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シャンティライフRYT200規格取得の話

国際的なヨーガインストラクター資格で一番メジャーなのがRYT200。
昨年この講座を開催できるスクールの認定を取得した時の話を書き残してみます。

あ、先にお知らせです。
2024年1月スタートの第2期土曜日コースの早割期限が今月末(10/31)までです。
下の画像をタップするとシャンティライフのHPにジャンプします。
講座風景を紹介するショート動画もあります。

検討中の方、まずは個別相談会をおすすめします。
RYT個別相談会 | シャンティライフ (shanti-life-jp.com)
本カリキュラムはZoomでの参加が可能となりました。

第1期のみなさんはカリキュラムも最後の方に入っています。
私も同席していますが、みんな教えるスキルが相当進歩してます。
最初はペアの相手の足を動かすガイドすらままならなかったのが、
今では自分で30分のクラスのシークエンスを自分で考えて、だんだんスムーズに指導できるようになってきています。素晴らしい!!
生徒同士の教え合いっこの時間をたくさん確保しているので成果が確実に出ていますね。

認定取得の話に戻ります。
現在RYT200のコースは旧規格と新規格が混在している状態です。
きっと見分けが難しいだろうな・・・
今年いっぱいで運用終了となる旧規格でのスクールがどうこうとかいう話はするつもりはありません。
来年2024年1月からは新規格のみに統一されます。昨年この規格(「RYS200」とは"RYT200のカリキュラムを提供できるスクール"という意味)を取得しました。旧規格でのスクール認定はすでに受付していなかったので、新規格での取得。

妻と二人三脚、ヨーガアライアンスの規格(当然英語)を熟読し、何を準備すればよいのか、どんな手順で申請するのか、そんなところからスタート。
コンサルなんていません。
新規格での取得になるので、他のスクール(旧規格のものなので)の情報は参考程度。
4つのジャンル、12のコアカリキュラム、そしてその中身で抑えなければならないトピック。各トピックの最低実施時間の規格を踏まえた200時間の中身の割り振り。
そこから教科書作り。シラバス作り、ポリシーなどなど、いろんな文書作成。最後はヨーガアライアンスへの申請。
なんとかやりきりました。

完成した教科書は2冊

申請すると、後は審査待ち。
教科書をパワポ化する作業をしながら待つ。
質問が返ってくる。でもそんな致命的な変更は必要なかった。
・各トピックの中で、時間の配分が1項目で大きくなっている部分を詳細にテーマ化
・アーユルヴェーダのトピックの取り扱い変更(「聖典」のトピックではなく、「任意」トピックへ)
シラバスと申請メニューを変更して再審査へ。無事合格。
昨年スクール認定。今年の1月から第1期スタート。

他のスクールさんも今年中に新規格への乗り換えが必須なので
まさに今がんばっているところでしょうか。
あきらめて認定返上するスクールもあるかもしれませんね。

振り返ってみると、充実していて意外と楽しかった。
しかも会社員でのスキルやセンスがかなり役に立った。
前職にてJIS Q9100(ISO9001の上位規格、航空宇宙防衛品質管理)の規格取得をしました。ISO事務局長として。会社全体を巻き込んでプロジェクトを進める大変さはないので、今回の方がずっと楽。
前々職は外資系医療機器メーカーの技術屋。文書類はたいてい英語。
そしてこれまで学んできたヨーガ、ヴェーダーンタの知識を自分なりに文書化、まとめる作業。頭の中の整理になりました。サンスクリット語には勝手にこだわってみたりして。アーサナ名とかね。

そしてシャンティライフではスタジオでの対面100%クラスで実施していますが、なんと今年の7月。突然ヨーガアライアンスからの連絡。
「対面クラスと同期オンライン(Zoom等)を選択可能にします」って。
うーん、コロナ対策で期間限定の暫定処置としてオンラインクラス可になっていますが、そっち寄りに規格変更してきた。。。
”オンライン”=Zoom等での同期クラスや、ビデオ学習のような生徒のペースで進められる形態(非同期クラス)

シャンティライフのような小さな田舎のスタジオには不利じゃない?
だって、場所関係なく受けられます、ってことだから。
世界中どんな人にも、講座を受けられるようにしたい、っていう考え方は分かるが。大手に集中していくのでは?と思えてならない。
有名なスタジオや参加費の安いクラスに目が行っちゃうよね。
が、悪い方に想像しても仕方ない。
ヨーガアライアンスに問い合わせをして、本件の変更に関する再審査は不要との回答をもらい、シャンティライフもZoomでの受講可としました。

シャンティライフのRYT200の特徴。
・教えるスキルが確実に身につく。卒業後、即クラスを実施できるレベル。
・講師との密なコミュニケーション(非同期クラスはゼロ時間です)
・学べるアーサナのジャンルが幅広い
・ヨーガの聖典の解説が分かりやすい
・動画を使った、ビジュアルで理解する解剖生理学
こんな感じでしょうか。

一言だけアドバイス。
せっかくお金と時間をかけるんだから
信頼できる先生から、充実した内容で、スキルアップできるものを選びましょう。特に200時間という大きな時間、有効に使いましょう。

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