習指導のコメントなど書く機会が増えたためプライベートの時間まで文章を書く気持ちになれなかったため。 ② 一日の大半が仕事になるので仕事以外のことを書こうとすると、「こんなつまらないことを・・・」と自己規制が入るし、仕事について書こうとすると「守秘義務に抵触しないか」等と考えているうちに嫌になってしまうため。 ③ 間が空いてしまったので単純にルーテ

    • 精神保健福祉士

      社会福祉士と同様にソーシャルワーク専門職としてもうひとつあるのは「精神保健福祉士」 精神保健分野のソーシャルワークを担うことができる資格だ。 児童養護施設で働いてみて感じたのは、措置されてくる子どもは多かれ少なかれ心に傷を負っているということ。自己防衛するために他人を遠ざけるような言動をしてみたり、自分の殻に閉じこもってみたり・・・そういう分かりやすく表現する子もいれば、施設のルールも守るし人当たりも良い、所謂「よいこ」にも隠れた一面があり、ふとした時に不穏な状態が現れた

      • 進路を決める時期

        5月から6月まで少し慌ただしい生活だった。子どもたちの学校の個人懇談・授業参観・子どもの支援と現在の状況について書く施設でのレポート、それから節目の学年になる子たちはそろそろ進路についても考えなければならない。 家庭で暮らす子どもにとっても進路について考えるのは大変なことだと思う。進学先の学校見学・就職活動などがあると思うが、施設で暮らす子どもたちも同様。学校を通じて進学先や就職先を見つけてゆく。しかし、大きく違うのは、どこで暮らすかという事も必須で考えなければならないとい

        • 架僑 中国を第二の故郷にした日本人

          いつも借り物の見出しフォトであるが、今日は中国風味の写真をお借りした。そろそろ中国もしくは台湾に飛びたくなってきた。足掛け3年近く出来ないと、少し寂しくなる。私は出国審査を終えて搭乗するまでの時間が何より高揚する。空港で出国審査が終わった後のホッとした感、旅行が始まるぞというワクワク、搭乗までの時間を飛行機を眺めながら過ごせる充足感・・・あぁ、旅立ちたい。 私と中国・台湾との付き合いは時間だけは長く、もう25年に及ぶ。その間、語学をやってみたり文学を勉強してみたりいろいろし

        公開するための日記(2022年9月14日)

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          社会福祉士の認定制度

          職能団体の基礎研修2年目を受講し始めた。 とにかく、まぁお金がかかるシステムになっている。1年の受講で数万円が飛んで行き、受講予定が毎月がっちり決められている。もし、その日に受けられなかったら近隣県で協定を結んでいる県の講義を受講して代替できるようにはなっているのだが、それでも別途受講料がかかることになっている。年間のカリキュラムで受講料が決められているのに、数千円とはいえ、受講する県が変わるだけで別途費用がかかるのはちょっと腑に落ちない。 そして10回のオンライン講義で

          社会福祉士の認定制度

          ミチルさん、今日も上機嫌

          読書は好きだが、集中して読むことが少なくなった。少し歯ごたえのある内容だと、細切れでは理解が進まず中年女子ありがちな「過去に読んだ本を読み返す」と一点張りとなってしまい・・・あぁ、すでの回想法の対象者かよ、と自己ツッコミをしている。 そんな中。久しぶりに本を購入した。 原田ひ香の「ミチルさん、今日も上機嫌」 著者である原田ひ香はワタシより2つ年下。ミチルさんは私より設定年齢が2つ上。作品の設定が10年前くらい。 そのミチルさんは離婚・無職の45歳、色々なしがらみから解き放た

          ミチルさん、今日も上機嫌

          公開するための日記(2022年4月下旬)

          4月は慌ただしい。上旬ほどではないけれど学校関係が動き出すので、それにつれて今後の予定をお知らせするプリントが毎日のように来る(様々な年齢・学校の子がいるので) ゴールデンウィーク(すでに入ってしまったが)が1学期の中休みとなるので、その前に学校は保護者との関係を作るべく、学年懇談会・授業参観・個人懇談を設定してくれる。それらに保護者代わりとして参加する。少子化なのか1学年のクラス数が少ないので2クラスくらいをハシゴする。同じ学年だと部屋が隣同士という場合が多いので、交互に

          公開するための日記(2022年4月下旬)

          愛情の量のバランス

          自分自身も子育てをして、今また他人様の子どもたちを養育する仕事をしていて感じていることがある。 それぞれが必要としている愛情の量のバランスが崩れると、不具合が出やすいということだ。 仮に親もしくは養育者は子どもに対して愛情を注ぐ側とする。子どもは愛情を受け取る側とする。 受け取る側は心の中に容器を持っていて、愛情が注がれるとその容器がだんだんと満たされていく。 容器に水を貯めることを想像してほしい。 水で容器が一杯になると水があふれだす。あふれだすと周りが水で濡れてしまう

          愛情の量のバランス

          公開するための日記(2022年4月上旬)

          4月になった。私は花粉症とは無縁なので俄然アクティブになっている。 なぜなら、デジカメを買ってしまったのだ。 私はクリエイティブな人間ではないのだが、あぶく銭が入ってしまったものだから、つい買ってしまった次第。 今のスマホはカメラの性能も良くて、SNSに上げるのもLINEで人に送るのも簡単で、それに比べるとデジカメは不便。 PCに取り込む(なぜか私のPCがデジカメのSDカードを認識してくれない。いまだ解決していない。)のもある意味二度手間。 まぁ、それでも買ってしまったのだ

          公開するための日記(2022年4月上旬)

          バンドエイド貼って。

          今日、3歳児が着ていた服は菜の花色のコットンワンピース。当院に措置される前にいた乳児院でボランティアさんが縫ってくれた物。下に履いていたスパッツが落ち着いた色合いのパステルグリーン。菜の花が歩いているようで可愛かったのが今日の癒し。 幼稚園児から小学生、中・高と幅広い年齢の子がいる施設だが、よく頼まれるのが「バンドエイド貼って」 この依頼は幼児から小学生、または中学生女子に多い。 変化技として「湿布貼って」というのもあるが、職員から見て「これは必要だ」と思うようなときは、職

          バンドエイド貼って。

          夜の仕事

          我が職場は24時間営業の入所施設なので、当然、仕事には夜勤・宿直がある。 この仕事に就いて1年ちょっと。ようやく夜勤・宿直にも慣れてきた。最初は寝られないというだけでプレッシャーだった。(私はロングスリーパーなので、できれは7時間以上は寝たい)それから夜中の施設は率直に言って怖い。特にクリスマスシーズンは廊下に飾られたツリーを何度人影と勘違いしたことか。そういう怖さも何となくクリアし、物音がしてもあまり驚かなくなったし、むしろ物音がしたら音源を確かめに行くようになった。これ

          夜の仕事

          公開するための日記(2022年3月下旬)

          桜が満開の季節になった。三月下旬の日記が書ける。 三月下旬は本格的に退所が進み、数日に1回はお見送りをしていた。中にはいろいろあって結局措置延長になった子もいるけれど。 各家庭に卒業式・入学式のお知らせをしたり、入学準備の買い物をしたり名前を付けたり。この時期は子どもを育てる場所なら家・施設に関わらずバタバタと忙しいと思う。加えて退所児童の荷物整理を手伝ったり、次の住まいへの引っ越しもある。また入所児童がいれば入所準備。日用品や服の準備など。3月に関わる全ての異動は、その

          公開するための日記(2022年3月下旬)

          ワインを買った

          先日、あるワインを購入した。その産地は、皆に知られたワインの産地ではなく、正直なところ「こんなところで作られたワインがあったのか。しかも葡萄から」と驚いている。まぁ、ちょっとした縁でそのワイナリーを知り、購入した。 そのワインのぶどうは岐阜県多治見市の多治見修道院 そこで作られた葡萄からワインを作っているのは社会福祉法人AJU自立の家 小牧ワイナリー 社会福祉法人が経営するワイナリーだ。このワイナリーの事業内容は以下の通り(引用) 「ななつぼし葡萄酒工房」(就労継続支

          ワインを買った

          公開するための日記(2022年3月中旬)

          休みがあったので、中旬もめでたく書くことが出来る。 24時間営業の仕事ゆえ、休みは固定ではなく、年間の休日を一定のルールにのっとって振り分けるのだが、ときどき休みが取れていない時がある。今月はその調整月でもあるので1ヶ月の休みが1日多かった。そのうえ年休を1日申請していたので通常10日の休みが12日もあった。お彼岸が身内の祥月命日なので希望休を出したところ、思いがけなく4連休が設定されてしまって長い休みとなった。 この中旬という期間は子どもたちの卒業の時期に重なっている。

          公開するための日記(2022年3月中旬)

          社会福祉士の基礎研修1年目が終わった

          少し前のことになるが、社会福祉士会の基礎研修Ⅰが無事に修了できた。この基礎研修はⅠ~Ⅲまであり、これを受けておくと、社会福祉士として出来る仕事が増える。自分の可能性を広げるためにも基礎研修は受けておくべきだと判断して受講を決めた。 社会福祉士は私が思うに「足の裏の米粒」なのだ。福祉で仕事をするのなら取らなければ気持ち悪い、さりとて取ったところで食えない。その理由は、多分、守備範囲の広さにあると思う。この資格、ライセンスホルダー自体も少ないのだが、分野が広いので人材が薄い。業

          社会福祉士の基礎研修1年目が終わった

          公開するための日記(2022年3月上旬)

          先月は前半・後半で1ヶ月を分けて書いたが、今月は10日までとなったので「上旬」とした。「中旬」「下旬」があるかどうかわからないけれど。 3月上旬は気持ちがブレブレな期間だった。社会人として大変恥ずかしいことをしてしまったからだ。それは何かというと「転職未遂」。「未遂」とあるように結果的には転職せず、現職にとどまっている。 転職自体は思い付きではない。私が考える仕事を現職では出来ないのではないかということを半年くらい前から考えていた。入所施設は生活援助のウェイトがどうしても

          公開するための日記(2022年3月上旬)